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頑張って2日連続で更新してみました(*´∇`*)
ホテルの部屋の前で大きく深呼吸をしてベルに手を伸ばす
ピンポーンッ
ベルを押してしばらくするとドアが開かれる
もちろん出てきたのは愁さん
「いらっしゃい。」
出てきた愁さんのことを瑠璃はまっすぐに見れなかった
ちらりという表現からいきすぎてるぐらいみえる胸元
バスローブの胸元をわざと大きくあけ1枚しか着てないことを強調しているようだった
しかも普段しているメガネをはずし
髪の毛が濡れていて水も滴る良い男って感じだった
私はこれからここで・・・
固まっている瑠璃の手をひき愁は部屋に招き入れる
部屋に入るとわかってたハズなのにさらに身体が固まる
「ふっ…ガチガチ。
シャワーでもあびる?」
「あ、はい。」
2つ返事をして逃げるようにシャワールームへ入る
シャワールームには新しいバスローブが一着置かれていた
真っ白なバスローブ
別にたいしたことではないのにさらに身体を強ばらせる
でも今更帰るなんて言えない…。
瑠璃は意思を固め、念入りに身体を洗いバスローブ1枚を着てシャワールームを出た
シャワールームを出ると愁はベッドに腰かけてiPodで曲を聴いていた
瑠璃に気づきイヤホンを耳からはずした
「こっちおいでよ。」
手招きされて指定された場所は愁さんの隣
躊躇いがちに腰かけると身体を寄せられ手を捕られる
「ねぇどの曲が好き?
望むならソロでも歌うからリラックスしてよ」
渡されたiPodに入っていたのは全てBaterflyの曲
歌う為かカラオケバージョンも全て入っている
そっと片方のイヤホンが瑠璃の耳につけられる
近くて近くてイヤホンが私たちをつなぐ鎖に感じた
愁さん凄く気を使ってくれてる
自分から来たのに情けないよね…。
「私…大丈夫なんで。」
もちろん意地だよ
でも何か愁さんに気を使われたくない
子供扱いされてる気にもなるし
何より私は・・・愁さんに・・・抱かれたいのかもしれない
「さっきは髪の毛パーマだったのに
濡れるとまっすぐになるんだね。」
またイベントの時みたいに愁さんが私の髪の毛をつかんだ
愁さん髪の毛好きなのかな?
ふんわりした天然パーマの髪の毛
いきすぎてないからマシだけど、正直ストレートに生まれたかった
軽いコンプレックスが
あなたの前ならチャームポイントになる
「天然パーマなんです。」
そういうと愁さんは髪の毛にキスをした
まるで私に見せつけるかのように目の前で
もちろんそんなことだけで私は真っ赤になる
「大丈夫だよ
ヴァージンでも優しくするからさ。」
優しい顔のままでさらっと告げられた言葉
愁さんは優しくても大人の男の人だった
さっきまでの優しい顔に大人の色気が混ざっている
優しくベッドに押し倒され軽くキスをされる
「あ…。」
これがファーストキスだって言ったら引かれるかな
でもファーストキスが愁さんって凄く嬉しい
軽いキスは唇から首元へと下がっていき
少しずつバスローブが脱がされていく
自分だけ何もきてないことが凄く恥ずかしかった
そんな私に気づいたのか愁さんは私の手をとる
手をつかみ触れさせられたのは愁さんの胸元
「1人が恥ずかしいなら君の手で脱がせて。」
そういうと愁さんは触れさせたまま掴む手を離す
そして私の身体に触れるのを再開する
恥ずかしいんだけど1人だけはヤダし
勇気をだしバスローブを脱がしていく
するとわざとらしく愁さんがイタズラをしてくる
「ぁ…ん……やぁ。」
脱がそうとすればするほど愁さんのイタズラは増す
手だけじゃなくて
顔を近づけ肌に吸い付いてくる
「どうしたの?
ほら早く脱がして?」
愁さんってこんな人だったっけ?
みんなが見てる愁さんは偽り
今私はありのままの愁さんに触れてるんだ
そう考えると何だか嬉しくて愁さんに触れていた手に力がはいる
おそるおそるバスローブの紐をとく
そして両手を使いバスローブを開く
愁さんはしばらく何も言わずに私の行動をみていた
自分の服が剥かれると愁さんはフッと笑い
顔を近づけてきた
けどまた愁さんの顔が向かったのは
「えっちだね
でも良くできました。」
囁かれた言葉
かかった熱い吐息
私の耳まで熱くなる
何て声で囁くんだろ
身体に力がはいらなくなる
「それぐらいリラックスしてると良いよ。」
いやリラックスじゃないんですけど…。
反抗しようとした時
また軽いキスをされた
優しく微笑まれた
その時
ピンポーンッ
ふいにインターホンが鳴る
誤字とかあれば言ってくださいね(´・ω・`)
次の更新も頑張ります(*´∇`*)




