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東方全愛記  作者: 神夜 晶
異変解決編
128/181

第102話 『弾幕ごっこと桜』

どうも、神夜晶です


今回は桜が弾幕ごっこを勉強しつつ

異変解決をしていく話です


でわ、どうぞ~

あれから三人は空を飛び続け、人里を少し通り過ぎると

二年前に出来た命蓮寺へと辿り着いた

此処は聖が建てた寺で、幻想郷で初めて建立された寺だ

と言っても、二年前に起きた星蓮船で使われた「聖輦船」が古い殻倉になっただけらしい

命蓮寺は人間も妖怪も分け隔てなく受け入れるので、人気のようだ

三人が命蓮寺に着くと、神霊が命蓮寺に下りたので、三人も下りてみることにした

命蓮寺の門前に待ち構えていたのは妖怪らしき少女だった



「おはようございます!」



「ふふ、おはようございます」



「おはようございます!!」



「ん、おはようだぜ」



「おはようございます!!!」



「はいはい、おはよう」



「初めまして、幽谷響子って言います!

宜しくお願いします!」



「はい、宜しくお願いします!」



「「宜しくだぜ(ね)」」



響子と名乗った少女は元気の挨拶で出迎えてきた

桜は元気に答えるが、二人はダルそうに答えていた



「命蓮寺に仏門入りの方ですか~?」



「「そんな訳あるか!」」



「ごめんなさい、違うんです

私達は、この霊さんが湧いたり消えたりしてるので原因を突き止めてるんです

何故、此処に来たのかは分からないのですが……」



「そうなんですか~

もしかしたら、聖が知ってるかも?」



「白蓮さんは、中にいらっしゃるのですか?」



「うん、居るけど……此処は通せないよ!」



「何故なんだぜ?」



「聖から誰も通さないように言われてるんです

通りたかったら、倒していって下さい!」



どうやら戦わないと通れないようだ

霊夢と魔理沙はどちらが戦うか決めていた

ジャンケンで勝ったのが魔理沙なので、最初は魔理沙から戦うことにした

桜は二人の弾幕ごっこを見た事が無いので、楽しみにしていた

そんな桜を見て魔理沙は俄然、やる気が出ていた



「それじゃあ、私が相手だぜ」



「さぁ、いきますよ!」



「余り時間は掛けられないんでな……全力でいくぞ!」



そして、二人は弾幕ごっこを始めた

魔理沙は得意の星型の弾幕を使い、桜は眼をキラキラさせながら見ていた

それを霊夢は隣で微笑みながら見ていたようだ

一方の響子も負けじと奇妙な技を使っていた

響子の能力なのか、弾幕が反射しているのだ

桜は響子のような弾幕があるのだと知り感心していた

そして、数十分後に決着が着いた



「恋符「マスタースパーク」!」



「きゃぁぁぁあああ!!」



ブゥゥウウウン!という音を立てて八卦路からレーザーが放たれた

響子は悲鳴を上げながら、命蓮寺の敷地内へと飛んでいった

魔理沙が響子を倒し、二人の元へと下りて来た



「桜、私の弾幕ごっこは綺麗だったろ?」



「はい、星型の弾幕が素敵でした!」



「ふふ~ん(チラッ)!」



「……(イラッ)」



魔理沙が桜に褒め言葉を貰い得意気に霊夢を見ると、霊夢はイラっとしていた

弾幕ごっこも終わり、三人は先へと進むのだが

桜は響子の事が気になると言い、二人に先へと進むように言った

気絶している響子を見つけ、神力による治療を行なった

治療をしていくと、数秒後に響子が起きた



「ん~……痛い……」



「大丈夫ですか?」



「貴方が治してくれたの?」



「はい、そうですよ」



「有り難うございます!」



「ふふ、どう致しましてです」



響子が起きて、治してくれた事に礼を言った

桜は微笑みながら、返事をする

数秒間、響子が桜を見つめ何かに気付いたのか、質問した



「……もしかして、貴方が桜?」



「そうですが……どうして私の名前を?」



「聖から、貴方が来たら通して良いって言われてるんです!」



「そうなのですか……有り難うございます」



「いえいえ~

もう私は大丈夫だから、先へどうぞ!」



「分かりました

門番、頑張って下さい♪」



「うん、有り難う!」



響子を治し、桜は聖の元へと向かった

聖と会って話を聞いた

その話とは、命蓮寺の真下に奇妙な存在が眠っているとの事だった

それを、真上に命蓮寺を立てる事で封印していたようなのだが

その封印が解かれて、復活の最中らしい

桜は詳細を聞き、聖に礼を言って、二人の元へと進んだ

先へと進んでいくと、墓地が見えた

其処には桜の知り合いが倒れていた

その知り合いとは多々良小傘だった

桜は小傘に駆け寄り、治療していく

治療が済むと、小傘が眼を覚ました



「あ、桜……治してくれたんだ」



「はい」



「有り難うね」



「いえいえ、大丈夫ですよ

それより、どうかしたのですか?」



「うん、それがね?

此処の墓地で最近になって、変な奴が現れてさ」



「変な方ですか?」



小傘の話によると、墓地で人間達を脅かしていると

変なのが現れたらしい

桜が首を傾げ、更に詳細を聞いた

小傘はコクンと頷き、事の続きを話す



「うん、謎の妖怪が現れてね

そいつと戦ったんだけど、弾幕ごっこで時間切れで倒せなくて

霊夢に退治をお願いしたんだけど……逆に挑まれちゃったんだよね!」



小傘は変な妖怪と戦ったが時間切れで倒せなかったようだ

その為、霊夢に退治するようにお願いしたらしいが、逆に挑まれたらしい

何故、挑まれたかというと……聖から霊夢へと伝えられた事があった

それは小傘が桜の家に行った時に脅かしたという事だ

その報復で挑んだらしい



「あ、あはは……

そうでしたか、小傘さんが無事で良かったです」



「えへへ、有り難う~」



「ふふ、どう致しましてです」



「あそこに倒れてる、アイツがそうだよ

霊夢達が倒してくれたんだと思う」



「あの方ですか……少し様子を見て来ますね

小傘さんは休んでて下さい!」



「あ、桜!

そいつに近付いた危ない……って行っちゃった」



小傘の注意も聞かずに桜は倒れている妖怪へと近付いた

桜が妖怪へと近付くと、気付いた点があった

それは気絶しながらも、両腕を前へと出していること

桜は本で知ったキョンシーの事を思い出し、もしやと思った

しかし、桜は誰がどんな人物だろうと関係がないので、治療を行った

治療を行うと、妖怪が眼を覚ました



「んー……」



「あ、気が付きましたか?」



「……?」



妖怪は起き上がり、桜を見て首を傾げていた

桜は妖怪の反応に苦笑して尋ねた



「えっと、怪我をされていたので

私が治したのですが、御迷惑でしたか……?」



「んーんー」



「ふふ、良かったです」



「おー……」



「?」



「何でもないー

(何なのだーこの気持ちはー……?

心がポカポカするー)」



「そうですか

あ、自己紹介が遅れましたね

私の名前は神咲桜と言います

どうぞ、宜しくお願いします♪」



「私は宮古芳香、キョンシーだー」



妖怪は桜を見ると心が暖まる気持ちになった

桜に自己紹介をされ、妖怪も自己紹介をする

名前を宮古芳香と言い、予想した通りに種族はキョンシーだった

桜は芳香から、事情を聞いた

芳香の主人から、遠くに見える霊廟を守るように言われてたそうだ

しかし、霊夢に負けて霊廟を通られたらしい



「そうなのですか、大変ですね……

あの霊廟の中に、その方が復活されるのですね?」



「そうだー」



「分かりました……申し訳ありませんが、私も行きます

ですが、その方の邪魔はしませんよ

もしですが、その方が悪さをするような方でしたら……止めさせてもらいますが

大丈夫なのでしたら、私は手出ししませんので、ご安心下さい!」



「分かったー」



芳香は桜に全てを託す事にした

桜なら上手くやってくれると信じてみたのだ



「ふふ、有り難うございます

私は行きますが……あちらに居る、小傘さんと仲良くして上げて下さいね」



「考えとくー」



「はい、考えて下さるだけでも結構ですので

では、私は此れで失礼しますけど……

暫く休んでから来て下さいね!」



「了解だー」



「ふふ……それでは!」



「おー」



桜は少しだけ速度を上げて飛んでいく

芳香から、何が復活するのか聞いてしまった桜は思った

「一目で良いから見てみたい」と

そう思うだけで飛ぶ速度が更に加速していった

どうでしょうか。。。?


響子は可愛いなーくらいで


芳香は・・・落ちる寸前かも?


書いてて思ったんですが・・・つまらない内容だな~m9(^Д^)


そして、桜は少し真相を知り過ぎてしまったようです!


次回で神子辺りまで持っていきたいと思います


でわ、また次回に><

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