番外編 『貴女に、もう一度』
どうも、神夜晶です
本当に今まで更新出来ずに申し訳ありませんでした。。。
今回はタイトル通りになります
もう一度、桜が・・・何かをする感じですね
分かる方は分かるかな?
もしかしたら、短いかもしれませんが・・・
でわ、どうぞ~
最近の桜は悩みがあるのか、溜め息を吐くばかりだった
それを周りも気付き悩みを聞いたが、桜は答えなかった
桜は食も進まず、食べる量も少しばかり減っていた
「ふぅ……どうしたら良いでしょうか?
もう一度、言うべきなのでしょうか?」
桜が悩んでいる事とは何なのか?
周りにも言わない、その悩みとは……
「霊夢さんに、もう一度……ちゃんとした告白をするべきでしょうか
あの時の告白は……無かった事になるのでしょうか?
私も一度、死んでしまいましたし
そうですよね、もう一度伝えましょう!」
そう、桜が悩んでいたのは死に間際に言った告白の事だった
実際には生き返ったが、有耶無耶になっているのではないか?と桜は思った
だからこそ、もう一度、自分の想いを伝えようと決意したのだ
「そうと決まりましたら……早速行動に移しましょう♪」
それからの桜は早かった
その日の内に霊夢へ明日来れるかどうか聞いた
勿論、OKが出たので
桜は明日言う事にした
そして、次の日……
桜は豪華な昼食を用意して待っていた
全てが霊夢の大好物でバランスの取れた食事だ
そして、待ちに待った霊夢が玄関を叩いた
桜は玄関へと笑顔で迎えに行く
「来たわよ、桜」
「はい、お待ちしておりました♪」
「何か良い事でもあった?」
「え? どうしてですか?」
「何時もより楽しそうだなって思ってね」
「そうですね……直ぐに分かりますよ」
「?」
「ふふ、冷めない内に御飯を食べましょう」
「そうね、沢山食べるわよ~!」
「はい♪」
二人はリビングへと行き、頂きますをして食べ始めた
霊夢は好きなものばかりで、食べ終わるまで笑顔が絶えなかった
昼食が終わって、二人は他愛もない話を夜までしていった
「それでね、温泉に飲み物が追加されたのよ!」
「そうなのですか
また行かなくてはなりませんね」
「えぇ、何時でも待ってるわ」
「はい!」
桜は何時言おうかと迷っていた
そんな事を知らずに霊夢は霊夢で楽しんでいるだけだった
夜になり、久々に夜御飯も食べていくようだ
桜はドキドキしながらも、笑顔を絶やさず機会を待っていた
霊夢はニコニコしながら桜を観察していた
結局、作り終わるまで言い出せずに御飯となってしまった
二人は夜御飯を食べ終わり、霊夢が帰る時間となった
霊夢が玄関に行き、靴を履き終え、桜の方へと向いた
桜は言い出せなかった自分に嫌気が差し、悲しみの表情になっていた
それを見て、霊夢は自分が帰るのを拒んでいるのだと思った
霊夢は苦笑しながらも、慰めた
「大丈夫よ、また来るから」
「あ、はい……」
「ほら、寂しそうな表情しないの
折角の可愛い顔が台無しよ?」
「か、可愛いだなんて……
(私は……駄目駄目ですね
何時も……霊夢さんに励まされてばかりですね
本当に凄い方ですね……緊張していましたけど
その緊張も何処かへと消えていってしまいました
さぁ、言いましょうか……)」
桜は霊夢に褒められた事によって、緊張が解けていた
そして、決心が着いた所で告白すると決めたようだ
「ふふふ、照れてる姿も可愛いわ~
それじゃ、またね」
そう言って、霊夢は玄関の方へと身体を向けた
その瞬間に桜は霊夢の手を掴んだ
「霊夢さん」
「え、どうしたの?」
「ん……」
「っ!?
(な、何これ!?
何でキスされてるの!?
あ、分かったわ……また夢ね!
……目を瞑っても冷めない
って事は……現実?
でも、どうして桜が……?)」
「……」
霊夢は驚き過ぎて内心パニックになっていた
数秒後にキスが終わり、霊夢は頬を赤くしてキスの理由を聞いた
「さ、桜……?」
「霊夢さん、私は……悩んでいました」
「え?」
桜はポツポツと話し始めた
突然の事で霊夢は首を傾げていた
「あの時……私が死ぬ前に告白したことについてです」
「……あの事ね
それを、最近悩んでいたの?」
「……(コクッ)
私は一度死にました
ですので、告白も無効になったのかと思いまして……」
「そんなこと……ある訳ないじゃない
確かに私も似たような事を考えたけど
でも、考え込むのも駄目だから
余り深くは考えなかったわ」
「ふふ、霊夢さんらしいですね……
ですが、私は考え込んでしまう方ですから
今回のような事が起きました……
なので……霊夢さん!」
「何かしら?」
「もう一度、言わせて頂きますね……
私、神咲桜は……博麗霊夢さんを愛しています!」
「えぇ、私も愛してるわ」
桜は頬を赤くして言い放った
その一方で霊夢は満面の笑みで答えた
告白が上手くいったのだが、何故か桜は涙を流した
「……」
「ど、どうしたの?」
「あ、いえ……嬉しくて泣いてしまいました」
「ふふふ、私もよ
やっと、ちゃんとした恋人同士になれたわね」
「ふふ……はい♪」
二人は、もう一度だけキスをした
その日は、それで別れた
後日、妖怪の山に住んでいる鴉天狗の新聞によって
二人が付き合っている事が幻想郷に伝わったんだとか
どうでしたか・・・?
はい、という訳で。。。
タイトルは桜の想いでした
そして、無事に恋人同士になりました~
でわ、また次回に><
(やっぱり長い間を書いて無いので駄文でしたぁぁぁ!)




