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33話 京様!

十字架ついて、ステンドグラス飾ってあってっていう荘厳な感じの想像してたよ、私。


キラキラしてる壁の材質は、こっちの世界にきてはじめて見た、うん。


けど、真四角な箱なんですけど。

ただの真四角な白い箱なんですけど。


シンプルだね。


「3名様ですかな。こちらのお嬢さんの洗礼かな」


なんと、洗礼って生涯に何度でもできるらしい。

お金かかるけど。

んでもって、はじめての洗礼に付き添いで来た人は

普通より安くやってもらえるらしい。


お父さんから順番に入ることになった。


次、私?

はーい。


なんかドキドキするな。


「こちらにお座りください」


大っきな水晶みたいなのの前に座る。


「では、ごゆっくりどうぞ」


あれ?いなくなっちゃうの?なんか説明とかないの?





『ふふ、久しぶりだね。』


あ、白いふよふよの人!


『がんばってくれてるみたいで、うれしいよ』


?なんかがんばったかな?


『今のままでいいよ。リーナに頼みたいのは、地球文化の取り込みなんだから』


じゃあ、お風呂とか作って欲しかったってことでいいのかな。


『そんな感じかな、君は平和な物だけ広げてくれそうだしね』


だけど私、日本にいた時は、できた物を買って使ってただけだから、知識なんてないよ。

役に立つかなあ。


『そのために、君に便利な力をあげたでしょう?

メニュー先生だっけ?』


え、あれ白ふよさんがくれたの?


なんか、すごい人なんじゃない?白ふよさんって。

なんだっけ、あれだよ、あれ。う〜ん、そうそう。

京!スーパーコンピュータ!


今日から白ふよさんのこと、京様って呼ぶわ!


ケイって読むんだよ。キョウじゃないよ。

だって、死して屍拾う人になっちゃうじゃん!



そのあと、虹色みたいな不思議な球が水晶から出てきて身体に吸い込まれた。


魂を入れて貰う儀式みたいな感覚らしい、洗礼って。



私のあとカイが入った。


「なんか、女神の守護者ってのが増えてた。なんだろうね。

あと、闇属性が増えてたよ」


不思議だね、ってカイは言うけど

私とお父さんはなんだか納得したよね、うんうん。


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