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口癖

作者: 椎名魅莉

「ごめんなさい」


もはや口癖になりつつある言葉。


勉強も出来ないし


運動も全然ダメ。


しかも鈍い。


怒られることはあっても、感謝される事は無い。


生まれて16年間ずーっとそう。


でも…こんな自分なんだからしょうがない。


「ねぇ」


後ろからポンッと肩に手を置かれ、反射的に振り向く。


「なっ何ですか!?」


こんな私に話しかけてくるなんて…変な人。


「岡崎鈴さん…だよね?」


「そう…ですけど…」


ジッと相手の顔をみると、何気にかっこ良くて鼓動が早まるのを感じる。


「これ!届けてくれたの君だよね!?ありがとう!!」


手に持ってるのは携帯電話。


あぁ、そういえば廊下に落ちてたの拾って職員室に届けたっけ……あれ…?てか私…お礼…言われた…!?


「すっげぇ助かった!!!!ほんっとうにありがとね!!」



「ど…!!どういたしまして!!」


初めて言ったのでは無いかと錯覚するほど自分に馴染みの無い言葉。


こんな私でも役に立てたんだ!


嬉しい…。



「どういたしまして」


ボソッと呟く。


顔がにやける。


この言葉が口癖になればいいのに…な。




初めまして椎名魅莉と申します。


どうでしたか?


オリジナルを書くことはあまりないので不安なのですが・・・


少しでも良かったと思ってくれれば嬉しいです(^-^)



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