特別話「100話おめでとう!」
何か最近投稿ペース落ちてないかな?
書く気薄れ始めてる気がする。
ギャグ回再来
「はい!と、言う訳で……悪の銃使い、遂に遂に100話に達成致しました!これは偉大なる快挙でね!」
「はい!私も主様と出会ってから95話も経ってしまったんですね!短い様でとても長い気がします、奴隷ヒロインのサテラでぇす!」
「私は……何話になるのかな?獣耳と言う座に居座って早二年と言った所、最高の気分です!獣耳っ娘ヒロインのシズハだよ!特別話を楽しんでね!」
「どーもぉ!年上&侍ヒロインポジションの血雷だぜ!今日も全力で楽しませてもらうぞ!乳がバカでかいとか言うんじゃねぇぞ!」
「やっほー、皆元気?双剣使いで銀髪ヒロインポジションのレイアだ!銀髪だからって量産型ヒロインとか言わないでくれな!」
今回の話は悪の銃使い、遂に遂に100話突破の特別会、皆楽しそうな雰囲気を醸し出しています。今の所は主人公とヒロイン達が席に尻を敷いているがこの先、一体どんな人達が登場するのでしょうか?
「ささ、興奮も冷めないながら、取り敢えず最初にご登場してもらうのは、最新話辺りまで読んでくれている読者の皆様はご存知でしょう、八章にて新しく登場したヒロイン「無那月紗夜」のご登場でぇす!」
「はいは~い!皆さんこんにちは!バスト105と言う身体担当感半端ないけど、今はメインヒロインと言う最強の座に居座ってま~す!無那月紗夜です、よろしく!」
サテラに電流走る。まるで俺を怒らせたと言わんばかりな雰囲気だ、残念だが彼にも止められない様であった。
「あんたって人はぁぁぁぁ!よくも主様を、主様の隣をぉぉぉ!」
「やめろ!落ち着けぇ!」
別に制御装置は存在しないが、取り敢えず凱亜基ヴォラク基ガイアの三つの名前を持つ凱亜は、サテラの静止に走った。
止めなければ、仮にも元メインヒロインの名が泣く事となってしまう。
「怒らないでくださいよ、今のメインヒロインはWA・TA・SHIなんですから、文句があるなら少年G先生に申してください!」
「作者ぁ!私はメインヒロインに戻しなさい!さもないと家をバスターランチャーで吹き飛ばすわよ!」
早速ではあるが作者コールが入ってしまった。はたして彼は来てくれるのだろうか。
「おいおい、作者に僕達創造物風情の声が届く訳…」
「呼ばれて、怒鳴られて……お呼びとあらば即参上!全てを司る創造主、そう僕こそが少年Gだ!」
まさかの結構アッサリと本人登場、会場の全員がザワついた。流石にこんな簡単に作者が登場して良いのだろうか?シズハに至っては信じていないのか……
「やっちゃいなよ!そんな偽物なんか!」
「やってみせろよ、ヴォラク」
「何とでもなるはずです!」
「ガンダ○だと!?」←関係ない
と言った瞬間、何故か突然として音楽がけたたましく流れ始めると同時に、作者含めた七人が一斉に反省を促す様なダンスを踊り始めた。
「ゲフンゲフン、待て待て…仮にも俺は反省を促すダンスを踊りに来た訳じゃないぞ!」
「僕だって踊りたくはなかったよ、けど流れた以上は」
「踊るしかねぇよなぁ~」
ヴォラクと血雷はそう呟いた。作者はまるで呆れ返るかの様にして少し俯くと同時に顔を右手で覆った。
作者はどうやら踊る為にここに来た訳ではない様だった。
「色んな人達からメッセージが届いてんだよ。俺はそいつを届けに来たって訳だ。さっさと受け取ってくれ、すぐ帰りたいんだ」
と作者がやる気の無さげな声で言うと、作者はどこからか取り出したメッセージが書かれた年賀状の様な紙の束をヴォラク達に手渡したのだ。そして彼らにメッセージを渡すと作者はその場を足早に去って行ってしまったのだ。
「ほんじゃ、またな~俺は帰って寝る」
作者もいなくなった事だ、メッセージの読み上げを開始するとしよう。一度立ち上がっていた一同は再び椅子に腰を下ろした。
「それじゃ、アタシから読み上げていくぜ!………差出人は………「天野銀河」って奴からだな」
よりにもよって、初っ端からライバルと言うか噛ませ犬なのかなんなのかもはや不明になりかけているイケメン勇者君からのメッセージだった。ヴォラクは少しだけ憂鬱な気分になった。何でかって?因縁しかねえだろ、最初ら辺の事覚えてんぞ。
「内容は……」
「出番くれ、もうかれこれ80話近く出演出来てないんだが?」←銀河がしゃべってます
「その他にもアタシに似た名前の奴からの手紙がわんさか届いてやがるぜ?」
以下繰り返し
↓
「出番ください」←クラスメイトほぼ全員
流石にヴォラクも少しばかりご立腹の様であった。ほぼ同じ内容の手紙が何十通も送られてきた挙句その全員が出番をくれと言っていたのだ、基本的に冷静なヴォラクであっても流石に、であった。
「何だよ、こいつら!追放したくせに、どいつもこいつもそんなに出番が欲しいのかよ!!!」
「あ、もう一通来てますよ、主様」
見かねたのかそれとも冷やかしか分からないが、サテラがご立腹のヴォラクの傍に寄ると同時に、上目遣いでヴォラクを見つめると同時にもう一通来ていた手紙を彼に手渡した。今度こそマトモであってほしい。
「うんうん、流石はメインヒロインと言った所か……」
と、血雷は呟いた。
「ったく、誰なんだ飯の誘いならやめてほしいけど……」
「マジかよ、悠介からじゃねぇか」
よりによってヴォラクの元へと届いた手紙は、一時期ではあるが作者の手引きにより主役の座を奪い、金髪の美女と仲良くやっていた陰キャ&影薄すぎ(笑)な暗室者である「裂罅悠介」からの手紙だったのだ。
期待はしていないが、何を送ってくるかはあまり想像出来なかった。
アイツは色んな所で謎が多い奴だからな……
裏事情も色んな所が不明で、悲しい過去の持ち主だったと思うのだが、もうよく覚えていない。
「あぁ、ヴォラクから主役の座を奪ったあの暗殺者の陰キャ……」
「レイ、お前言い方酷くね?」
ヴォラクは口を動かしながらも、手紙を開封し、足早に内容を確認する。
「えぇっと、何何……」
「主役奪還はよ(/・ω・)/by裂罅悠介、リアン・ジュール、グレンディ・ロメルディアル、武川蒼一郎、松岡有栖」
「お前らもかい!結局はどいつもこいつも出番が欲しいだけじゃねぇか!てか、後の四人誰だよ!僕は悠介しか分からんわ!」
◇◇
一方その頃………
美しく目を焼く様な眩い夕日が輝く中、悠介は崖の先で悠介を前に立ち尽くしていた。その後ろにはリアン、グレン、有栖の三人が悠介の後ろ姿を見つめる様にして立っていた。そして肝心の悠介に関してなのだが、夕日を前にして立っているので後ろ姿が見えるとは言え、夕日のせいで黒いシルエットのみが映るだけで、その細かい細部の姿を見る事は出来なかった。
「悠介!作者さんに手紙送れたよ!これで……」
「私達の出番も増えるはずよ、悠介君」
「お!また俺達のレギュラータイムが戻ってくんのか!?」
悠介御一行の女性達が嬉しげに叫ぶ中、夕日に照らされた悠介は少しだけ、首を上に動かして、空を見上げる。そして若干暗いげな口調で彼女達に声をかけた。
「すまなかったな……直球な手紙を送っちまって……だが、俺は本当に作りたいんだ……………」
「「「ん?」」」
悠介らしくない発言に、三人は首を傾げ、疑問の声を呟いた。そして悠介は夕日の方向を見るのではなく、後ろを振り返り彼女達の方向を見つめる。
「不知火凱亜でもなく裂罅悠介でもなく、この武川蒼一郎が主役の物語をぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
大声で呟いたのは良かったのだが……
「誰に断って、悠介の真似事してるのよ!」
「もう少しマシなセリフはなかったのぉ!」
「自重しろ、自重を!」
「ごフッ、がフッ、僕は悪くな……アヘンほん」
リアンからは杖で叩かれるはグレンからは蹴られるわ有栖からは槍(刃とは逆)で突かれるは散々な蒼一郎であった……
そしてその後ろで本当の裂罅悠介は腕を組みながら、ボコボコにされている蒼一郎を助ける事なく彼に背を向けて虚しくも立っているだけだった。
◇◇
「さて、誰かは分からんがボコられていたな……」
「おーい主人公!」
「ん?どうした作者?」
「書くの疲れたから終わるわ」
「は!?」
終わり\(^o^)/
うp主(作者)が失踪しない様に頑張ります。