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東方全愛記  作者: 神夜 晶
呪い編
21/181

第19話 『桜と黒猫』

どうも、神夜晶です


今日は・・・分かりますよねw?


おはようございました。。。


オレンジが出ます


すみません、ごめんなさい。。。


でわ、どうぞ><


(藍は出ません)

レティが来てから数週間という時間が経った

春も次第に夏に変わっていき

木に咲いている花びらが散っていくのが分かる

そんな初夏なり掛けの時だった

桜は今日も平和な日常を過ごしていた



「う~ん……

もうちょっと砂糖を入れた方が良いでしょうか

でも、余り甘くし過ぎますと変になりますし

このままにしましょう」



桜は料理の途中だった

昼からは霊夢と魔理沙が来るので

その準備をしていた



「今日こそ魔理沙さんに

お魚を食べてもらわなくては!

矢張り骨を取るのが面倒なのでしょうか……?

今日、聞いておきましょう」



桜家の食卓に出る魚は桜が調理する為に食べやすいのだが

何故か魔理沙は手を付けなかった

それから、桜は料理を終わらせてテーブルに並べた

丁度良い時に二人が、やって来た



「「お邪魔するわよ(ぞ)」」



「はい、いらっしゃいませ!

今、出来上がった所ですよ

冷めない内に食べて下さいね」



「お~

タイミングが良いな」



「そうね

さっそく頂きましょ」



三人はリビングへと向かい

それぞれが椅子に座り食卓に着く

魔理沙は魚を見た瞬間に

誰にも気付かれずに表情を歪ませていた



「「「いただきます!」」」



「沢山食べて下さいね

まだまだ、おかわりもありますから!」



「そう、なら食べさせてもらうわ

魚、うまうま……」



「ふふ、良かったです(チラッ)」



桜は、おかわりがあるから

沢山食べてと言った

それに対して霊夢は、おかわりする気、満々だった

桜は横目で魔理沙を見た



「う~……」



魔理沙は箸をカチカチと音を鳴らして

開いては閉じ開いては閉じを繰り返していた

つまりは魚が嫌いか苦手だと分かる

それを見た桜は少し寂しそうな表情をしていた

二人を見兼ねた霊夢が魔理沙に質問した



「魔理沙、どうしたの?

何で魚食べないの?」



「あ~……

実はな……

私ってば洋食派だから

魚とかって余り好きじゃないんだ

まだ家に居る時は食べれたんだが

一人暮らしになってからは食べなくなったし

洋食に変わったからな

余り箸が進まないんだ」



「ふ~ん……

骨があるから嫌だって訳じゃないのね?」



「あぁ、骨は大丈夫だ

味というか何というか

和食の魚は苦手なんだ」



魔理沙は洋食派なので苦手と言った

決して骨があるから面倒とか嫌だとかじゃないそうだ

それを聞いて霊夢は……



「だ、そうよ? 桜」



「え? あ……」



「そうだったんですね……

すみません、魔理沙さんの意見も聞かずに

お魚を出してしまって……

次回からは洋風にアレンジしてみますね!」



「いや、私の方こそ言わなくて悪かったな

あぁ、そうしてもらえると有り難い」



「はい、任せて下さい!」



「おう、任せるぜ!」



「なら、その魚貰って良い?

食べないんでしょ?」



「あぁ、良いぞ」



「やった!

魚、ウマウマ……」



「ふふ、霊夢さんが美味しそうに食べるので

私も作った甲斐があるというものです

美味しく食べてもらうのが

私の幸せの一つですから♪」



「「(笑顔が可愛い過ぎ!)」」



桜の言葉は何処から、どう見ても女性そのものだった

それを見て二人は心の中で可愛いと叫んでいた



「「「御馳走さまでした」」」



「あ~、食べた食べた」



「霊夢、食い過ぎじゃないか?

どんだけ魚好きなんだよ

5匹食うとか有り得ないだろ」



「有り得ないなんて事は有り得ない

誰かが言った!」



「格好付けても駄目だぞ

この食いしん坊め」



「あぁ? 今の言葉は聞き捨てならないわね

訂正しなさい……」



「何度でも言ってやる

この食いしん坊めが!」



「……(ブチッ)

表に出ろ……」



「上等だ、食後の運動には丁度良いんだぜ!」



「あ、あの……喧嘩は……」



「桜、御馳走さま!

これは喧嘩じゃないわ

じゃれ合いよ」



「そうだぜ、喧嘩じゃないぞ

一種の遊びだ」



「そ、そうですか……

お怪我は為さらないで下さいね」



「「えぇ(おう)!」」



そう言って二人は外に出て行った

外からは激しい音が聞こえるのは言うまでもない

それを聞いて桜は苦笑いをしていた

それから時間が経ち14時を過ぎた頃だった

桜が布団に入り読書をしている時だった

何故か縁側が気になって見てみた

其処には1匹の黒猫が座って居た

それを見て桜は立ち上がり猫に近付いた

猫は臆する事なく桜を見ていた



「あ……猫さんでしたか

初めまして、私は神呪桜と言います

貴方は、お腹が減っているのですか?」



「にゃ~」



「そうですか~

少し待っていて下さいね!」



「にゃん!」



桜は猫が腹を空かせていると思い

昼の残りの魚を皿に乗せて猫に差し出した



「私の味付けなので

美味しいかどうかは分かりませんけど

毒などは入っていないので大丈夫ですよ!」



「にゃ……」



猫は匂いを嗅いでから安心したのか食べ始めた

一口、また一口と食べ進んで行く

次第に皿は綺麗に魚が無くなり

皿に手を置き、おかわりを要求してきた



「ふふ、美味しかったですか?

有り難うございます

まだまだあるので

待ってて下さいね」



「にゃ~!」



それから猫は腹いっぱいになるまで食べていた

桜も笑顔で魚を食べさせていた

食べ終わった猫は腹いっぱいで眠いのか

桜の膝の上で寝ていたとか

撫でられた猫は気持ち良さそうに寝ていたのが分かる

その夜で八雲家の会話は何時もより話が弾んだらしい

どうでしたか・・・?


橙の言葉が無くて、すみません(;´・ω・)


霊夢は魚大好きっ娘です


魔理沙は洋食大好きっ娘です


でわ、また次回に><

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