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第六十一話 実力者達 再挑戦



 養成学校の部の二次試験が終わり、一般の部の二次試験が始まりを迎えようとしていた。


 一般の部は、文字通り19歳以上の一般の者と防衛軍からの受験の者達の部である。


 数は養成学校の試験よりも少なく、また適応率は総じて高くない。


 が、経験がある者もおり技術面で言えば比較的高いこともある。


「さて、ここからは一般の部だな。

 今回はあいつは出るのかな」


 ショウは少し心配そうな表情を見せた。


「あいつ?」


 アヤメは首を傾げている。


「お、出てきたな。

 エリー、今回は何組だっけ?」


「えーっと、今回は二組ね」


 エルサは資料に目を向けながら答える。


「あ、始まったよ」


 アヤメはしっかりと見ていた。


「技術面に関してで言うと、そこそこだね」


 ツカサが少し厳しい表情を見せる。


「だな。

 それに火力も低い。

 なんとかギリギリで技で持たせてる感じだな」


 ショウもしっかりと分析している。


「だが、逆を返すとしっかり自分たちの実力が理解でき、それを踏まえた戦術が立てられている証拠だ。

 時間はかかるが、確実性をしっかりと取ってる」


 ショウはそれぞれの特徴を見ていた。


「そうだね。

 戦術的な無駄はあるけど、それは自分たちの実力をカバーするためのって感じの戦い方だね。

 無理はせず、でも目的を果たすための動きって感じ」


 アヤメは真剣な表情で見た事を話していく。


「さすがに目がいいな。

 まさにそうだ。

 これが技術だ。

 だが、これに火力が乗ればどうだ?

 自分だけじゃ無く、場を支配するんだ。

 戦場すべてを戦術として捉えろ」


 ショウはアヤメに試験を通して教育していく。


 そうこうしてるうちに一組目の試験が終わった。


 そしてーー


 金髪を揺らし、金色の瞳が訓練場を睨む。


「お、リザがきたか」


 ショウはニヤリと笑う。


 リザは訓練場にいるダミーヴォイドを見つめニヤリと笑う。


 リザの班には防衛軍メンバーがリザ、ルド、の二人と一般枠のメンバーが二人の合計四人だ。


 リザは訓練場に入る前に班を一度集めた。


「あーしが指示を飛ばす。

 全員がきちんと役割をこなせば倒せない相手じゃない。

 前衛はあーしとルドでいく。

 あんたらは後方から支援と遠距離攻撃を頼む。

 絶対に勝手に離れて単独になるんじゃねーぞ」


 リザは全体的な動きを決めた。


「わかった。

 僕が攻撃はしっかり止めるよ。

 みんなは安心して自分の役割に集中してくれ。

 ただ、僕から離れすぎないようにだけ注意してくれ」


 ルドも自分が守れる範囲をしっかりと伝えるのだった。


 こうして、一般B班の二次試験が始まろうとしていた。

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