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いつか。  作者: 柊 彩華
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卒業式当日 2


高校を出た卓球部は、そのまま卒業祝いで焼肉を食べ、解散しようとしていた。




「俺たち、卒業して連絡取り合うと思う?」


「流石に取るんじゃねーの?」


「どーだか。」


ハハハと笑い合いながら、最後の会話を交わし合う。眞美も悲しさを見せないように、笑顔を見せた。



「まあ、でもさ




何年後になったとしても、1度は必ず集まろうよ。」





その言葉を聞いた眞美は、テンションが上がってしまうのを必死に抑える。



「眞美だって、俺たちと遊びたそうにしてるしー?」


「そんなわけないじゃん!」


心の言葉とは逆の言葉をすぐさま答える。

その状況を見た男子達も笑っていた。






そろそろ解散の時。


眞美は、悲しいという感情が一気に込み上げてきて、うっすら涙を流す。



「泣くなー!きっといつかまた会えるから!いつかね!」


「絶対だよ。」


「当たり前だよ。ね、皆。」


「「うん!」」



こうして、眞美の目には、悲しみから嬉しさへの涙へと変わっていくのであった。




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