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使用禁止兵器

 

「TYPE‐UNKNOWN‐OO‐00無名(ノーネイム)

 大戦初期にロールアウトされた、後の四機の前身に当たる機体。

 プロトタイプ。双発の三胴機、主翼が極めて肥大化している。未完成である為、一部翼桁が露出しており初期の機体である為性能は後に開発される四機に劣る。

 武装は機首の16mm機関砲が二問、広範囲に拡散するフレアミサイルを装備している。機体色はグレー。

 搭載されている生体ユニットの名前は「ラファスタ」

 大戦後の所在は不明。


「TYPE‐A‐GM‐01護剣の翼(ウイングセイバー)

 最初に正式採用された初の機体。世界を護る為に、と言う願いを元にその名が付けられた。

 主翼はクリップドデルタ翼。高出力スラスターにより機動性、攻撃力共に優れた性能を獲得しておりオーソドックスな性能となっている。

 武装は全機共通の16mm機関砲に加えて高出力レーザー砲や多数のミサイルも装備しており、火力面でも劣りを見せる事はない。機体色はレッド。

 搭載されている生体ユニットの名前は「ミカ」

 大戦中に大破、その後の消息は不明。



「TYPE-B - VX-02 天を駆ける(ハイペリオン)残虐たる騎士(エヴァガニア)

 護剣の翼(ウイングセイバー)に次ぐ二番目の機体。天を行く騎士、それが由来。

 主翼はデルタ翼と先尾翼、護剣の翼(ウイングセイバー)にも劣らない機動性と全機体の中で最も優れた火力を保有する。

 武装は16mm機関砲、射線に入った敵を融解させてしまう程の威力を持つ超高出力レーザー砲、敵を自動追尾するホーミングミサイルを初めとした多くの火器が装備されている。かなりコストを度外視して製造された為、他の四機に比べると性能は向上しているが、その分、OSや機体制御等の扱いは難しくなっている。機体色はブラック。

 搭載されている生体ユニットの名前は「シェッタ」

 大戦後、最深部へと封印。


「TYPE‐C‐UO‐03追跡者(ロッソファラクト)

 上記の二機に次ぐ三号機。優れた機動性で敵を追跡する意味で名が付けられた。

 主翼は可変後退翼、全機の中で異質な程に飛び抜けた機動性を誇っており、攻撃面で多少の劣りがあるが機動性による撹乱攻撃を得意としている。

 しかし機動性を重視し過ぎた為に武装は16mm機関砲、連射式のレーザーバルカンと小型のマイクロミサイルのみであり火力面での能力は低い。更に速すぎるが故に搭乗者に掛かるGも大きく、かなり乗り手を選ぶ機体になっている。機体色はグリーン。

 搭載されている生体ユニットの名前は「キュリオス」

 大戦後期に過度の速度上昇による負荷に耐えられず大破、残骸も回収されていない。


「TYPE‐D‐FW‐04黙示たる棺(ノイズコフィン)

 最後に開発された四号機。搭乗者を死に運ぶ、そんな皮肉がこの機体に名を齎した。

 主翼は前進翼。四機の中では唯一無二の戦闘機ではなく、攻撃用ヘリコプターである。

 武装は16mm機関砲以外に直線上の敵を簡単に殲滅する「オーバーレーザーキャノン」を搭載しており、命中すれば理論上耐えられる装備や物は存在しないと言われている。だが、これ以外に何も装備していない為運用時には他の機体との連携が必須となる。この様なピーキーな性能や運用を前提としているが為に名前に棺と名付けられている。機体色はホワイト。

 搭載されている生体ユニットの名前は「ショーティア」

 大戦後は天を駆ける(ハイペリオン)残虐たる騎士(エヴァガニア)と共に最深部へと封印された。





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