52 1章エピローグ_1年目6月8日
1章が完成しました。
今までは読み専門でしたが、2024/4/29に何を思ったが生まれて初めて
書き物をしました。(学生の頃の感想文などは除く)
1章はライトノベルの一巻相当の80,000文字を目標にしました。
一応最後までのプロットは作成しているのですが、
ストックが少ないのとやはり本業をしながらの執筆は大変なため、
一旦お休みをします。
再開は7月か、お盆頃を予定してます。
再開が分かるように是非ともブックマーク登録をお願いします。
登録数が多ければモチベーションが上がるため本業が忙しくても
再開時期を早められると思います。
『ああ神よ』
男がうなだれている。
神といいながら契約とか、命令口調をしたり全然敬っていないな。
台に寝かされている唯留美に近づくと丁度目を開けた。
『先輩、私変な夢を見てました。大きな骸骨が現れて
教主に手を切断されるんです』
そう言った。唯留美は切断された手を見る。
『あれ、夢じゃなかったんですね。全然痛くないから夢だと思いました。
これだと週明けに先輩とネットワークの設定作業ができないですね。
先輩と一緒に設定作業をできることを楽しみにしていたのに』
唯留美の頬に涙が流れる。
『お前の手は神に捧げた。二度と元には戻らない!』
教主と呼ばれた男が叫ぶ。
『黙れ、お前のようなやつに唯留美の人生を狂わせるわけにはいかない』
俺は唯留美の両手首を持ち回復と念じた。
眩い光が溢れ唯留美を包む。
光が収まったあとには無くなったはずの唯留美の手が元に戻っていた。
『先輩、手があります。無くなった手があります!』
その光景をみていた亜麻紗、亜麻奈、教主が驚いている。
『良かったな。これでまた一緒にネットワーク機器の設定ができるな』
俺は唯留美の頭を撫でた。
1章完