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東方全愛記  作者: 神夜 晶
呪い編
22/181

第20話 『人形遣いと桜』

どうも、神夜晶です


今回はアリスです


何をさせよう・・

取り敢えず、ぼのぼのを目指します(´・ω・`)


でわ、どうぞ><

黒猫が桜の元に現れてから数日が経った

あれから黒猫は毎日来るようになり

桜も黒猫が気に入っていた

しかし、今日は黒猫が来なかった

その代わりと言ってはなんだが

新しい来訪者が来ていた

コン!コン!



「桜、お邪魔するぞ~」



「ちょっと、勝手に入って良いの?」



「良いんだぜ

桜は優しいからな」



「優しくても家主が開ける前に入るって

マナーとしてどうなの?」



「は~い」



「おっす、桜」



「あ、魔理沙さん

それと……?」



「あぁ、こいつは魔法使い仲間で」



「アリス・マーガトロイドよ

宜しくね

魔理沙からは話を聞いてるわ

貴方も大変(魔理沙と霊夢の行動に)なのね」



「はい、宜しくお願いします

私の名前は神呪桜と言います

魔理沙さんからですか?

大変……ですか

確かに大変(人生が)ですね……」



アリスは魔理沙が強引に連れて来て

桜と出会わせたようだ

お互いに友達が少ないと魔理沙からの計らいだろう

アリスと桜は会話の一部が違っていた



「そうなのね……

苦労したんじゃない(魔理沙と霊夢の対応に)?」



「はい、苦労しましたね……

最初は失敗ばかりの苦労の連続で泣きそうになりましたけど

でも、色々な方達の支えで

今の私があります(ドヤァ)!」



「そ、そう……

(ねぇ、魔理沙)」



「(何だ?)」



「(ドヤ顔可愛くない?

後、話し方が丁寧だし

本当に男の子なの?)」



「(そうだろう?

あぁ、男で間違いないぞ)」



「あの~……」



「あ、あぁ

ごめんなさいね

魔理沙が何時も一人で寂しそうだから

話してやれって五月蝿くてね

だから私が貴方と話す事になったのよ」



「お、おい!アリス!?」



「そうでしたか……」



アリスが溜め息混じりに話し

手を上げて「やれやれ」と言った感じだった

本当の事を言われ魔理沙は赤くしていた

その事を聞き桜は笑顔になりながら魔理沙を見ていた



「あ~……

今日は私と霊夢は用事があるからな

明日からじゃないと、来れないから

その代わりを用意しただけさ

そ、それじゃあな!」



「あ、魔理沙さん!

有り難うございました~!」



魔理沙は用事があると言って

駆け足で玄関に向かい出て行った

その背に桜は礼を言った



「律儀なのね」



「そうですか?

私の事を思ってくれての事ですから

お礼を言うのは当然ですよ

アリスさんも今日は来て頂いて

本当に有り難う御座います!」



「気にしなくて良いわよ

前々から魔理沙からは話を聞いていたから

会って見たいと思っていた所だったのよ」



「そうなんですか?

私の事を……

何と言ってました……?」



「う~ん……

良い事ばかりね

寧ろ悪い事は一つも無いわ」



「そ、そうでしたか……

魔理沙さんに

不快な思いをさせてなくて良かったです」



「……

(どんだけ優しいのよ

優し過ぎるわね

優しいが故に脆いか……

誰かに裏切られて精神が崩壊しないと良いけど

そういう日が来ない事を祈るわ)」



「どうかされました……?」



「いえ、何でもないわ」



アリスは桜の心を心配していた

信用していた者に裏切られ

精神が破壊されないようにと

一度でも裏切られれば

優し過ぎるから脆い

故に脆過ぎて精神崩壊は免れないだろう

そうならない事をアリスは祈っていた

それから二人はテーブルに座り

紅茶を飲みながら話していた



「そうなの」



「はい、そうなんです!」



二人は色々と話していた

桜は自分の事を

アリスはケーキや紅茶の入れ方などを教えていた

それから時間が経ち時刻は昼になっていた



「あ、もう昼ね」



「本当ですね

アリスさんさえ宜しかったら

家で食べていかれます?」



「良いの?

邪魔じゃない?」



「はい!

お邪魔ではありませんよ

一人暮らしなので

一人で食べるより二人で食べた方が美味しいですから!」



「そうね

なら、頂こうかしらね」



「はい!

御希望とかはありますか?」



「特には無いわ

桜のお勧めを、お願いするわ」



「分かりました!

腕によりを掛けて作りますね」



「えぇ、期待してるわ」



「はい!」



そう言って桜は作り出した

桜が作ったのは最近になって覚えた料理ばかりだった

茄子のチーズと味噌炒めや

他にも色々と作っていた

そして、料理が出来上がり

二人はテーブルに座り食べ始めた



「「いただきます」」



「美味しいわ……」



「本当ですか?

有り難うございます」



「えぇ、美味しいわ

私も料理はするけど

此処まで食材の旨みを引き出すなんて……

凄いわね」



「私はまだまだですよ

アリスさんの方が

きっとお上手ですよ?」



「謙遜しなくても良いわ

此処まで美味しいと

お店を出せるわよ」



「謙遜はしてないのですが……

私は、まだまだ下手ですよ

これから頑張っていくつもりです!」



「そう……

まぁ、頑張りなさい」



「はい!」



「(褒められても

絶対に謙遜をする

食べる仕草も綺麗

全てが整っているわね……

そう、呪いを除けばだけど……」



桜はアリスに褒められて謙遜していた

料理が出来ない者から見れば嫉ましいだろう

アリスは桜を見て色々と考えていた

それから二人は食べ進めていった

昼食も終わり居間で

ゆっくりしている時間を過ごしていた

桜は宴会の時にアリスを見ていたのだが

その時に見た人形が見てみたいらしい



「お願いします!」



「えぇ、良いわよ

上海挨拶」



「……」



アリスが宙に浮いていた上海を桜の元へと動かした

それを見て桜は目を輝かせていた

そして、桜の元へ来て頭に乗っかった



「ちょ……

そんな命令してないんだけど?」



「え? そうなんですか?」



「えぇ、どうしてかしら……?

(桜が……?

いや、ありえない

それとも……上海に意思が?

上海に魂が宿ったとか?)」



「……」



上海は桜の頭から降りて肩に乗っかった

桜は上海が気に入ったのか頭を撫でた



「可愛いですね♪」



「そうでしょう?

自慢の人形よ」



「はい!」



「シャンハーイ」



「どうしたの?」



「?」



上海が突然喋った

それを見て桜とアリスは首を傾げていた

すると、上海が桜の頬にキスをしていた



「え……?

上海がキスした……

(家に帰ったら調べる必要があるわね

それか、魔界に帰ってママに手伝ってもらおうかしら)」



「……(カァァァ)」



上海がキスした事により場の空気は一変した

アリスは上海に関して

桜は人形にキスされ赤面していた

上海は何時通りに表情は無いのだが

何処か嬉しそうな雰囲気を出していた

それから二人は沈黙が続いたが

夜になりアリスは夕飯を食べていき帰った(全速力で)

桜は、まだ上海にキスされた事を思い出しては赤面していた

夜には中々寝付けない桜だった

どうでしたか。。。?


最後が無理やり感があるwww


まさかの上海にまでフラグ!?

上海の視点でも書けば良かったかな。。。?


書いて欲しい人・・・居たりしますw?


居ないですよね≧(´▽`)≦


すみません、ごめんなさい。。。


でわ、また次回に><


最近は寒くなって来たので

風邪には十分注意しましょう!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 桜もそうだけど、作者さんの後書きが可愛すぎて萌える!ほんとに好きです! 一気読みしちゃおうと思います!
2022/08/03 22:22 れもんぷりん
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