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東方全愛記  作者: 神夜 晶
異変解決編
142/181

第116話 『宴会と桜』

どうも、神夜晶です


今回は心綺楼の宴会となります


そして、短いです・・・(´・ω・)


でわ、どうぞ~

人里の者達から希望が失われる異変が終わり、二週間が経った

何故、二週間なのか?

それは、桜が二週間後に宴会を開いて欲しいと霊夢に頼んだらしい

その二週間の意味は、こうだ

こころは宴会で何かをしたいと言った

その何かとは能楽だ

能楽に合う曲を桜が作るのに数日ほどで終わったのだが

こころが「ママも一緒に踊ろ?」と言い出したのだ

故に自分で弾く事が出来なくなったので、更に数日を掛けて他の者に曲を教えた

その他の者とは誰もが知っている、プリズムリバー三姉妹だ

数日を掛けて、曲を三姉妹に覚えてもらった

最後の二週間目で踊りを考えて、歌に合わせて練習したのだ

そして、現在は宴会の真っ最中だった



「皆さん、準備は良いですね?」



『うん(えぇ)(おー)!』



桜達は準備が整い、全員の前に姿を現した

全員が桜達に注目し、盛大な拍手をする

拍手が静まり、桜が全員に話す



「皆さん、こんばんは

今から、私達が能楽をするので楽しんで下さいね

では、始めます!」



その言葉と共に、不思議な曲が響き渡る

それと同時に桜とこころが踊り出す

その踊りに誰もが魅了された

約十分間を二人は踊り続ける

時折、見せる桜の能力で桜が舞い落ちる、それは全員の受けが良かったようだ

何故、夏なのに桜?ということを聞くほど野暮な者は居ないだろう

そして、能楽が終わり、こころと桜は霊夢達の所に向かった



「お疲れ様、桜、こころ」



「お疲れだぜ、二人共!」



「中々に良かったわよ」



「ふふ、有り難う御座います」



「有り難うー」



それぞれが素直の感想を言っていく

こころも感情が豊かになって来たのか、礼も確りと言えていた

それから、普通の宴会となり、飲んだり食べたりする

少し時間が経ち宴会の途中で、神子がやって来た



「桜ちゃん、こころ、こんばんは

さっきの能楽は素晴らしかったわ

また今度、見せてね」



「神子様、こんばんは」



「あ、“パパ”

こんばんはー」



『っ!?』



神子が来て挨拶をしたのだが、こころが行き成り神子をパパと呼んだ

それには神子以外の全員が驚愕する

何故、パパと呼んだのか

それは異変が終わった後のことだった

こころは神子に呼ばれて、仙界に行ったのだ

そして、ママが桜であることを聞き、パパと呼ぶように言ったらしい



「ふふふ、パパと呼べたわね

こころは偉いですね」



「パパに褒められたー」



神子はパパと呼んだ、こころの頭を撫でる

こころは頭を撫でられ、嬉しそうにガッツポーズを取った

そんな、ぼのぼのした雰囲気を掻き消すように殆どの者が叫ぶ



『ちょっと待て!』



「何かしら?」



「何故、パパと?」



『うんうん』



全員の疑問に代表して、桜が聞いた

聞きたい事が満場一致し、全員が頷く



「それは……」



『それは?』



「桜ちゃんをママと呼んでるでしょ?

だったら、パパが居ても良いと思うんです

なので、私がパパになります!」



『それなら、私だって!』



神子は少しでも桜の近い存在になりたいのか、パパと呼ばせたらしい

それを聞き、全員もパパに志願した

全員の意見を聞いて、神子は顎に手を当てて考える

何か考えたのか、こころに質問した



「ふむ……こころよ

この中でパパと呼びたいのは誰ですか?」



「んー……神子」



『終わった……』



「ふ、当然の結果です」



こころは神子をパパと選んだ

しかし、桜がある事に気付いたのか、思った事を口にした

何故か桜の顔が赤いのは、気の所為だろう



「でも、それですと……霊夢さんとも夫婦となりませんか?」



『……』



桜の言葉に場が固まり、霊夢と神子が向き合う

すると、霊夢が殺気混じりの笑みを飛ばす

神子は殺気を当てられて、冷や汗を流しながら笑っていた



「ヘッドホン太子ちゃんは深い眠りに……就きたいのかな~?」



「あ、あははは……逃げるが勝ちよ!」



「待ちなさい!」



神子は逃げ出し、霊夢が怒気を振り撒きながら追いかける

それを全員が苦笑しながら眺めていた

その後、こころにパパと呼ぶように頼む者が大勢いたようだ

だが、「パパと呼ぶのは神子だけ」とこころは断っていた

それから、何時も通りに全員が過ごし、別れを告げる

宴会後に博麗神社の真ん中でボロボロになった神子が発見された

その後、布都と屠自古が持ち帰ったようだ

こうして、心綺楼の宴会が幕を閉じた

どうでしたか・・・?


能楽の部分を、もう少し凝った文章で書きたかったですが

私の技量が足らない為に、あんな形に・・・


神子は・・・犠牲になったのです(キリッ)


でわ、また次回に><

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