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36話 ちょんまげ!

お宿にはお風呂がない。

大きいタライを借りて部屋の隅にある排水できる場所に置いてある。


排水はできるけど、水道みたいのはないから汲んでこないといけない。


そりゃ、本当は毎日入りたいよ。

けど、お水を井戸から運ぶのカイがやってくれてるの。

それをカイと私で温めて入るんだけど、お水運ぶの手伝おうとしてもやってくれるし、

魔力で出して、お湯を張りかえるのも別にやらなくていいって言われちゃう。


毎日じゃなくてもいいよ、ってなるよね。

しかも1番風呂させてくれるの。


残り湯サイコーとか、村に帰りたくネーとか

よくわかんないこと叫んでるけど。


あ、そうそう。お揃いのコレ。

婚約腕輪なんだって!

前世も含めてはじめてかもしんない、こういうの貰ったの!


「いっつも、重たいのにお風呂の用意してくれてありがとう」

って、上目遣いのアゴ下グーの手で、ちょこっと首傾けてお礼言ったら、

カイお風呂場から出てこなくなっちゃった。


前世で教えてもらった ぶりっ子スペシャル、効果あったよ!みっちゃん。


今までカイのこと、便利な子だな〜って思っててごめんね。


なんだか愛されてるってわかったから、全力で応えようと思います!


だから、ゆるしてチョンマゲ。




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