14
もう14話ですってw
はやいっ!
そしてごちゃごちゃしてきた(´Д`)
では昴の愛すべき姿ご覧ください(笑)
痛いか痛くないかの絶妙な力加減の抱き方
一体今まで何人の女の子を腕に抱いてきたのだろうか?
「瑠璃、いい加減俺のこと男としてみてよ…」
初めてこんなに近くに昴がいる
こんな状態で考えることとしては残酷かもしれない
けど愁さん達とは全然違う香り
完璧に整えられた香水ではなく、ほのかに香る汗の香り
それが尚更瑠璃を意識させる
「昴…離してよ。」
いつまでもソファーの上で肩に頭を乗せるようにして抱きしめてくる昴
年上で大人っぽいんだけど、どこか幼く感じる
「泣きたい時に側にいれないような男より
俺を選べよ
俺ならお前が望むときに、望むだけ側にいてやれる
こうやって包みこんでやれる」
優しい暖かさ
不安で不安で仕方ないときに、この暖かさをどれほど欲したことだろう
きっと昴はわかってるんだ
彼氏が側にいない人だってこと
「瑠璃…好きだ
ずっと前からずっと…
俺のものになれよ
」
同じ言葉をどうせなら愁さん達からききたい
あのもっと甘い声でききたい
私が求めてるのは
この声じゃない
「違うの…昴じゃダメなの」
昴はいきなり瑠璃をソファーに押し倒し
制服のボタンをいくつか外す
そして首元に吸い付く
チリッと痛みが瑠璃を襲ったとき
そこには赤い痕が出来ていた
「ずっと想ってきた女の子を、少し拒絶されただけで簡単に手離すことなんて出来ない
よく考えてよ
俺が瑠璃を1番わかってる」
なぜかはわからない
けれど目から一筋の涙が溢れた
昴はそれに気づくと
涙を口でぬぐっていく
「いきなりゴメンな
でも耐えられないんだ
瑠璃が他の誰かのものになるなんて」
この後私はしばらく泣き続け、昴は優しく抱きしめ続けた
もし私がこれ以上昴を拒絶すれば、彼は私の元から去って行くのだろうか?
もし愁さん達も去って行ったら?
私は1人になる…
昴ごめんね
でも私あなたの側にもいたいみたいだ
瑠璃の不安と違い、昴は翌日からも何も変わらなかった
今まで通りで
伝えてからはより近くにいてくれてる
これが普通の彼カノなのかな?
「昴センパイと付き合うことにしたの?」
由利亜からの直球な質問に首をふる
あえて他には何も言わなかった
「あの放課後以来
昴センパイが女の子と2人きりで歩いてる所みないよね」
それだけ愛されてるって?
でもそんなに簡単なことじゃない
窓から外をみると
男友達とはしゃぐ昴が目についた
いつもならみんな平等にみえる
けど今日は昴だけが輝いてみえた
瑠璃は無意識のうちに熱くなったキスマークを押さえていた
もしかしたら今が潮時かもしれない
こうやって学校生活をおくって
昴と一緒にいて
そしたら愁さん達がいなくても
私でいれるかもしれない
私達はやっぱり
別世界の住人なんだもの
昴の一途さ
正直書いてて楽しかったぁ(^-^)w
こういうタイプはなかなか良いです(笑)
次話…出来るだけ早めに…