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35 決起会_1年目5月7日

5/6の投稿スケジュールです。

トラヒックに考慮して以下の時間の20分に投稿します、

0時 :済

6時 :済

12時 :今回の投稿です

18時 :

5/7以降はゴールデンウィークも終わり本業が忙しくなるため、

1日に一度、ストックがある限り11:20に投稿させていただきます。

予約してある店は本社から徒歩で行ける個室割烹居酒屋だった。

ここって接待とかで使用する店だな。

8名が個室に案内されたが座席で揉めだした。

個室は縦長で4名、4名が並んで座るタイプだ。

役職的には姫美と西砂さんが上座で、決起会と言いながらも若葉姉妹を

歓迎する会なのでその隣。悩むのが八王子と青梅だがそれぞれの主人の

隣に座らせると俺が一番入り口に近い下座になる。


【当初のイメージ】      入口側

姫美 八王子 唯留美 青梅

西砂 若葉姉 若葉妹 おれ


俺が各自を席に誘導して下座に座ると俺の前に姫美が座った。

『おい、姫美はそこじゃないぞ』

『何を言っているのかしら。私の席はここよ』

『では私は先輩の隣ですね』

結局当初のイメージと全く違う席順になってしまった。


【実際の座席】        入口側

若葉姉 若葉妹 八王子 姫美

西砂  青梅  唯留美 おれ


ファーストドリンクが揃ったところで

乾杯の音頭を西砂さんにお願いした。

当然未成年と護衛はウーロン茶だ。

『では私から乾杯の音頭をさせていただきますね。とは言っても堅苦しい

挨拶は無しで。人数は少ないですがもしかしたらこのメンバーで

世界を救うかもしれません。全員無事にこの困難なプロジェクトを

遂行しましょう。なに気張る必要はありません。このプロジェクトには

立川君がいます。立川君はどんな絶望的なプロジェクトでも完遂する

男です。そのため立川君がいる時点でこのプロジェクトは成功が約束

されてます。では乾杯』

かなり西砂さんに信頼されているな。元々失敗する気は無いけど

気合をいれないとな。

『達人、西砂さんにかなり信頼されているのね。確かにあなたの事は

本社の役員でも有名よ。どんなにスケジュールが遅延しても途中でプロジェク

トメンバーが離脱して体制がメチャメチャになっても、お金が無くて赤字の

プロジェクトでもあなたがプロマネとして入ると不思議にうまく回り始める。

そのために、達人には本社のもっと大きなプロジェクトのプロマネを何度も

打診したけど、西砂さんが基本拒否をしていたわ。一部拒否できないプロジェクト

だけ達人に依頼をしていたようだけど』

そっか。俺は西砂さんに守られていたんだな。確かにたまにネットワーク以外の

案件のプロマネを西砂さんにお願いされて対応していたが、西砂さんも

全ての依頼を断ることができなかったんだな。

『俺は大したことはしていない。姫美は知っていると思うけど俺は何となく

問題と思うところが分かるからそこを対応していくと自然にプロジェクトが

うまく回るんだよ。あとはプロジェクトメンバーが頑張ってくれるからだな』

『あなたは何ともなく言うけれど、それがどんなに凄いことか自覚を

した方がいいわ』

『先輩は凄いんです。人の人生を変えるぐらい。今度は星の星生?を変える

ことになるんです』

『唯留美、近いぞ。酔っぱらうには早いだろ』

『ちょっと、達人。あなたいつから泉さんを名前で呼ぶようになったの?』

『さっきのミーティングからだな。若葉姉妹を名前で呼ぶなら私も名前で

呼ぶようにと言われたんだ』

姫美は唯留美を睨みつけている。

『お前ら、俺とばっかり話してないで亜麻紗さんと亜麻奈さんとも

話して仲良くなれ』

『大丈夫よ。あとでしっかり順位付けを行うから』

うん?順位付け?何の事かわからないけど女性は女性のルールがあるのだろう。

それにしてもここの肉はうまいな。

相変わらず、護衛二人はコース以外も注文して食べまくっているな。

若葉姉妹が引いているぞ。



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