1章3話 蛇は語る
随分と遅くなりました、亀も驚きですね。
のんびりしてますが、ちょっとずつ書き進めます、よろしくお願いしますm(*_ _)m
蛇「ま、話すとしたらここからだよねぇ…」
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向こうでの最後を覚えているかぃ?そー、嫉妬から生まれたーって言われてる鬼、嫉悋鬼の討伐をしてた時だねぇ。やっと見つけたーって思ったら、既に男が女の首絞めてて、あと少し遅かったら死んでる!ってなぐらい。
そんで、命は咄嗟に霊力をバーっととばして、え?あぁ霊波って言うんだったかねぇ?わーすれちゃったぁw
ま、それをとばして男を吹き飛ばしたってわけだ。ここまでは覚えてるみたいだねぇ?
んで、男がいなくなった時嫉悋鬼が見えなくなって、とりあえず女性保護しようとして抱き起こしたらそのままドーンと。
わからない?えぇーだーかーらー、そのままーぐーっとー命の首をしめとったやんー。いつの間にか女の方に移ってたみたいだねぇ?
んでー、女なはずなのに力つえーし?飛びかかられた時に俺は手放してるしさぁ大変ってな。
霊波は俺媒体にして飛ばしてたもんねぇ?あんだけ霊力の扱い上手いんだから刀印でも飛ばせそうなもんだけど、お前さん、とっさに浮かばなかったみたいで。あれは焦ったねぇ、俺の主様が〜ってw
刀な俺は動けんくてあとすこしでお前が死ぬーってなったとき、ピカっとね、光ったのよ。
んで、あっという間に花畑みたいなとこ飛んでなぁ。
なんやここっておもっとったら、まぁ綺麗な女神サマがここで死ぬのはもったいない、鬼が多くなりすぎて困ってる世界があるからそこ移動しませんかーってな具合でなぁ
ふたつの返事で了承してやったってわけよぉ。はは、そんな怒らんといて?勝手っていわれてもなぁ?お前さん寝てたし。
んでまぁ、テンプレらしく能力は追加されとるらしいで?
向こうで使えたのはそのまま使えるらしいから、そこまで困らんってぇ。
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蛇「で、ここに飛ばされてしばらくしたら、命が起きてくれたってことやねぇ?」
『…あまり、納得したくはないが。つまりは、死にかけなところを助けられ、そのお礼に世界の鬼を退治してまわれ、と。』
蛇「端的に言えばそういうことやねぇ、驚いたかぃ?」
『はぁ、ならば蛇、最低限の情報はお前が持っているんだな?』
蛇「ある程度は、ね?自分で調べても楽しそうかと思って基礎しか聞かなかったよォ?w」
『………はぁー、ないよりまし、か。』
俺は溜息をつきながらもこの世界の情報に触れてみることにした。