表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/106

37話 マオウサマ

リュックの中を整理したいな〜と思います。


冷蔵庫に入らなかったり、早く傷んじゃったりする物はリュックに入れてる。


この間ベアモンを買ってくれたみたいに、買い取ってくれる場所があるんだって。


カイは物知りだな〜。


で、やってきました。資金取引所。


まずは、お金のやり取りするために個人登録をしないといけないらしい。


おお、あの水晶みたいのあるよ。


あ、手からあの球みたいの出てきたよ。

あれ?板状になった。

そこに名前が書いてある。リーナって。


もしかしたらキャッシュカードみたいな?

私だけのお金になるってことかな。

なんかうれしいかも。


やっぱ、日本人だから貯金がないとちょっとだけ不安よね。

まあ、今日本人じゃないけど。


コレを窓口みたいなところに持って行くの?

はーい。


…カイの球、赤と黒のマーブルでなんだか禍々しくね?


黒、多くね?


受付のお姉さん、カイにむっちゃ丁寧に説明してるわ。

若干、震えてるし。


え?個室で買い取りしてくれるの?

私も行くの?

お連れ様だから?


なんか鳥がいっぱい売れた。

カイと半分ずつの売り上げにしてもらった。


帰るとき、受付のお姉さんがマオウサマって言ってた。

なんだかかわいそうになったから、お詫びのスイベリージャム1つあげてみた。


出るときに水晶のとこ通ったらまた球になって、身体に吸い込まれたよ。


今度からは1人で来ようと思いました、はい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ