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51話 sideエリーゼ

私はエリーゼと申します。


13才の時に王城に上がり、もう15年経ちました。今では使用人の中でも上役となり、今回の視察団の一角を任されたのです。


マギラワシ町より王都の近くまで線路がひかれ変わった品物が王都に届くようになりました。


中でも、トイレというのは本当にすばらしいのですわ。

季節のいろいろなジャムなんかもとても贅沢品です。もたらされるもの全てが、なかなか手に入らない貴重なものです。


そういった事例を受けて、興味を持たれた第三皇子が次の春にマギラワシ町を訪問したいと言い出したのです。

そのお気持ちはとてもわかりますものね。


そういう私も楽しみにしています。


ただ、町ですし、元々は村だったのです。

第三皇子が訪問される際には、あまり見苦しいものはお見せできませんものね。


先に視察団が派遣されるのは当然のことでしょう。


少し大きめな馬車のような、箱車に乗ると線路を走り出しました。


ギコギコしてる運転手という方は大丈夫なのかしら?

恍惚としたお顔で

「コレがクロ主様からのご褒美!」

とかつぶやいてますけど。


なんだか、不安になりますわね。


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