50話 お貴族様がやってくる?
町の産業が多岐にわたってきた。
町として成熟したって考えていいのかな。
京様の望んでいたことは、最初は私が魔法で作りあげてても、私が死んだあともみんなが続けられるものをってことだって理解している。
だからメニュー先生に教えてもらって見本を作って、町の人が選んで発展させてきた。
繊維産業はサヤ姉が、美容業界はカラ姉が、道路運送はミラーが、温泉旅館業はライラさんがという感じで。
他にも食品開発や、町の警備なんかもあるらしい。
カイで言うと人材は増える一方だから仕事の種類が増えるのは、いいことなんだって。
そんなこんなで線路が隣町まで繋がった。
人力で動くらしく、なぜか就職希望者が殺到する人気職になった。
ミラーは
「王都まで繋げると楽になります…私が」
って線路の延長化に心血を注いでいる。
そしたら、長男さんが真っ青な顔して駆け込んできた。
「た、大変だ。第三皇子が町にくる」
って。
なんていうか、皇子様っていたんだね。
「で、実は俺たち貴族だったらしい」
って。
って、えええええええっ。
え、じゃあ
「今年は豊作だな〜」
ってカゴ背負って売り歩いてる町長さんも?
え、じゃあ
「僕、ほんとはこういうの好きじゃないんだけど」
って、ジャケット着ながら化粧してるカマ男…いや次男も?
貴族ってなんだろう、って考えさせられるよね。
1度いなくなった子です。
文章がつながってませんよ〜と教えてもらわなかったら消えてましたね。
(;´Д`A
元の位置に戻せるのかいろいろしてるうちに、もう1度いなくなるという、不良な子ですがどうでしょうか?
あ、あとカイとリーナは最後ハッピーを目指してたのですがダメでしたか?
(´・_・`)
それとも2人のストーリーが終わってしまったら
私の文章力では目も当てられないですよ、かな?
…>_<…
できれば後者でありますように。文章力は自覚アリアリですからね!




