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クラスメイト一覧

「不知火凱亜」

　・主人公兼クラスの人間の一人。クラスメイト(一部を除く)を初めとした、学校の多くの人間に嫌われており、常に煙たがられてしまっている人間。理由としてはクラスのアイドル的な存在である女性との親密な関係や過去に引き起こした事による悪名、姉達との歪んだ恋愛関係、陰キャでオタクと言う理由から忌み嫌われている。また、若干長身でありながら細めの体を持ち、痩せ型の体格であり、帰宅部でありながら、習得している体術の腕前は対人を暗殺出来る程の力を秘めているなど謎の多い陰キャの青年。その他、ありとあらゆるアニメや漫画、ゲームを今までの人生の中でプレイしてきた為、所謂オタク知識は凄まじく、勝てる者は誰一人としてしない。また、コスプレをしている趣味がある。

「関原美亜」

　・不知火のクラスメイトの一人で、高校の中ではアイドル的ポジションに立つ女性。まだ学生でありながら抜群のプロポーションと美しき美貌を持つ美女で大概の男性は一目惚れしてしまう程である。その美しさ故に告白を決行する者もいる程だが、彼女自身は断り続けている。又、不知火と良く話している事があり、かなり一方的に話しかけている為、彼が嫌われてしまう原因を作ってしまっている。だが、不知火が他人との口論に巻き込まれたり、何か悪口などを言われた際は率先して止めに入るなど、正義感が強い所がある。他にも不知火とコスプレをした事があるらしい。

「平田静流」

　・美亜に並び高校の中では、彼女同様に強い人気を持つ女性。美亜とは非常に仲良しで、若干突っ走り気味な彼女を諌める事をしたり、不知火の問題(不知火は基本的に被害者になる事が多いが)事に対して美亜と共に仲裁を行うなど常識的な一面も見せる。不知火の事は悪く思っておらず、寧ろ美亜と凱亜は仲良くするべきではないか?考える時もある程である。

「天野銀河」

　・美亜や静流の男性バージョン。成績優秀、剣道を非常に得意としている。所謂文武両道、しかもイケメンである為、常に多くの女性から好意を抱かれ続けているモテ男である。学校では彼の周りには数人の女性が彼を囲う程で、言わばハーレムに近い状態になっている。しかしその内の心は美亜に若干執着気味な所が存在しており、いつの日か美亜を自分の物にしたいと言う野心を秘めている。美亜と親密な関係にある不知火を一番嫌っている人間で、彼に対して感情的になる事は少ないが内心では、彼の事を美亜に近付く下衆な邪魔者だと思っている。また一部の男性からはモテモテである事や学校の美しい女性達を独り占めする様な行動が稀に見受けられる事により、不知火程ではないが嫌悪されてしまっている。

「裂罅悠介」

　・常に目立たず影に身を落とし続けている奇妙な青年。一応登校回数は余裕で皆勤賞に達する域なのだが、影が薄す過ぎるが故に登校しても気付かれない事が非常に多く、影が薄い為か存在を認識されない事が多いせいで、友達も少ない。あまり知られていない事ではある事であり、学校ではあまり関わりがないが、不知火とは中学校からの仲で共に行動(影が薄いせいで一緒に行動している事にすら気付かない人もいるが…)する事も稀にだがある。あらゆる事に無関心で、恋愛や世の中の事や他人の事なんて知ったこっちゃないらしい。常に無感情、感情を表に出す事はあまりなく、冷静さを失わない青年だが、それはよく見ると感情を失っているかの様にも見える。その他、壮絶な過去を持っているが、自らがその話をする事は少ない。また普段は大人しい感じの青年ではあるが、激情に駆られると性格が変貌する。

「河下比奈田(ひなた)」

　・不知火達と同じくクラスメイトの一人。悠介よりも短めのショートカットが特徴で、性格も何処か男の子寄りみたいな感じで、ボーイッシュな感じの美女。テニスを得意としており、その腕前は非常に高く、それと同時に運動神経も高い。銀河とは仲が良いが、好きと言う恋愛感情はあまり抱いていない。学校では不知火の事は快くは思っていないが、隠れ趣味で音ゲーをプレイしており、不知火にゲーセンで教えてもらっている事があるなど、彼とは複雑な関係になっている。

「石嶺万里花(まりか)」

　・不知火のクラスメイトの一人。長めの髪が特徴の美女。本人が自称する程の強いヤンデレであり、銀河に強く執着している。銀河を独占する事を第一の目標としていて、不知火よりも銀河の近くにいて、更に美しい(あんたも美しいけどな)姿をしている美亜や静流の方を強く恨んでいる。運動神経は高い方で銀河と同じ様に剣道をしている。だが、不知火の事も嫌悪している。

「岩下真太郎」

　・不知火のクラスメイトの一人。非常にガタイの良い体格をしており、身長と180cm以上とかなり長身で、高校生なのか?と疑いたくなる程筋骨隆々な男性。空手の腕前は全国レベルではあるが、その力を喧嘩や意味の無い事などに使う事は一切ない。銀河との仲はかなり良好で、彼を諌める所もあるなど、頼れる兄貴的な感じの人。不知火にはあまり干渉していないが、複数人を同時に撃破する事が出来るあの体術には興味を抱いている。

「田村咲」

　・クラスメイトの一人。高校生にしては若干低身長、結んだ髪が特徴の可愛い系の美女。大人しめの性格であまり自分の意見を言ったりする様な事はせず、基本は周りに合わせている感じの女性。しかし決して友達がいない訳でもなく、日々を平和に暮らしている。

「相川雫」

　・クラスメイトの一人。咲とは大の仲良しで基本的には一緒にいる事が多い。不知火の事を嫌悪はあまりしておらず、どちらかと言うと、あまり関わりたくないと言う方が正しい。

「坂見達哉」

　・恐らくだが不知火を一番嫌悪しているのではないか?と疑いたくなる程に不知火を嫌うクラスメイトの一人。万里花(まりか)と同じ様な感じで美亜の事を手に入れようと企んでおり、美亜と仲良くしている不知火や天野を強く恨んでいる。天野には喧嘩で勝てると感じておらず、手を出せずにいるが不知火には絶対に勝てると妄想しており、実際美亜が自分の事を好きになると言う意味不明な妄想をよくしている。しかし不知火にも結局は一度も勝てておらず、負け犬と呼ばわりされる事もある。

「佐藤仁」

　・坂見の取り巻きの一人で、彼と同じ様に不知火を嫌悪している人物。これと言って特徴が存在せず、坂見の子分と言う感じが否めない奴。若干ではあるが美形。

「小林悠真」

　・坂見の取り巻きの一人。取り巻きと言うよりは弱者であったが故に坂見に取り込まれ、無理矢理に仲間にさせられた可哀想な奴。だが不知火の事は二人と同様に嫌っている。