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33 室メンバーの自己紹介_西砂_立川_泉_1年目5月7日

5/6の投稿スケジュールです。

トラヒックに考慮して以下の時間の20分に投稿します、

0時 :今回の投稿です

6時 :

12時 :

18時 :

5/7以降はゴールデンウィークも終わり本業が忙しくなるため、

1日に一度、ストックがある限り11:20に投稿させていただきます。

引っ越しの片付けや、ゴールデンウィーク中の作業の報告書を作成していると

ノックを3回し、質問してくる声が聞こえてくる。

『こちらは、情報収集分析システム室で間違いないでしょうか』

泉が軽快に入り口に走っていき、ドアをあける。

『はい、そうですよ。どちらさまですか?』

『私は、若葉(ワカバ) 亜麻紗(アマサ)と申します。今日よりこちらで

お世話になると聞いております』

『あなたが、亜麻奈さんのお姉さんですね。私は泉といいます。

今日から同じ職場の同僚ですね』

そこにゴールデンウィーク一緒に過ごしていた、妹の

若葉(ワカバ) 亜麻奈(アマナ)も現れた。

『姉さん、もうきていたのですね』

『そんな入り口で話してないで、こっちにおいで』

西砂さんが席に案内する。

『亜麻紗さんは立川君の前ね。亜麻奈さんは泉さんの前の席ね、

現在の室員全て揃ったので早速、情報収集分析システム室の方針を説明するから

あそこの会議室に行こう』

席に案内したが、直ぐに会議室に移動した。

『あらためて、私が室長の西砂です。役職はいらないから気軽に西砂さんとでも

呼んでね。では順番に自己紹介をしていこう。続いては立川君』

『はい、立川です。この室を立ち上げるきっかけを作りました。私の自己紹介を

する前に亜麻紗さんに紹介しておきたいの人?がいます』

俺は会議室を出て、高級そうな机の高級そうなクッションに寝っ転がっている

ショワに声をかけた。

『おい、みんなに紹介するかこっちにこい』

『えーもう、自己紹介は終わったでしょ』

『まだだ早く来い』

俺はショワを掴んで頭の上にのせると会議室に戻り、亜麻紗さんにショワが

見えるように念じた。

『亜麻紗さん、これがショワだ。自称情報の集合体なんて言っているが、

神威ではないことだけは確かだからよろしく頼む』

『すごい力を持ってますね。妹から事前に聞いていなければ切りかかってしまう

とこでした』

おっと、姉は脳筋系か?

『害はないので、仲良くやってほしい。では自己紹介に戻るけど

このショワが言うには、このままだと3年後に何かしらの悪いことが起きるみたいだ

それを防ぐためにこの室は発足した。具体的には情報の神威を倒すことだ』

『情報の神威とはなんですか?神威は神威ではないのですか?』

『亜麻紗さん達からすると、神威の一種だがここ最近倒すと消滅する神威が増えた

と思わないか?普通なら死体なり、痕跡がのこるはずなのに』

『そうですね。今までと違い消えてしまう神威が増えたと思います。ただし

単純に消滅するのではなく、何か残して消える事もあります。それを便宜上

ドロップアイテムなんて呼んでます』

『そこまで実感があるなら話は早い。その最近増えた神威が3年後に影響する

神威で、どうも情報を餌としているようなんだ。実際、ゴールデンウィークに

亜麻奈さんと一緒に討伐している』

『そこまでは妹から聞いてます。しかもほとんど立川さんが倒したらしいとも』

『そんなことはないぞ、メインで倒したのは亜麻奈さんだ。おれは美味しいところを

持っていっただけだ』

『わかりました。そいうことにしておきましょう。ただ若葉家の人間が

一般人に協力してもらうこと自体が恥です』

隣にいうる亜麻奈が小さく縮こまっている。

『まあまあ、で俺自体ネットワーク機器をこよなく愛する普通のサラリーマンだ。

西砂さん俺の自己紹介は以上です』

『では次は、泉さんお願いします』

西砂さんが泉に話をふると、泉はとても不機嫌そうにしていた。

『おい、泉の番だぞ』

『先輩、なんで若葉姉妹のことを苗字でなく名前で呼んでるんですか?』

『いやだって、若葉家の人が二人いたら苗字で呼ぶと混乱するだろ』

『だったら若葉1、若葉2と呼べばいいじゃないですか?』

『おい、それはあまりにも失礼だろ』

『だったら、私も名前で呼んでください』

いきなり泉が我がままを言い出した。

『私はもう3年も先輩と一緒に仕事をしてますが、ずっと苗字で呼ばれてます

そろそろ、名前で呼んでください』

最近はコンプライアンスが厳しいから、昔からの知り合い以外は苗字呼びが

一般的だったからずっと泉としていたが、名前で呼んで欲しかっただな。

確かに苗字呼びは壁を感じるしな。

『わかったよ、これからは唯留美と呼ぶよ』

名前で呼んだ瞬間、唯留美が満面の笑みを浮かべた。

『はい。これから唯留美と呼んでくださいね。私は(イズミ) 唯留美(イルミ)です

先輩と一緒にインフラネットワーク系のSEです。あと英蘭出身です』

機嫌がよくなった唯留美は若葉姉妹に微笑んだ。

俺は唯留美の機嫌が良くなって良かったと思っているが、若葉姉妹は

青くなって震えている。

最後の方に英蘭出身と言っているが、姫美や亜麻奈さんと一緒で

英蘭出身なんだな。

『あとおまけですが、そこでソリティアをすっとしているのは青梅さんです

私の護衛なので、仕事の頭数には入れないでください』

唯留美バラしたらだめだそ。青梅がソリティアしているのは公然の秘密だ。


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