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1-1 初めての異世界

ふっ…

誰が定期的に更新すると言った?




ヒィ!調子にのりました。ごめんなさい。熱出してて更新できませんでした!

 気が付くと、目の前に見知らぬ20代ほどの男女がいた。


…なんだ、夢か。なんか頭がガンガン痛いし。さて、どうやって夢から覚めようか…。


 というかこいつら誰だ。なんでこんな状態なんだ。もし俺が倒れてて看病してくれているのなら、どこか家とか、テントとかだろう。間違ってもこんな草原でそのままにするはずがない。女神がさらっと叫んでいたがどうやらこの世界には魔獣がいるらしいし。


「ところであなたたちは誰ですか?」


…!これは誰の声だ?俺が言ったはずなのに俺の声ではない。若い声だ。これはもしや若返ったのか?層じゃないと説明がつかない。


「ん~。誰だと思う?」と女が言い、

「いやいや、素直に言いましょうよ。時間の無駄です。」と男が言う。


ああ、確定だ。あいつらだ。俺が誰か知らなければこんなことは言えない。言うやつがいたとしたらどうしようもない変人だ。


「もしかしなくても光と誠也か?現状はどうなっている?」

「つまんないわね。戸惑うかと思ったけど。」

「ああ、現状ですか。どうやらこの世界における常識を頭に入れられたようなので先に確認したらどうですか?」


…は?常識?何を言っているんだ?

…あった。ところで倒れていた時間の差はなんだ?

…あ。もしかしなくても俺が最後に起きたのは頭の性能差か。ああ、さすがだな、あの2人は。こんちくしょう。



 うーむ。常識を一通り確認したがどうやらこのあたりの情報しかないな…。このあたりの普通の村人が基準かな?どうやらここはちょっと大きめの町「ステラ」に近いところで、街道がこの近くにあるらしい。


「だいたい読み終わったけど、このあたりってどうなんだ?」

「いや、それよりも先にやることがあるわよ。ステータス確認するわよ。」


…え!そんなのあったんか。そういうからにはさっきの常識集の中にあるはず。ええと、ステータスを確認するには、[分析]と唱えてその後に[自身]と唱えるのか。


━ [分析(アナライズ)][自身(セルフ)] ━

名前  タイダ ダイ

種族  人間(ヒューマン)

年齢  22

レベル 18

状態  健康

体力  286

魔力  120

力   430

防御  621

素早さ 270

魔法  24

技術  100

運   32


うお!急に半透明の板が現れやがった。


…なんというか脳筋の能力値だな…。悲しい。ちなみに成人男性の平均が100ほどだそうだ。

これからチームとしてやっていくとしても、あの二人の能力値を知っとかないとな。


「そういえばそっちはどうだ?」といったところ、光と誠也はあの半透明の板を俺に見せた。


[分析(アナライズ)][自身(セルフ)]━

名前  ヤマグチ ヒカリ

種族  人間(ヒューマン)

年齢  22

レベル 18

状態  健康

体力  87

魔力  790

力   69

防御  57

素早さ 110

魔法  804

技術  364

運   217


[分析(アナライズ)][自身(セルフ)]━

名前  コウノ セイヤ

種族  人間(ヒューマン)

年齢  22

レベル 18

状態  健康

体力  89

魔力  1080

力   94

防御  86

素早さ 79

魔法  403

技術  843

運   99


 2人とも完全に魔法職ビルドだ。すごく羨ましい。俺だって魔法使いたい。この世界で賢者にはなりたくはないが。前衛なんて嫌だ。と思っていたら、誠也が


「前衛よろしく頼むよ、大。」

と言いやがった。


 どうやらすでに俺が前衛だと二人の中では確定しているようだ。俺はバッファが大好きなんだ。余裕が欲しい。前衛という危険職なんて嫌だ。痛いのは嫌だ。

痛いのは嫌だ。痛いのは嫌だ。痛いのは嫌だ。痛いのは嫌だ…………………………

「大丈夫でしょう、大。腕の1本2本ぐらいとれても治してあげますから。」


ナニヲイッテイルンダ


「全然大丈夫じゃねえよ!なんで俺がこんな目に…」

「何を言っているのよ二人とも。そもそもなんで戦闘をする前提なのよ。まず私たちだって魔法の使い方がわからないのにできるはずがないでしょ?」


……は!確かに。でもよ、そしたら…


「なんで[分析]は使えるのに魔法が使えないんだ?」

「ああ、それね。たぶん魔法で普及しているのが[分析]ぐらいしかないのよ。ほかの魔法についての知識はなかったわ。」


そうなのか。


…ん?いまさらだがなんで光は落ち着いているんだ?ウルスティアに飛びかかったくらいだからテンションがおかしいはずだ。こんな様子はありえないと思うが。


「そういえばなんで光はウルスティアに飛びかかったんだ?そもそも光は大の人間嫌いだろ?そしてなぜ誠也はそれを聞かないんだ?」


「ああ、それね。誠也には大が起きる前に話をしていたのだけど、まず、生態が気になったのよ。ほら、私生物学者でしょ?あれは人間に似ているけど明らかに違うって感じたのよね。未知の生命を見ると解明したくて仕方ないのよ。そこでDNAを取ろうと髪の毛を拝借しようとしたわけ。一本も抜けなかったけど。どうなっているのかしらね?あの体は。」


と言い、そして見るものを畏怖させるような雰囲気をまとい


「私の勘がそうしろと告げたの。「これ以上あいつにしゃべらせてはいけない。あの場所にいてはいけない。」ってね。私、こういう予感はかなり当たるのだから。」

と言った。


 普通はこういう自分でいってしまうタイプの人は当たらないのだが、光の勘は当たる。若干行動が不自然だと思ったがそれは置いておこう。それよりも俺が持っている情報が少なすぎる。会議という名の俺への情報提供をしてもらおう。


「一つ思ったんだが俺らこれからどうするんだ?町に入るにしても通行証がいるし、ほかの村までは遠いぞ?」

「僕が確認したところどうやらストレージに通行証があって、ほかにも多少の現金とかいろいろあったぞ?」


…???謎だな?あの女神の行動が一貫していないぞ?あれだけブチギレていたら普通身の着だけで飛ばすと思うんだが……(というよりそれに近いこと言っていたし)


「ああ、大。不自然さが気になっているのね?あの女神が本心では何を考えているのかわからないから気にしないほうがいいわよ?私でもあいつが何を考えているのかわからなかったわ。しいて言うなら何か触れてほしくないものに触れたということと、あまり本気で怒っていないということぐらいかしら?」


一瞬心を読まれてぎょっとはしたが、そういえば光はこういうやつだったのを思い出し平常運転にもどった。前に「心読めるの便利じゃね?」と聞いたら「そんな便利なものじゃないわよ。むしろこれのせいで人間と会いたくないのよ。」って言ってたな。


「ちょっといいですか?僕からの提案ですけど服と名前変えませんか?」


…ああ、確かに不自然だな。

服はアイテムボックスに…あった。でも名前はどうするんだ?ステータスに載っているから変えられないと思うが…?


「服はわかったが名前はどうするんだ?ステータスに載っているからただ呼び名を変えるだけではダメじゃないか?」


「それに関しては僕に[再命名(リネーム)]の魔法が一回分だけ使えるらしいです。名前をどうしましょう?」


なんのというご都合主義な!もしかして神々の間では安心異世界転移セットがあるのか?



 それは置いといて三人で話し合った結果

大は ティーダ・ベア

誠也は コォ・セイ

光は マグズ・ライ


 にした。前のやつがいわゆる洗礼名つまり、個人を識別するためにつけられる名前で割と変な名前も多かった。後ろは個人の名前、ファミリーネームはなしにした。一般の人はないらしい。つけた名前は安直と思うがまず慣れた名前のほうがいいとの判断だった。(誠也が中二病を発動させてて笑いをこらえるのに必死だったのを追記しておく)


「もうこれで町へ行っても大丈夫かな?大丈夫だったらもう行こうと思うけど。」

「大丈夫だと思うわよ。」

「大丈夫だと思います。」


 二人ともいうのだから間違いはないのだろう。ということで異世界にきて初めての町ステラへ歩き始めた。


お詫びに(まったく関係ない)短編投稿します。

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