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東方全愛記  作者: 神夜 晶
異変解決編
148/181

第122話 『人魚姫と桜』

どうも、神夜晶です


今回はわかさぎ姫となります


どうやって来るんでしょうね?


でわ、どうぞ~

宴会から数日が経った

桜の家には新しい住居人が増えたようだ

それは……



「「……」」



「あの……」



桜は二人の喧嘩を見て、オロオロしていた

二人とは、こころと正邪だ

正邪は霊夢と紫が異変の真犯人として、罰を下す

それは、正邪を桜の家に住まわせることだ

霊夢は猛反対したが、桜は了承したので、本当に渋りながら許したらしい

そして、現在は……二人が喧嘩していた

喧嘩の理由はおかずの取り合いで、野菜炒めの肉が最後の1個だからだ



「お二人共、喧嘩は……」



「「ママ(桜)は黙ってて(ろ)!」」



「うぅ……」



「「うっ……」」



二人が声を荒げると、桜は涙を浮かべる

それを見て、二人は罪悪感が半端ではなかった

此処に霊夢が居れば……二人は只では済まないだろう

間違いなく、弾幕ごっこというお仕置きがプレゼントされる

二人は霊夢が怖いので、ジャンケンで決めたようだ

勝者は、こころだった



「いえーい!」



「ぐぬぬ……」



「(最初は驚きましたが

この家にも慣れてきたようですね

良かったですね、正邪さん♪)」



桜は楽しそうにする、正邪を見て自分の事のように喜んだ

今まで、碌な環境で育って来なかった

それを今では平和な環境で毎日を楽しく過ごしている

これを知れば、桜は喜ばずにはいられないだろう

そして、数日が経ち暇な日常を過ごしている時だった

今日は一人で過ごしていて、家で小説を読んでる時だ

行き成り、中庭にスキマが開いた

桜が気付き見てみると、スキマから人魚が出て来たのだ

これには桜も突然の事で、目をパチクリさせていた



「貴方が桜ちゃん?」



「は、はい、そうですけど……

(わ~……本物の人魚さんです!

綺麗な方ですね

段々と幻想郷も賑やかになっていきますね)」



「初めまして、私はわかさぎ姫って言うの

見ての通り、人魚よ

宜しくね、桜ちゃん!」



「はい、宜しくお願いします!

もう知ってると思いますが、神咲桜と申します

桜って気軽に呼んで下さいね♪」



「えぇ、そうさせてもらうわ」



桜は本物の人魚を見られ、嬉しそうにしていた

それもそうだろう、童話の本などでしか見られないのだから

誰でも会えば騒いでしまうのは仕方ないだろう



「わかさぎ姫さんは、どうして私の家に?」



「さっき怖い妖怪が来てね

此処に送られたの」



「怖い妖怪さん……ですか?」



桜は、わかさぎ姫の来た理由を聞いた

わかさぎ姫によると、怖い妖怪に送られたみたいだ

桜は首を傾げ聞き返した



「えぇ、と~っても怖い妖怪よ」



「そうなんですか……

ふふ、私はそうは思いませんけどね」



「そうかしら?」



「はい」



桜は誰か分かっているので、怖くないと微笑んだ

それから話は弾んでいき、二人は話に夢中だった



「それでね、鬼の魔力でこの前の異変は……凶暴になっちゃって

博霊の巫女にやられちゃったわ」



「そうですか……」



「でも、誰かを傷つける前に倒されて良かったわ

本当に傷つけてしまったら……私は私でいられなかったと思う」



「……」



本来、わかさぎ姫は虫も殺すのを途惑うくらいに優しいのだ

だが、輝針城の異変で鬼の魔力を浴び、凶暴になってしまった

人間や動物を殺す前に霊夢に倒されて、本当に良かったとわかさぎ姫は思う



「その点に関しては本当に感謝しているわ」



「ふふ、そうですか

本当に良かったですね」



「えぇ、本当にね……」



わかさぎ姫は初めて人間である、霊夢に感謝した

そして、夕方になり、わかさぎ姫は桜に送ってもらうことになったようだ

勿論、おんぶで送ってもらった

わかさぎ姫は普段、霧の湖に居るようだ

桜は暇な時に会いに来ると約束して、霧の湖を後にした

どうでしたか・・・?


桜はわかさぎ姫と仲良くなった!


桜は本物の人魚と出会って、嬉々した!


桜は初めて女性を抱っこした!


以上の3本で送り致しました((´∀`))


でわ、また次回に><

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