小人の生まれ方
ある男が悪魔を召喚した。
悪魔「呼んでくれて、ありがとう。お礼に願いを1つだけ叶えてあげましょう」
男「ほう、それなら願い事を100個叶えてもらおうかな」
悪魔「ん・・・まあ、良いでしょう」
悪魔はそう言うと右手を振りかざし一瞬、目の前が真っ暗になった。
男「・・・・・・ん、おい!なんだこれは!!」
悪魔が大きく、いや、男のほうが親指ほどに小さくなっていた。
そして、周りには男と同じ姿の小人が99人・・・。
男「どういうことだ!説明しろ!!」
悪魔「先ほど1つだけと言ったでしょう。これは一人1つしか叶えることができないという意味で言ったんです。それなのに願い事を100個かなえてと言うから、とりあえず貴方を100人に分けたんですよ。あ、言い忘れてましたが、私は見習の悪魔なので1つかなえるのが限界でして・・・」
こうして、小人は生まれるのである。