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第四話 逃亡

『いたぞ!あいだ!!』

『もっもう追ってきた!!』


疲れた体に喝を入れ走る。走っている間に身体能力強化魔法【クルセード】をかける。

後ろからは、中級火属性魔法【フレイムランス】や水属性中級魔法【ウォーターボム】が飛んでくる。

数にものをいわせて魔法の錬成の数が尋常ではなく何発も飛んでくる。

くそぉ...こんなところで死ぬわけにはいかないんだ。


『これで死ねぇ!』

男が魔法を錬成し始めた。


あれを食らったらやばい!!


急いで振り返り火属性上級魔法【ファイヤーウォール】を10枚展開する。


『そんなんで防げるかよ!!くらえ!!』


闇属性超級魔法【ダークネスブレイブ】

錬成陣から暗い闇のレーザーが6発飛んでくる。


なっ!?ファイヤーウォールで防げるか?


9発はファイヤーウォールで防げたが一発がファイヤーウォールを突き抜け俺の腹を貫通した。


ぐっ...くそ...【テッテレポート】!!

なんとかテレポートし、逃げた。


『ちっ、逃げたか。だがあの傷だ...逃げたとしてもあいつはそのうち死ぬ。セルデック家は終わりだ』


男たちはテレポートし消えた。


テレポートし森の奥までどうやら飛んでしまったらしい。

ここは通称【白い魔女の森】は人が入ったら二度と出てこれないと有名な森だ。

なぜなら数多くの魔物、そしてこの森は白い魔女が支配しているからだ。


『はあはあ....こっここまで逃げればあいつらも追ってはこないはず...』


腹の傷口からはおびただしい量の血が出ていた。


くそぉ...ここまでか....

意識が朦朧としてきた。やばいな死ぬのかな...?


『ねぇ!!君大丈夫!?』

『うぅ...あっあなたは...?』


声のする方向になんとか顔をむける。そこに立っていたのはウェーブのかかった栗色の髪の女性だった。


『なにがあったの!?大丈夫?』


だが血が流れ過ぎたらしく力が入らず意識を手放してしまった。

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