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夢みたいな恋したい☆  作者: 花恋
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気がついたら約1ヶ月が経過してました

亀なみなら良い所でなめくじ並の執筆具合です(´・ω・`)

ガールズトークではないですけど、女の子2人がメインになってます(*´∇`*)


翌日

さっそく由利亜と買い物に来ている

場所はもちろん水着売り場


「上着?

瑠璃の彼氏さんそう言ったの?」


由利亜は驚いてるみたいだった

なにせ何も話さずにここまでやって来たため

由利亜は割と露出多めの水着を手にしている


「正気?

旅行ってことは海でしょ?

ハメ外さなくてどうするの!」


相変わらず由利亜はセクシーな水着を手離そうとはしない

しかも黒とか私には似合わないよ


「何のためだろう?

日焼け?視線?」


うーん…

真剣そうだったのは確かだけど

そこまでは瑠璃にはわからなかった


「まぁそう言われてるなら仕方ないか…」


由利亜はブツブツ言いながらも

真剣に考えてくれてるみたい


これかなぁ…

そう思い由利亜にみせるとあっさり却下された


「瑠璃はカワイイんだから

ズボンタイプよりスカートの方が良いよ!

これなんてどう?」


由利亜が見せてくれたのは

白いビキニで

胸元、腰あたり、それぞれにリボンがついてるカワイイ水着だった


「あ…可愛い。」


「よしっじゃあこれに決まりだね!

あとは上着だよねぇ」


完璧な日焼け防止にすると

長袖でおへそも隠れて

ビキニにならなくなる

目的がわからないぶん難しいな…


「あ!

これ良いんじゃない?」


由利亜が渡してきたのは

ピンクの薄い上着

透けてるためビキニは損なわれない


「え…なんか恥ずかしくない?」


これだったら着ない方がマシのような…


「UVカットになって

色気が残る

完璧じゃない?」


由利亜に押しきられ

瑠璃は透けてる上着を買うことにした


由利亜の買い物にも付き合いつつショッピングモールをまわる

すると由利亜に手をひかれ一目散にあるお店に入らされる


「水着ばっかり考えてて

こっち忘れてたね

ほら瑠璃彼氏さんの好きそうなの選んで!」


連れて来られたのは…ランジェリーショップ。

由利亜は積極的に手に取っていく


「これ可愛いなぁ…」


たぶん自分に似合いそうなのをみてるみたい

ど、どうしよ…


「好きそうなのなんてわかんないよ…」


独り言が口から出て

近くにいた店員さんが笑顔でやってくる


「彼氏さんとご旅行ですか?」


「は、はい」


緊張し声が裏返りそうになりながらも

首をたてにふる

店員さんは瑠璃の全身を見渡し

いくつか候補を取ってきてくれる


可愛いらしい感じと

セクシーな感じと

タイプは様々だけど

どれも私からみても可愛いと思う


「あの1つきいても良いですか?」



少し前にみんなが言っていた


「服とかはあくまで飾りつけるものでしかないよ

だから俺たちは瑠璃が瑠璃であればそれで良いんだ」



私もみんながみんなであれば良い

そう思う


「し、下着に

そこまでこだわる意味ってあるんですか?」


店員さんは驚いたあとに

尚更優しい笑みをくれた


「まぁそうですよね

しょせんは脱ぐものですし?」



店員さんのストレートな言い方に驚くものの、なんとか返事をかえす



「でも彼氏さんが、好みの下着をつけることで喜んでくれたら嬉しくないですか?

私は彼氏さんへの普段の感謝代わりにつけるんだと思ってます」


確かにみんなが喜んでくれるなら…

少しぐらいセクシーなのでもつける

私はみんなにどれだけ恩返ししても足りないぐらいの幸せをもらってる


「た、たぶん可愛い感じのが良いんだと思います…」


瑠璃の言葉に店員さんはまた微笑んだ


「お手伝いします」


それからみんなのことを考えて選んで

淡いピンクの下着を買った


これもリボンだけどレースをあしらっていて可愛いし喜んでくれるよね

少し挑戦ぎみの・・・ひものタイプなんて初めて買った

喜んでくれるかな??


「良いの見つかったみたいだね」


「うん今日はありがとう!」


由利亜に感謝をして別れた


家につくとタイミングよく電話がかかってくる


「もしもし?」


「俺だけどさ…」


ボソボソッと照れくさそうに話す声

前に抱かれたときとは大違いと思うと

同時に赤面することまで思い出した


「ん…瑠璃?」


心配そうな声


「だ、大丈夫です!

律さんは体調崩したりしてませんか?」


電話もメールもこまめなタイプではないし

かといって私からも出来ないし

会話するのは比較的久しぶりだと思う

テレビ越しにじゃやっぱりわからないことがいっぱいある


「大丈夫だよ

俺が体調崩すときは…瑠璃が足りなくなったときだけだよ」


え…律さん!?

瑠璃は甘い囁きに赤面して言葉を失う

こんなのまるで…豹変したときみたい


「こーら律!

急に携帯片手に消えたと思ったら

何言ってるんだよ!

電話越しのお姫様がお困りだろ?」


お姫様なんて呼び方するのは彼1人

要さん…


要は律から携帯を取り上げて瑠璃と話をし始める


「俺のたった1人のお姫様は元気だった?

俺は今にも倒れてしまいそうだけど」


明るい口調とは違って

言ってることはかなり深刻で

単純な瑠璃はすぐに心配する


「大丈夫ですか!?

風邪ですか?

お仕事大変かもしれないですけど、少しは休んでくださいよ!

今だって仮眠してくれても…」


ハハッて笑い声と

律さんの不満そうな声

携帯取り合ってるのかな??


「大丈夫だよ

瑠璃に会いたくて会いたくて仕方ない病気だから

瑠璃は俺たちに電話やめて寝てほしいの?

瑠璃がそう思ってるなら切っても良いけどさ」


そんなわけない…

電話くれたのが嬉しくて

私も毎日会いたくて

みんなと同じ気持ちでいるのに

切ってほしいなんて思うわけない…


「もう少しだけ…お話したいです」



「みんなきいた?

今の録音しといたら良かったかも」


いきなり陸さんの声がきこえる

ん?みんな?


みんなきいてたの!?


そうだ…私ちゃんとみんなに説明しなきゃいけないことがあったんだ

楽しさに浸りすぎた


「昴のことはちゃんと会ったときに説明しますから…」


「あーこの前彼氏ずらしてたやつのことだよね?

瑠璃のことは信じてる

けどちゃんと話そう

大事なことだからね」


そう言って電話は終わった


まだ少し消えないキスマーク

行く頃には消えてると思う…もう1度つけられることがなければ…。


気をつけなきゃ…




由利亜ちゃん意外と好きです(*^^*)

今度こそは早めに…更新…します…。

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