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東方全愛記  作者: 神夜 晶
呪い編
12/181

第10話 『フランと桜』

どうも、神夜晶です


今回はフランが桜に心を開く?会です


表現が下手なので暖かい目で見てやって下さい><


でわ、どうぞ~

あれから桜達は色々な話などをしていった

そして、夜御飯になり

泊まりに来た紅魔館組が桜の料理を食べていた



「咲夜とは違うけど

桜の料理も中々のものね

余り野菜は好きじゃないんだけど

これなら幾らでも食べれそうね」



「そうですね

健康的で身体に優しい食事と言った所でしょう

私も、まだまだ修行が足りませんね」



「え、えっと……

私も、まだまだなんですけど……

ともかく、気に入ってもらえた様で何よりです!」



桜の料理は全員に好評だった

そんな中、フランは食事中に一言も喋らなかったが

黙々と食べていた

しかも、完食していたらしい

言葉には出さないが気に入った様だ

そして、桜と咲夜が協力して食器を洗い終えて

少しの間、時間を置き

暫くしたら桜が風呂を沸かした



「お風呂が沸いたので

入ってもらって大丈夫ですよ」



「そう、咲夜入りましょう」



「はい、お嬢様」



最初にレミリアと咲夜が風呂に入る事となった

桜は一緒に同行し風呂を案内して

使い方などを説明していた

1時間後に、二人は出て来た



「何時も入ってる浴槽とは違うけど

あれはあれで中々のものだったわ

パチェ、小悪魔、美鈴、入っちゃいなさい」



「えぇ、分かったわ」



「はい!パチュリー様

お背中流しますよ!」



「分かりました!」



「そうね、お願いするわ」



「はい!頑張っちゃいます♪」



「(私は桜さんと入りたかったです……(´・ω・`))」



二人は楽しそうに話しながら

風呂場へと向かっていった

一人は残念そうにだが……

三人が入ってる、その間に

桜は客室に布団を敷き

レミリアと咲夜は髪を乾かしていた

フランは縁側で夜空を眺めていた

~1時間後~



「良い、お風呂だったわ

ああいうのもありね」



「そうですね!

(帰ったら、またパチュリー様と

お風呂を御一緒したいですね)」



「久々に、のんびり出来て

最高です!

桜さんには本当に感謝です!」



「そんな感謝される程に

大した事はしてませんよ」



「いいえ、してるわ

働く私達を休みにしてくれた

それだけで感謝しているわ」



「咲夜さんの言う通りです!」



「そうね、私も戦いとか以外で楽しめたし

感謝されてると思うわよ?

さて、次は桜が入って来なさい」



「え? でも、フランさんが……

それに、お客様より先に入るのは……」



「良いのよ、フランは最後でも

それとも……咲夜に言って

無理やり風呂に入れて欲しい?

咲夜は喜んでやってくれるわよ?」



「えぇ、桜の為なら

時間を止めて見せましょう

二人で、お風呂に入りましょうか(キリッ)」



「だそうよ?」



桜は窮地に立たされていた

客より先に風呂に入るなど言語道断だと思っていたのに

その客により先に入れと言われ

入らない場合、桜は女性に裸を見られる事になる

桜は人生初めての窮地に立たされて居るのだ



「うぅ……

わ、分かりました……

フランさん、直ぐに入って来ますから

待っていて下さいね」



「私の事は気にしなくて平気よ

ゆっくり入ってくれば?」



「で、でも……」



「5……4……3」



「は、入って来ます!」



レミリアが笑いながらカウントダウンをし始めた

それに応えるかの様に咲夜は両手を上げて

桜へとジリジリと歩いていく

それを見た桜は

逃げる様に風呂へと向かっていった

そして、桜が入って約10分後の事だった



「フラン」



「何?」



「お風呂に入って来なさい」



「……は?

今、桜入ってるけど?

それに最後でって言わなかった?」



「咲夜……(パチン)」



「畏まりました

妹様、失礼します」



「お姉……様!

此処は……」



フランがレミリアに文句を言い掛けた瞬間に

景色が変わり見た事もない部屋だった

そして、部屋を見るからに風呂場と言えるだろう

フランは溜め息を吐き

渋々服を脱ぎ、風呂場のドアを開けた

ガラッ!



「桜、お邪魔するわ……よ」



「……」



フランは目を何度もパチクリさせた

それも、その筈だった

桜の裸は吸血鬼であるフランよりも真っ白で

フランには、まるで女神の様に見えた

そして、フランが入って来て桜は……



「……(ヒクッ)」



口を横に吊り上げ涙目になり

今にも泣きそうな表情だった

それをフランが自慢の身体能力で速く近づき

口を押えて桜に呟いた



「良い? 絶対に泣かないで

私が、お姉様に怒られるから

安心して良いわよ

何もしないから

取り敢えず、大声を出さないでくれる?」



「(……コクコク)」



桜は涙目になりながらも頷いた

フランは桜が頷いた事に安心したのか

手を離し椅子に座り身体を洗い始めた



「あ~あ……

身体洗うの面倒くさいな~」



「あ、あの……

どうして入って来られたんですか?」



「お姉様が入れって五月蝿いのよ

しかも、咲夜に無理やり連れて来られたし」



「で、ですが……

私は男の子ですよ……?」



「は? 嘘でしょ?」



「ほ、本当ですよ!」



「何で男なのに私より綺麗な肌で

真っ白な肌な訳……?

其処ら辺を詳しく教えてもらいたいんだけど?」



「そ、そんな事を言われましても……」



「……(これで男ね

しかも、人間の男

というよりも、まだ子供ね)」



「あ、余り見られると

恥ずかしいのですが……」



「本当に男なの……?

女にしか見えないんだけど」



「本当に男の子ですよぉ~……」



「ふ~ん……

そう言えば、桜の家族って居ないの?

夜になっても帰って来ないし」



「はい……」



「そっか……

(桜も孤独だったんだ……)」



フランは心で色々と思いながらも

身体を洗っていき

数分後には身体を洗い終えて

湯船に浸かった

フランと桜は互いに

背中が、くっ付く様に浸かっていた



「私の母は……」



「?」



桜は背中を、くっ付けた状態で話し出した

フランは、何事かと思い

桜の語らいを黙って聞いていた



「3年前、私が2歳の時に死にました

父も母の葬式以来に行方知らずで

3年間も見て居ません

ですので、半年間ずっと一人でした

誰の助けも無く料理や掃除を覚えないといけませんでした

最初の時は本当に大変でした

何をしたら良いのか

全くと言って良い程に分かりませんでした

半年後に私の様子を見て

私を助けてくれる方が居ました

その方の、お陰で料理も出来て

掃除も出来る様になっていきました」



「……」



桜は延々と話を続けた

それをフランは黙って聞いていた



「それからでした

料理や他の事が楽しく思えたんです

その方が私を助けてくれなかったら

今頃は、もっと酷い自分が居たでしょうね……」



「そうなんだ……」



「はい、なので

過去に何があったかは聞きません

フランさんを見ると

昔の自分を見てる様で放っておけなくて……

そして、これだけは言えます

家族を、周りの人達を、私達を

少し信用してみませんか?

フランさんが何か、お困りでしたら

私達は、それを全力で手助けします

もし、ピンチの時は助けに行きます

なので、少しだけ

自分以外を信じてみては如何でしょうか?

私は家族が居ないので何も言えませんが

フランさんにはレミリアさんが居ますよね?

レミリアさんはフランさんに甘えて欲しいんだと思います

それに、気付いたら家族が居なくなるという事は

あってはならないんです……本当に……

ですから、フランさんも後悔しない様にですよ!

私は母に甘えれなかったので

少し後悔していますけど……」



「何それ、説教?」



「あ、お説教ではなくて……

ぁぅぁぅ……

生意気な事を言って申し訳ありません……」



「ふふ、冗談だよ」



「……フランさん」



フランの声は来た時より遥かに優しくなっていた

それは、フランが心を開き始めた証拠である

桜はフランの声に少し微笑んでいた

どうでしたか・・・?


まぁ、混浴ですが・・・

18禁じゃない筈!


そういう表現は書けません(-人-)


というよりも、駄文だ・・・


でわ、また次回に><

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