第121話 『桜と宴会』
どうも、神夜晶です
今回は輝針城の異変となります
少名をメインにしようかな?
取り敢えず、どうぞ~
雷鼓との戦いを終え、桜は霊夢の元へと向かった
霊夢は既に博麗神社に帰っており、輝針城に居た者達を連れて来ていたのだ
これは霊夢による、優しさだろう
異変を起こした者には容赦はしない
しかし、異変後になると、平等に扱う
例え異変を起こした者だろうと、関係ないのだ
「ふふ……」
「どうしたの?」
「いえ、矢張り霊夢さんは素晴らしいなと思いまして」
「き、急にどうしたの?」
「再確認しただけですよ」
桜は霊夢の優しさを見て、更に愛が深まる
霊夢は急に褒められ、顔を赤く染めていた
そして、数時間後に異変を起こした者達が目を覚ます
全員は宴会の途中で起きたようだ
外の宴会による騒ぎで起きたらしい
神社内から出て、外に出ると……全員には宴会が輝いてみた
一人一人が心の底から笑っているのだ
妖怪、人間、神、妖精、全種族が集まっているが、関係なく笑い合っていた
宴会の光景を見て、全員は歩を進め、宴会へと交じることを決意する
その中の一人、少名針妙丸は空中を針で船のように漕いで、移動していた
移動している時に人だかりを見つけ、行ってみようと針で漕いだ
すると、其処には……
「っ……」
少名が見たのは、色々な者達に囲まれ、楽しく話す桜だった
その姿は、まるで女神のように見えたのだ
少名の姿を発見したのか、桜は微笑みながら、少名の元へと来た
桜は少名に目線を合わせて、優しく語り掛ける
「初めまして」
「は、初めまして……
(凄い可愛い……
小さい私に目線を合わせてくれますし
私を怖がらせない為に笑顔で話し掛けてくれて、凄いです)」
「貴方が小人の少名針妙丸さんで良かったでしょうか?」
「は、はい」
少名には桜が女神に見え、緊張していた
それを分かったのか、桜は怖がらせない為に出来るだけ微笑んで話す
「初めまして、少名さん
私の名前は神咲桜と申します
宜しくお願いします♪」
「宜しくお願いします!」
「さぁ、少名さんも宴会を楽しみましょう」
「あ、はい!」
桜は少し強引だが、少名の椀を手に取り目線まで持っていく
そして、手で運んで話していた場所へと戻る
桜が少名を持って来ると、霊夢が「あぁ」と呟いた
「連れて来たのね」
「はい、空中を飛んでいましたので
参加して頂こうと思い、運ばせて貰いました(どやぁ)!」
「……(表情が可愛い
それに……桜さんがどれだけ信頼されてるか分かる
物凄い人気がありますね)」
桜が運んで来たことにより、少名は話題となる
隣に座っていた、魔理沙が少名を見て、手を近づけて来た
「それにしても、こいつが小人か~」
「っ!?(手が怖いです……)」
興味津々で魔理沙が手を近付ける
しかし、その手が少名には怖く感じた
それを知り、桜が魔理沙に注意する
「駄目ですよ、魔理沙さん
手は下から出してあげて下さい
上からですと、少名さんが怖がってしまいますから
下からしてあげて下さいね」
「お、そうなのか
悪いな、気付かなくて」
「い、いえ、大丈夫です
(桜さん、本当に凄いです……
私が少し身体を動かしただけなのに、分かったんでしょうか?
可愛くて、気遣いも出来て、凄い人ですね~)」
桜は小さい者の扱い方を心得ていた
言ってしまうと、失礼な例えなのだが、桜の家には動物が沢山居る
それ故に接し方も自然と分かるのだ
「ふふ……」
「どうしたの?」
「いえ、この素敵な日常が何時までも続いて欲しいと思いまして
皆さんが居て、宴会をして、偶に皆さんで騒ぐのが私にとって宝物ですから」
「えぇ、そうね
私もそう思うわ」
二人は周りに人が居ようとも、微笑み合う
何時までも、今の日常が続けば良いのにと願った
その願いは、きっと届くだろう
それから、二人は宴会を心から楽しんだようだ
どうでしょうか・・・?
ちょっと間が空いたので、スランプ気味かも;;
え~・・・次なんですが
活動報告に詳細を書いておきますね
でわ、また次回に><




