第148話 『紅魔と神々』
どうも、神夜晶です
今回はレミリア達と神々です
でわ、どうぞ~><
戦いが始まり、最初に動いたのは咲夜だった
時を止めて、大勢の神を殺めていく
その綺麗な顔に血を付かせ、神々を殺す
まさに、“殺人姫”と呼ぶに相応しいだろう
咲夜の後に続くように、レミリアやフランも次々と神を屠っていく
だが、神々も黙ってやられてはおらず
神の中で最上位の者が動いた
その神の名は『素戔嗚尊』
天照の弟のスサノオノミコトだ
何故、こんな大物まで居るのか?
それは、天照より弱いからだ
天照の放った術式は天照本人でさえも、掛かってしまう
なので、天照より弱い神は必然的に術式に掛かるのだ
「あの娘は俺の嫁にしてやる!」
「お前に桜はやらないわよ!」
「桜は私達のだよ!」
「アンタ達も何言ってるのよ!
桜は私の恋人でしょうが!」
『はい……』
戦争中だが、桜は私達のと言ったのを霊夢に聞かれ、怒られていた
仕切り直して、スサノオとレミリア達が激突する
スサノオは神話でも知られる、草薙の剣を使う
レミリアはグングニル、フランはレーヴァテインを構える
そして、未来の桜に使ったスペルをスサノオに使った
「悪魔『スカーレットシスター』!」
「分身とは恐れ入る
だが、分身した所で俺には勝てん!」
「「「「勝つよ!どんな事をしてもね!」」」」
「フラン」
「「「「はーい!」」」」
レミリアに名前を呼ばれ、フランはスサノオから離れる
スサノオは「何だ?」と思い、固まっている所にレミリアがグングニルを放つ
「これで、くたばれぇぇぇえええええ!!」
「何だと!?」
そのまま、悲鳴を上げず、スサノオは跡形もなく消えた
此処で誰もが疑問に思うのが、レミリアは重要な神を殺したのか?
それは、ガイアと紫が現代に行き、先代天照達に話したのだ
今回の件を話したら、先代達は殺してもいいと言った
普通の親なら、自分の子供を殺してもいいと言わないだろう
しかし、戦争を起こしてしまっては弁解が出来ないのだ
例え、天照達が偉かろうとも、戦争をしたら全てが終わってしまう
「スサノオがやれるなんて……
たかが、妖怪に負けるとは……」
「天照様……」
「何ですか?
私のペットになる気になりましたか?」
「いえ、そうではないです
今の言葉、取り消して下さい」
「はい?」
桜は下を向いたまま、身体を震わせている
その理由は恐怖でも、武者震いでもなかった
それは、天照の発言による怒りだ
天照が言った、「たかが」の部分が許せないのだろう
「たかが、妖怪という言葉……取り消して下さい!」
『っ!?』
桜は大声を上げながら、取り消せと言った
それと同時に力も解放したのだ
圧倒的な力に天照も驚愕していた
「幾ら私を貶そうとも、構いません
ですが、種族による差別だけは許せないのです
取り消して下さい……!」
「では、掛かって来なさい
これは戦争、我を通す場所です!」
「でしたら……力づくでも撤回させます!」
「来なさい!」
こうして、天照と桜の戦いは始まりを告げる
先程の桜の言葉を聞き、妖怪である者達は自然と笑みが零れていく
何時しか、幻想郷の全員から緊張が解れていた
これも、桜による影響なのだろう
改めて全員は心強く思った、「必ず勝つ」と
スサノオを倒したことにより、スサノオの部隊は逃げ惑うしかなかった
自分達では勝てないと諦めたのだ
それを見て、レミリアはつまらそうなに舌打ちをした
「つまらないわね……(チッ)
頭を失くして、戦意喪失か
フラン、咲夜、逃げてても容赦しないようにね」
「「うん(はい)」」
二人に指示をし、一人として逃がさないようにする
酷なことだが、後々残っていては駄目なのだ
レミリア達は傷一つ負う事なく、敵の部隊を壊滅させる
そして、他の者の応援へと向かった
これから、神々の黄昏が更に激化していくだろう
だが、未来の桜の想いと現在の桜を守る為、各々は本気で迎え撃ちに行く
どうでしたか;;?
今回はスサノオが出て来ました
スサノオが出て来たという事は・・・
勘の良い方なら、もう分かりますよね?
次回は紫達です
でわ、また次回に!
追伸
皆さん、GW中に怪我とかしないように注意ですよ!
まぁ、私は家に引き篭もってますけどね(´・ω・`)
GWを楽しんで下さいね((´∀`))




