表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方全愛記  作者: 神夜 晶
番外編
122/181

番外編 『桜と宴会』

どうも、神夜晶です


今年も終わりますね~・・・

これが今年最後の投稿となります


勿論、書く内容は大晦日です

以前にもやった事があるのですが

今起きている異変から、数ヵ月後の大晦日の話にしようかと思います


何と、あの人も出ますw

少しだけネタバレかも・・・?

余り過度なネタバレはないとは思います


でわ、どうぞ~

今日は12月31日、世間一般的に言えば、大晦日だ

桜は数ヶ月前に起こった、神々の黄昏から無事に帰還した

しかも、単独で乗り込んで、神々を倒したのだ

神々の黄昏から、数ヶ月が経ち、桜は何時もの日常を送っていた

今日は大晦日ということもあり、博麗神社で料理を作っている真っ最中だ

現在は午後17時半過ぎで、急いで料理を作っていた



「……」



真面目モードに至っている最中らしい

周りに居る者達も、信じられないものを見る目で見ていた

それも、そうだろう

この真面目モードを見たのは、霊夢、諏訪子、神奈子くらいだ

食材が一瞬にして切られていれば、誰でも驚くだろう

しかし、それを見た後に「流石は桜」と解決していた

料理が作り終わり、全員が席に座る

着席し、開始の挨拶を桜がする事となった



「皆さん、今年もお疲れ様でした」



『お疲れさま~!』



「今年は去年と違い、色々と辛い年となりました

壊れた幻想さん、神々の黄昏

本当に色々とありましたね」



『……』



「重い雰囲気にさせてしまいましたが……

皆さん、飲み物の方をお持ち下さい

では、今年一年も本当にお疲れ様でした、乾杯!」



『乾杯!!』



桜の乾杯の言葉により、宴会が始まった

それぞれが桜の料理を食べていく

特に大食いの幽々子や鬼などは、一瞬にして自分の皿を食べて尽くしていた

桜も自分の料理の味などを確かめながら、食べ始める

そんな桜の元に一人、また一人と現れて挨拶を交わしていく

そして、最後に……あの者が挨拶しに来た



「ちゃんと食べているか?」



「あ、壊れた幻想さん」



「あぁ」



そう、壊れた幻想だ

壊れた幻想が起こした、幻想郷大異変の後に幻想郷に残ったらしい

自分の技などを教える為に残ったようだ

桜は今も壊れた幻想に修行を付けてもらっている



「壊れた幻想さんも食べていますか?」



「我の心配は無用だ

我は概念から外れた存在だぞ?

食べなくても……」



「うぅ……」



「いや、ちゃんと食べているぞ」



「はい(パァァ)!」



「全く……(やれやれだな)」



「ふふ……♪」



壊れた幻想は桜に修行をする際は厳しくなる

しかし、それ以外だと甘々なのだ

涙目になれば、直ぐに慰めに入ってしまう

これでは厳しいのか甘いのか、分からなかった

壊れた幻想は桜の隣に腰を降ろし、座る



「あれから、身体の調子はどうだ?

何処か痛む所はないか?」



「はい、大丈夫ですよ」



「痛む所があれば、直ぐに言うんだぞ?

お前は……我と対になる存在になったのだからな」



そう、桜は壊れた幻想と対になる存在になってしまった

つまり、神でもなく、生物でもない存在という事だ

だが、その存在にならなければ、幻想郷は無かっただろう



「はい」



「今年は迷惑掛けたな……」



「いえ、大丈夫ですよ

あの異変があったからこそ、私は此処に居ます

もし、あの異変が無かったら……幻想郷は無くなっていたでしょう」



「強いのだな、お前は……」



「強い……とは言えません

皆さんが居るからこそ、今の私があります

それ以外で強いと仰るのでしたら……それは壊れた幻想さんのお陰です」



「む……?」



「はい、辛い選択だと分かっていても

私達に戦いを挑みました

その戦いが私達を強くし、神々の黄昏を退けましたから」



「……そうか」



「はい」



桜の気持ちを聞き、壊れた幻想は微笑む

それに釣られ、桜も微笑み返す

二人は宴会が終わるまで、話し続けていたそうだ

どうでしたか・・・;;?


今回は会話がメインになっちゃいましたね><

少し期間が開くと駄目ですね(;´・ω・)


でわ、皆さん・・・今年もお疲れ様でした(ノ∀`*)

来年も全愛記を宜しくお願いします!


でわ、また次回に(´∀`*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ