中途半端な終焉
それからしばらくの間、その世界に留まり、俺達はキリュウに稽古をつけて貰った。
一万年以上生きているだけあって、キリュウの技術は凄まじかった。
弓にハンマー、シールドクラッシュなどを一対の片手剣と盾、それから産み出される電撃で組み合わせる事で産み出す技術に電光の如く素早い攻撃。
そのどれもが一流だった。
その間にもシュラやネロと言った仲間が続々と集まり、俺達は原初の破壊神との戦いに備えた。
そう、俺達の戦いは此処からだ!
ーーー
ーー
ー
ーーと言うところでスマホのアラームが鳴り響き、私は現実に戻される。
え?え?ちょっと待って?
流石に動揺する。
みんなはどうなったんだ?
破壊神に打ち勝ったのか?
それとも破壊神の圧勝だったのか?
こんな漫画みたいな打ち切りの夢オチで良いのか?
それについては最早、確かめようがない。
だが、もしリュウ達が勝ったのなら、どうか、安息や冒険などの日々に戻っている様に……。
私はそう思いながらスマホのアラームを止め、着替えを済ませて仕事をしに出掛けるのだった。
途中で力尽きました。
と言うか、破壊神の倒し方が思い浮かばないので、今回は此処まで。
期待されてた方、申し訳ないm(_ _)m
ではでは、次の作品で会いましょう( ・ω・)ノシ