表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/9

ルーティンづくり

 私はその日から練習に明け暮れた。亜空間は1時間練習してもこっちの世界では10秒しか経たないのだから、いくら練習してもしたりない私にとって、とても都合のいい魔法だ。


 でも、やる事はまだまだ沢山ある。私が亜空間出することは何も練習だけではない。所謂教本づくりだ。こちらの文字がまだ理解できていないので、とりあえず日本語だが、初心者用のハノンやバイエル、中級者用のブルグミュラーやソナチネ、上級者向けのソナタやショパンのワルツ集など記憶の限りたくさんの曲をこの世界にも残しておく。楽譜は持っているだけで財産。使って家宝。そう言われていたなぁと思いながらポコポコ生産していく。


 どうやら亜空間で使い、回復し、成長した魔力やスキルというのは現実世界でも受け継がれるらしく、魔力の増強なども見込まれるのだが、この時の私は、とりあえず楽譜とピアノの練習!と思っていた。


 最近は6時間ほど練習し、魔法で楽譜を増やし本棚につめていく。そして魔力切れギリギリになるとまた練習する。そしてお腹が減ってきたらおしまい。大体のルーティンを作っておかないと後々ダレるのは目に見えているから、今から作っておいて損はない。


 いずれはここに姉様や兄様を連れてきて一緒に練習したいけど、まだ音符の概念を教えられていない。姉様達がお嫁に行く前に教えなくては。となると楽譜だけじゃなくて、音楽ドリル的なものも作っておいたほうがいい気がする。速度記号はとりあえずいつもので書いておいて、言葉の練習をしたらその時に書き直そう。


 そうして順調に練習と制作を繰り返して1ヶ月。私は手が届く範囲の曲は弾けるようになったし、教本や楽譜も前世で今までやってきた分くらいは作れた。


「できたー!」


 プラネタリウムの機械と、音楽ドリル、ピアノ、スネア……。何か足りない気がするけど、まぁいいか!いよいよ姉様達に音符という概念を、教えるぞ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ