なんだか寝付けないので・・・夜の映画鑑賞 part2
なんだか寝付けないので、
ちょっとメモのような独り言でも・・・。
最近、
ある動画サイトで 映画を2作品見ました。
エッセイ的には 『 夜の映画鑑賞 』 part2 ですね。
映画に興味の無い方には申し訳ないです。
でも、映画のことを書くというより
ノスタルジックなことを思い出したので
なんか・・・その辺りのことも・・・。
見た映画は 日本映画です。
しかも2本とも、過去にTV放映された際に鑑賞したことがあります。
作品は、
『 典子は、今 』 (1981)
『 湾岸道路 』 (1984)
の2作品です。
わたしが小学生の時に見た作品で、
正確に言うと1本と0.5本でしょうか?
大人の事情(親のアドバイス)で、0.5本・・・
1時間の鑑賞のみになりました。
なにか新しい作品を見ると、過去の作品を思い出していく・・・。
以前書いたことですが、今もなお進行形で・・・
『 カメラを止めるな! 』 (2018) のTV放映を見て、
やっぱり・・・映画に対する思いが強い作品を見ると、
同じように映画に対する熱が強い作品を なんとなく思い返してしまう。
わたしは ハッとある映画を思い出し
すぐさま鑑賞しました。
それは、『 桐島、部活やめるってよ 』 (2012) です。
まあゾンビ繋がりなんですが、そんなことなど関係がないくらい
映画愛が強い作品ですね。
テーマが良かったです。
アカデミー新人賞を受賞した二人の役どころがとても良かった、
深かったですね。
そして、
その映画鑑賞をきっかけに
わたしは 過去へ過去へと・・・よりディープに
わたしの忘れかけていた映画熱を呼び覚ましてくれた。
それが、上記の2作品です。
前置きが長いですね。
(しかも、他の2作品を例にあげて ややこしいですね、すみません。)
『 典子は、今 』 (1981)
この作品は、とにかく衝撃的で 当時小学生のわたしは、
ラストの海で泳ぐシーンまで 飽くことのなく
バカのように口を開けながら 見入っていた作品です。
実在する障がい者をドラマ仕立てで描いた作品で
内容は割愛しますが、ほんとビビりました。
でも、
当時も今も同じでしょうか?
わたしは TV放映後に同級生たちに
【 見たか? すごいよな!! 】
と、感想を求めても・・・・見ている人、興味のある人は ほとんどなく
悲しかった記憶があります。
後で知ったのですが、
監督の松山善三さんは初監督作品『 名もなく貧しく美しく 』 (1961) でも
障がい者を描いた人で、理解も才能もある方でしたね。
わたしは 監督の奥さんである高峰秀子さんに惹かれていた時期もあり、
作品は結構見ましたね。
今回、再度拝見したのですが
やはり 驚きの連続でした。 しかも、
母親役の渡辺美佐子さんの演技のうまさに脱帽です。
娘の足を拭いた手拭いで そのまま自身の顔の汗を拭うシーン。
わたしは 今回初めて気がつきました。
これを最初に見せられたら、もう この親子の虜でしたね。
最後の海のシーンは唐突すぎて、今だとツッコミが入りますが
衝撃度は 今もなお新鮮でしたね。
ほんと、後世に残したい いい映画です。
『 湾岸道路 』 (1984)
これは 御存知の方には、かなり有名な作品ですね。
片岡義男さんの小説、樋口可南子さんのヌードシーン。
映画を知らなくても、この2点で有名なのではないでしょうか?
わたしが小学生の時、
夜9時からTV放映される映画は 今より盛んで
わたしは それらすべてを見るのが日課になっていました。
でも、親からすると 子供にはまだ早いと思われる
少しキワどい作品も放映されることが多く、
激しい愛情シーンなどは 子供ながらも見ていて恥ずかしいことも
多々ありました。
【 Hなシーン、ラッキー♪ 】 などと
明るく言える環境や時代でもなかったでしょう。
そんなアダルトな作品である、この作品は
当時小学生のわたしには とても衝撃的ではあるのですが、同時に
退屈なモノでもありました。
まず、Hなシーンは わかるのですが・・・そのほかの
大人の会話が 一切意味がわからない。 というか、
どういう気持ちを表しているのか? 全然わかりませんでした。
なので、わたしは不思議な顔をしていたのでしょう。 結果、
親に 『 もう寝なさい 』 と言われ、強制終了された作品として
記憶に残っている作品でした。
今回、再度拝見してみて・・・
霧のことを ガスと説明するセリフ回し、
この一か所だけが 記憶にありました。
あとは、ストーリーを含め 視覚的なことも
ほとんど忘れていましたね。
なので、
かなり新鮮な気持ちで拝見することができました。
独特な暗さ、
都会的というか、
セリフが少ないというか・・・
気持ちの裏側、背景、
夫婦なのに言葉に駆け引きがある等
かなり大人で、しかも
今でも意味が解からないシーンが一か所あり、
それが脈絡がないので アート的でもありました。
(砂浜で穴を掘っている人のシーンです。)
しかし、いま観ても
かなり惹かれる雰囲気のある映画でした。
樋口可南子さんの最後のセリフ
空撮からのエンドクレジット
そして、ベルリオーズの幻想交響曲・・・。
絶品ですね。
以下、
すこし解釈の意味でネタバレさせていただきます。
この話の結末は とても解かりずらいのですが
わたし的には ハッピーエンドだと思います。
物語は ある意味 中途半端なところで終わるので、
見ていた人はポカーンとなってしまいますが、
これはファーストシーンに意味があり、
バイクに乗ったマネキンのような男女、
男が何か声を掛け、女が見つめている
その夕日越しのシルエットに正解があり、2度観ると
あぁ!!・・・となります。
影響は受けていないと思いますが、
『 さらば青春の光 』 (1979) と同じような作りですね。
ここまで書いてみて・・・
あー、やっちゃったなぁ。
って、感じですね。
冷静に考えてみると
映画に興味のない人には、
ほんと駄文でしかありませんね。
そして
文章が散らかり始めているのは、
アルコールの影響もあると思います。
と、自分らしい逃げも用意しておきますね。
ごめんなさいです。
しかし、
こうやって映画のことを考え、
文章を書くのに、いろいろと調べてみると、
わたしが気になっている作品って、
ほんとDVDとかでは集めづらい現状だと
改めて思いました。
『 セリーヌとジュリーは舟でゆく 』 (1974) フランス映画
『 貴族の階段 』 (1959) 日本映画
『 猫のように 』 (1988) 日本映画
『 うれしはずかし物語 』 (1988) 日本映画
『 ミラクルズ/奇跡のカップル 』 (1986) アメリカ映画
『 ドールズ 』 (1986) アメリカ映画
など、
未ソフト化や数万円もするモノなど
【 おいおい! どうなっているんだ!? 】
と、愚痴の一つも言いたくなるような有様でしたね。
わたしは映画は好きですが
熱心なコレクターではないので、所持しているDVD等は少なく
高価なモノもありませんね。
以前、アニメにハマったときに Blu-ray Disc で 全巻揃えた
『 CANAAN 』 (2009) くらいですかね・・・。
今後、アニメの話も書き綴ってみたいですね。
なんだか、結果
色々と たくさん書いてしまうことになってしまって
もう疲れて ゆっくり眠れそうです。
おやすみなさい。
また、会いましょうね♪