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東方全愛記  作者: 神夜 晶
呪い編
20/181

第18話 『寒気と桜』

どうも、神夜晶です


感想に全愛記と氷娘伝が同じだったので

どちらも投稿してみようかなという結論に至りました。。。


投稿するのが何時になるのやら・・・w


今回は・・・タイトル見たら分かりますよね?

太ましい・・・ゴホっゴホっ


寒気の妖怪さんです


キャラ崩壊?しそうなので

御了承下さい><


でわ、どうぞ~

春雪異変が終わり

幻想郷は、すっかり春になった

人里の店では春に関連する食材や御菓子が売り出されていた

そんな中で桜は何時もと変わらない日常を過ごしていた



「矢張り春は暖かくて良いですね

洗濯物も直ぐに乾きますし♪」



桜は洗濯物の途中で楽しそうに干していた

異変の時は部屋干しだったので

その所為もあるだろう



「お日様が気持ち良いですね~

こんな天気ですと

寝てしまいそうです……

ふぁ~ぁ……

あ……(カァァァ)」



桜は手を上に上げ太陽を見て

気持ち良いと楽しんでいた

寝てしまいそうと言った傍から

欠伸が出てしまったので

赤面していた

そんな時だった

一陣の風が吹いた

ヒュ~……という音がした

しかし、その風は……



「ぴゃっ!?

つ、冷たいです……

先程の風は温かかったのですが

どうして今の風は冷たかったのでしょうか?」



「それは私が来たからじゃない?」



「え……?

誰か居るのですか?」



いきなり声を掛けられて

桜は辺りを見渡すが誰も居ない

そんな桜に再び声が掛けられた



「上よ上

空中を見てみなさい」



「上……」



上と言われて桜は上を見上げた

其処に居たのは白と青を強調した服を着て

頭にはドアノブカバーの様な帽子を被っていた



「こんにちは

貴方が桜ちゃんで良いかしら?」



「あ、はい……

あの、貴方は……」



「私の名前は

レティ・ホワイトロック

言ってしまうと冬の妖怪ね」



「冬の妖怪さんなので

寒い風が吹いたんですね~……

納得しました!

でも、今は春ですよ?」



「春だけど

まだ大丈夫なのよ

本格的な夏が来れば出て来れないけど

まだ大丈夫だわ」



「そうなんですか

妖怪さんも大変ですね……」



「ふふふ、慰めてくれるの?

随分と優しい子なのね」



「や、優しくないですよ?

夏も出て来れないとなると可哀想だと思って……」



「やっぱり優しいじゃない

それに夏は涼しい所なら出れるから平気よ

それと、桜ちゃんを知ってたのは

チルノちゃんから聞いたからよ

それに、もう直ぐ春も終わるし

その前に桜ちゃんに会っておこうと思ってね」



「チルノさんの、お知り合いですか?

それで私の家に来られたのですね

私に会いに……有り難うございます

此処で話すのはアレですし

家に上がって下さい

飲み物なら出せますよ!」



「そうさせてもらうわね

(チルノちゃんに聞いた通りに優しい子ね

大ちゃんも気に入ってたみたいだし

噂通りの子ね♪」



レティはチルノに聞いて

桜の元へと来たらしい

春が終わる前に会いたかったようだ

それから二人は家の中に入り

テーブルに向かい合わせで座り話し出した



「レティさんは雪女さんでしたか

道理で寒い訳ですね」



「えぇ、そうよ

能力は寒気を操る程度の能力よ」



「凄い能力ですね~」



「凄くないわよ

まぁ、寒さには強いけどね

例えば、この家を……(スッ)」



レティが自分の能力を話して

桜が凄いと笑っていた

其処に実験するかのように一指し指を出し

ヒュゥゥゥゥ……

桜は家の中の気温が段々と下がっていくのが分かった



「す、凄いですね……

くちゅんっ!」



「あ、ごめんなさいね」



実験をしたのは良いが

桜が風邪を引いてしまうので

レティは寒気を起こすのを止めた



「寒さを操るなんて

もし、夏に自分の身に寒さを纏えば

出られますね!」



「……それよ!」



「ぴゃっ!?」



「ご、ごめんなさい

その方法は思い付かなかったわ……

桜ちゃん有り難う!」



桜は夏でも出れるように

自分の身に寒気を纏えば出れると提案した

それを聞きレティは椅子を立ち上がり叫んだ

それを見て桜は驚いていた



「い、いえ

冬だけしか出れないなんて寂しいじゃないですか

なので、知恵を振り絞ってみました(ドヤァ)!」



「桜ちゃん……

本当に優しくて良い子ね」



桜は少し自分自身とレティを重ねてしまったのか

今まで、どうにかして夏でも出れないか考えていた様だ

その所為かドヤ顔をしていた

それを見てレティは笑みを見せていた

そんなレティを見て桜も同じ様に笑顔になっていった

それから二人は色々と話して行く内に辺りは暗くなっていた



「あ、もうこんな時間……

レティさん

お夕飯は食べていかれます?」



「え? 良いのかしら?

邪魔じゃない?」



「大丈夫ですよ!

2人分作るのも

それ程、変わりませんから!」



「ふふふ、それなら

お言葉に甘えて頂こうかしら」



「はい!

今から作るので

少し待ってて下さいね!」



「えぇ、楽しみにしてるわ♪

手伝う事があったら何でも言ってね?

これでも家事は出来るのよ?」



「そうなんですか~

でも、大丈夫ですよ!

レティさんは大事な、お客様ですから

お手伝いをして頂く訳にはいきません!」



「本当に良い子ね(撫で撫で)」



「はぅ……(カァァァ)」



桜は夜御飯の時間になり

レティにも、一緒にどうかと聞き

頂くとレティは言った

手伝うと言ったが桜が頑固な為に断念したが

気遣いが嬉しかったのか

桜の頭を撫で撫でしていた

それから約10分で二人分の料理を作り食べ始めた



「どれも食べて来た料理だけど

桜ちゃんの料理は

それに負けない様に美味しいわね

これなら、良いお嫁さんになれるわね♪」



「お嫁さん……(カァァァ)

わ、私は男の子ですよ……?」



「え!?

女の子じゃないの!?」



「は、はい……(シュ~)」



「そ、そうなのね……

(チルノちゃんと大ちゃんは

桜ちゃんの性別が分からなかったのね

道理で、お嫁さんに赤面する訳だわ

でも、お嫁さんでも似合うと思うけどね♪)」



レティは桜の料理を食べて褒めて

良いお嫁さんになれると言った

それに対して桜はトマト宜しく

超赤面していた

そのお嫁さん発現に撤回して

桜は男と教えた

レティは驚きながらも頷いていた

それから時間は進んで

レティが帰る時になった



「それじゃ、また会いましょ

そうね、正確には……夏ね」



「はい、私の言った方法で

出られれば良いのですが……

もし、駄目でしたら……

ごめんなさい……」



「良いのよ、提案してくれただけでも

本当に感謝しているわ

桜ちゃん……」



「はい?」



レティと別れようとした時だった

突然名前を呼ばれて首を傾げていたが

レティが桜を行き成り抱き締めた



「何故、一人なのかは知らないけど

元気出してね……

私が付いてるわ

だから寂しくなんてないわよ」



「レティさん……

有り難うございます……」



抱き締められた桜は赤面する事なく

美しい微笑でレティに礼を言った

そして、二人は別れをして

レティは夜の空へ

桜は自分の家へ入っていった

どうでしたか(;´・ω・)?


まさかのレティが夏に出現フラグw

夏の桜の家は快適らしいですよ!?

しかも、桜が居て万々歳・・

幻想郷行きたい・・・(ぇ)


でわ、また次回に><

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