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東方全愛記  作者: 神夜 晶
呪い編
103/181

第95話 『話し合いと桜』

どうも、神夜晶です


昨日、投稿出来なくて、すみませんでした><


今回は呪いで動けなくなる桜をどうしようか相談しようという回です


誰と誰が来るかは・・・予想内?かもw


でわ、どうぞ~

霊夢と魔理沙が訪れてから、数日が経った

その間に誰も来る事は無く

桜にとって、暇な数日が続いていた

しかし、昨夜に今日の昼に来るという手紙が送られてきた

誰から送られてきたかは分からないが

何時の間にか手紙があったので、桜は紫と予想していた

現在は昼に来る人数分を作っていた

手紙に何人来るかは書いてあったので、人数分を作っているのだ



「何方が来られるのでしょうか……

ふふ、楽しみですね♪」



例え知った顔ぶれだろうとも、桜は何人かで集まる事が楽しみだった

桜は料理を作っていき、準備が整った

作り終わった料理から机に並べていき、後は食べるだけとなった



「後は来られるのを待つばかりですね」



桜は作り終えた料理を見て微笑んだ

後は来るのを待つばかりと期待を膨らませ、手紙の主達を待った

そして、数分後に玄関が叩かれた

コン!コン!



「ふふ、来られましたね」



声は聞こえなかったが、桜は余り気にせず玄関へと向かった

玄関へと着き、扉を開けた

ガチャ!



「「「「こんにちは、桜」」」」



「はい、こんにちは♪」



其処には見知った顔の四人が居た

霊夢、紫、魔理沙、永琳だった

特に仲が良い者達が来たので、桜は嬉しかった

桜は四人との挨拶を終え、リビングへと向かった

全員が席に着き、桜を筆頭に「いただきます」をした

何時もの通り、四人が先に食べ始めた

一番最初に感想を言ったのは、永琳だった

紫、霊夢、魔理沙と比べて

桜の料理を余り食べる機会がない永琳にとっては、最初に感想も言いたくなるだろう



「やっぱり、桜の料理は美味しいわね」



「そうね」



「あぁ」



「えぇ」



「ふふ、有り難うございます」



霊夢、魔理沙、紫の順で永琳の言葉に同意した

それに応えるかのように、桜は微笑みながら礼を言った

数十分後に全員が食べ終わり、これからの事の話し合いが行なわれた

先ず最初に紫が真面目な表情で口を開いた



「桜、単刀直入に聞くけど……

動けなくなるのは、何時?」



「そうですね……

母の時は呪いが完全に足の爪先まで到達してからでしたので

私が足の爪先まで到達するのは、恐らくですが……二週間後かと思われます」



「二週間ね……早いわね」



「えぇ、本当にね……」



「くっ……」



「……」



後、二週間で呪いが到達すると、四人に告げた

二週間と知ると、全員が悲しみへと表情を変える

しかし、それは予想だ

だが、自分自身の事なので一番分かっているだろう

重い空気の中で永琳が桜に質問した



「動けなくなるのは分かったけど

具体的に、どういう風に?

もう、力は入らない感じなの?」



「はい、母から聞いた話ですと

全く力が入らないそうです

出来ても手を握るだけでしょうか」



殆どが動けなくなると桜は言った

しかし、何の因果か分からないが

手だけは握れるくらいの力はあるらしい

それが、どういう事なのか……分かる者には分かるだろう



「それは……辛すぎよ」



「たった10歳で介護してもらう気持ちを知るのはキツイわね……」



「そうだな……本当に辛いな」



「そうですね……私がする分には良いのですが

10歳でしてもらうのは情けなく思いますね……」



矢張り呪いの所為だとしても、10歳で介護をしてもらうのは辛かった

桜は苦笑しながら、今の気持ちを四人に話していた

それから色々と話して四人は誰が介護をするかで頭を悩ませていた

しかし、魔理沙が何かを思いついたようで案を出した



「家事が出来る奴から順番にさせるとか?」



「ふむ……」



「確かに、それなら……」



「良いんじゃない?

(本当は私が桜に付きっ切りで介護をしたかったけど

桜は私達が傷つくのを絶対に嫌がる

巫女の仕事をしつつも、桜の介護をするとなると体力も気力も必要になる

それじゃ、無理だから……数週間に1回とかなら問題ないわね

でも、桜への愛でなら出来そうだけどね!)」



魔理沙が出した案は家事能力がある者から順番に介護させるという案だった

意外に安直な案だが、実際はそれが一番に思いつく案だった

魔理沙の案に全員が納得し、これに決まった

霊夢は色々と頭の中で考えていた

それから、五人で色々と世間話などをしていった

夕食は、それぞれが好きなものを桜に作ってもらった

話し合いは夕食を食べて幕を閉じた



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



四人が帰った後に風呂を入れ、桜は入っている途中だった

湯船に浸かりながら夜空を眺めていた



「今後の私の話し合いをして下さるなんて……

本当に優しい方達ですね

えぇ、本当に……」



桜は突然の話し合いで驚いたが嬉しかった

微笑みから苦笑の表情へと変わった

しかし、そんな時だった



「……っ!?

ごほっ……ごほっ……

はぁ……はぁ……

日に日に増して、吐血の回数が増えていきますね

本当に今日は皆さんの目の前で吐血を……うっ!」



桜は数回ほど吐血した

呪いがそうさせたのか、四人が来ている時には吐血をしなかった

けれども、風呂に入っている時に何回も吐血をした

桜は四人の目の前で吐血しなかった事を心の底から喜んでいた

それから吐血が落ち着き、風呂から出た後に縁側で涼んでから、その日は眠りについた

如何でしたか・・・?


呪いが到達するまでのネタが思い浮かばない。。。


でわ、また次回に><

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