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夢みたいな恋したい☆  作者: 花恋
6/27

遅くなっちゃってごめんなさい(´・ω・`)



誕生日プレゼントを受け取ってから

約1ヶ月が経過した

毎日メールは届くものの

彼らが大阪に来る機会はなかった


教室の窓側の席からボーッと空を眺めていた

バレないようにいつも身につけてるネックレスを握りしめた

1度も外してない愛のカタチ

遠距離恋愛をしてる人達は

どうして同じ空の下で繋がってると思えたんだろう?

私には遠すぎて

世界が違う気がした


「瑠璃!

隣のクラスの男子が呼んでるよ

また告白じゃな〜い?

最近モテるよね。」


友達の由利亜ゆりあから声がかかり

呼んでる男子の元へ向かう


「ちょっと良い?」


同じ学年ってことは知ってるけど名前すら知らない人

たぶんそれなりにかっこいい

でも彼らと比べてしまう


植物が植えられ手入れが施された中庭についていき

想いを告げられた


「俺さ、最近上條さんのこと良いなぁって思ってて

彼氏とかいるの?」


彼氏って言えないのがもどかしい

誰一人簡単に彼氏だと言えない

仕方ないけど

少し辛かった


黙り込む瑠璃に男子は積極的にアタックする


「もしいないんだったら俺と付き合ってくれない?」


どうしよう…。

返事に困っているとポケットに入ってる携帯が鳴った

もちろんBatterflyの曲

でもこの曲はわざわざ設定したものだった

ということは


急いでポケットから携帯を取り出し

男子のことを気にせず電話に出る


「も、もしもし。」


久しぶりの電話に気持ちが高ぶる

それは声からも明らかだった


「今大丈夫?」


着信の相手は愁さんで電話越しの低温ボイスが心地よい

でも愁さんの一言で

男子の告白の最中だということを思い出した


「あっ…。」


男子の方をみると

複雑そうに笑っていた


「好きな人いたんだね

ゴメンね手間取らせて。」


そう言って男子は去っていった


「今の声男だよね?」


運悪く愁さんに声をきかれて根掘り葉堀りきかれる

告白の途中に電話がかかって来たことを話すと


「残酷な女の子だねぇ」


なんてわざと言われた

電話かけて来たのは愁さんなのに

そう言いたかったけど

これ以上話をずらすのは避けたい


「何か用だったんですか?」


あ、そうそうと言って愁さんは本題の話にうつった

わざわざ昼休みにかけてくるぐらいだから急ぎの用なのかもしれない


「日曜日にさ俺だけ大阪に行くから会える?」


今日は金曜日

日曜日は明後日で

女の子からすればかなり急な話だった

でも1日でも多く愁さんと過ごしたい


「全然大丈夫です

会えるのすごく嬉しいです

仕事に来るんですか?」


「まさか

思いきりプライベート

瑠璃に会うためだけに行くよ

東京から車だからちょっと時間かかるけど

その後ドライブでもしよ」


う、嬉しすぎるよ

服装とかは悩むけど

何よりも超楽しみだった


「はい楽しみにしてます」


高校生になってこんなに浮かれてて良いのかなとも思う

でも今この時間はかけがえのない時間だと思う


「ドライブして

ホントは抱いてから帰りたいんだけど

あんまり時間ないんだよね」


そんなに忙しいのに自分の為に来てくれるという事実は

嬉しくて嬉しくて仕方なかった


「あの私も…だ、抱かれたいです。」


正直に気持ちを告げると

愁さんが電話の向こうで

フッと笑った気がした


「じゃあドライブはそこそこにして

またホテルの部屋でデートして

家まで送るルートで」


「は、はい

それでお願いします。」


自分から言ったけど

なんだか改めて言われると照れた

愁さんだけに抱かれるのは初めてだなと

出会ってすぐのことを思い出したが、赤面しそうだからやめた


「じゃあホテル予約しとくね」


とんでもなく赤面したまま瑠璃は電話を切った


教室に戻ると由利亜が心配そうに近づいてくる


「遅かったから心配したんだ

あれ顔赤いけど大丈夫?」


大丈夫と言って瑠璃はすぐに席についた

きっとしばらく赤面は消えていなかっただろう




かなり平凡な話になってます(笑)

最近小説の書くスピードが超のろいですww


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