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第29話 憐憫 これはとりあえず終わったけど

 入口付近では激しい戦闘が、これがまったく行われていなかった。

腹が膨れて酒が入っていたこともあり、危機感が全くない状態でいきなり戦闘になり、しかもその先頭をきって進んでくるのが、ついこの前まで頭だったヴァンフィールとあって、抵抗する者はほとんど無く、ただ縛って魔力を封印するだけの単純作業の場となっており、拍子抜けする状態に。

しかし、数はそれなりにいるので、時間がかかってしまっていた。

その場を四人に任せて、キシンとヴァンフィールは奥へと進んでいく。


 その奥では、ガロイアとヤシンミ対アルの戦いの火ぶたが切って落とされていた。


「チッ、器用なガキだぜ、『羽』だから使えるとは思っていたが、二つとはな」


ガロイアはそう毒づきながら、鎖で柄の部分が繋がった斧を使い、右手に持つ斧を近接攻撃として振い、そして反対側の斧を操魔術で飛ばして攻撃してくる。

ヤシンミの方はというと、槍で突いてくるのと同時に、操魔術で鉄球を飛ばして攻撃してきていた。

それをエイジが、『阿』と『雲海』で向こうの操魔術で飛んでくる、斧と鉄球を弾き飛ばし、ガロイアが振るう斧とヤシンミの槍での突きは、アルが、体捌き足捌きそして、『嵐』による受けを駆使してなんとか凌いでいるといった状況であった。

エイジが三つ目を使うかアルが鎖分銅を飛ばせば、戦況が良くなるのはわかっていたが、肝心の得物が手元に無い。

『角』はキュライトに、これで王女の鎖を外せるようならはずすようにと、渡してしまっていたし、『絆』はもしもの時に身を守るようにと、王女ロランヌにこれまた渡してしまっていたのだ。


 このままでは、捌ききれなくなる、そう思って焦っていたアルだったが、実はガロイアとヤシンミの二人の方もまた焦燥感に囚われていた。

二人がかりならば、アルを瞬殺できると襲い掛かったはいいが、実際は攻撃がしのがれ続けてしまって、いまだに仕留められない。

ここに駆け付ける前に、入口から敵が侵入してきているのはわかっている、だからこそアルをすぐに片づけて、人質を盾にするはずだったのが、まだ倒せないでいる。

このままではすぐに敵がここまで来てしまう、そうなればやられるのは自分たちの方だと、焦るあまり攻撃が雑になっていた。


 奇しくも双方ともに、最後の切り札を使う覚悟をして、

その機会を窺うという攻防になっていた。

ここでヤシンミは、槍の先をそれまでとは切り替えた、両側に槍頭がついているので、扱うのに己を傷つける可能性があるが、どちら側でも突き刺し斬る事ができる殺傷力の高い形状である。

だがらどちらでも同じであるのにどうして、とエイジが思いながら、

そのこちらを向いた槍頭を見ていると、わずかに柄との接合部に隙間が見える。

バリスティックナイフか! それに思いあたり瞬時に『嵐』の鞘を、

エイジの操魔術でアルの前へ持って行き、発射された直後の槍頭を押しとめた。


「なっ!?」


ヤシンミが驚愕する、その間をチャンスとみたアルがエイジに、

ここだ! という思いで懇願した。


【『嵐』飛ばすから斧お願い!】

【承知!】


アルは、ヤシンミのこちら側の槍頭が無くなった槍を、両手で掴んだ、それと同時に、『嵐』を自らの操魔術で操り、ヤシンミの心臓目がけて一直線に飛ばす。

槍を押さえられ、鉄球は先ほど弾かれた瞬間に、操る先を槍頭に切り替えた為コントロール下に無い、防ぐ手段を断たれた事で、なす術無く飛んできた『嵐』がヤシンミの心臓を刺し貫いた。


 その間エイジは、『阿』と『雲海』でガロイアの斧両方を相手取り、飛んでくる斧は弾き飛ばし、振り下ろされる斧は軌道を逸らして対処している。

ヤシンミの体から『嵐』を引き抜き、ガロイアに正対するアル、一人になり勝ち目が無くなったと見たガロイアは、アルを相手にするよりはという思いで、入口へ向かい逃げ出そうと振り返った。

ドン! という衝撃を感じたガロイアは、目の前のヴァンフィールが、自分の腹に槍を突き立てているのを呆然と見ていた。

膝をつき腹から血を流すガロイアに、情けとばかりに首に槍を突きたて、ヴァンフィールが止めを刺す。


こうして、ガロイアとヤシンミという、首謀者二名の死亡という形で、この誘拐事件は解決を迎えた。


◇◇◇◇◇◇


 キュライトは、怖さと王女の鎖を外すのに必死だったので、アルの戦闘をまるで見ていなかったが、王女ロランヌはその一部始終を見て、目の前の結果については理解していたが、どうしてそうなったのかが、どうしても頭の中で形にならなくて、困惑している。

剣を振りながら二つの鉄球を操作している、それだけでこれまで見たどんな武人よりも衝撃的だったが、鞘が動いた時も剣が飛んで行った時も、鉄球は動いていた。

自らの命運をも決めかねない戦いの最中、最もその趨勢を見極めなければならない中、何度もその戦闘から目を離し辺りを見回した、他に人がいるんじゃないだろうかと。

隠れて操魔術を使って援護している者がいるのではないかと、しかし誰も見当たらない。

自分は使っていない、目の前でなんとか鎖を外そうとしているこの男も、とてもじゃないがそうは見えない。

では、いったい誰があれらを操っていたのか? 

一時的とはいえ同時に四つのものを。


 ヴァンフィールは、目の前でキシンに称賛されているアルを見て、俄かには信じられない思いを抱いていた。

キシンとヴァンフィールが、アルの元まで駆けつけた時には、すでにヤシンミの胸に剣が突き刺さっていた。

自分が後ろにいるとは知らずに振り返ったガロイアに、ヴァンフィールが槍を突き立てたのだが、どこか不思議な感覚を覚えていた。

戸惑っていたといった方が近かったかも知れない。

ガロイアとヤシンミ、この二人を同時に相手取り、一人を葬ったということは、もう一人も時間の問題だったという事だ。

この若造が? これがキシンだったならまだ理解の範疇だった、この小柄な体格でこの戦いづらい二人を、初見で圧倒し勝利して見せたのだ。

隠し通路からの侵入にあたって、アルをキシンが選んだのは、てっきり自分たちをどうにかしに来たとは思えない、そう相手に思わせる油断させるのがその選んだ理由だと思っていた。

まさか強さにおいて秀でていたからだとは、思いもよらなかった。


 キシンは、アルと王女の無事を確認して、依頼の達成を確信し破顔一笑して、上機嫌でアルに話しかけている。


「お前ならやってくれると思ってたぜ! いやよくやった!」


とバンバン背中を叩いて、戦闘を無傷で終えたアルの体に、ダメージを与え続けている。


「痛い! 痛いですよキシンさん!」

「がはっはっはっは、俺らが駆けつける前にやっちまうとはな、

どうやったんだ? また三つ使ったのか?」

「! キシンさん! しーっ」

「ああ悪い悪い、がはっはっはっは!」


 ヴァンフィールは、この会話が何の事かはわからなかったが、王女ロランヌはすぐさま連想していた。

「また三つ」ということは、この人はこれまでも三つは操作していたという事、だったらやっぱりあの時四つ使ったのも・・。


 ヒルライトは、アジトの一番奥で寝かされているところを発見された。

アルとの勝負の際の怪我が、想像以上に酷かったことに申し訳なく思い、アルが謝罪するため近づき話しかける。


「あの、すいませんでした、その、お加減はどうですか?」


話すのは辛いらしく、手でアルの肩をぽんぽんと叩いて、おそらくは心配ないという、意思表示だろうと思われる仕草で答えた。

ヴァンフィールは、改めて全員を集めて、自分の元に戻るかそれともここを出るかと、問いただしている。

そして、全員が元のさやに納まる事になり、一件落着として全員でシカゲ村へと移動した。


◇◇◇◇◇◇


 一夜明けて、僕らは宿屋を出てシカゲ村を出発しようとしていた。

ここまで乗ってきた馬車で、王女さんを連れてネナまで約丸一日の移動になる。

『銀狼』のみなさんは、急ぐ理由も無い上に、馬も人数分調達は出来ないので、のんびりと徒歩で移動するらしい。

キシンさんとヴァンフィールさんは、今回の依頼を通じて色々話していく中で、なにかしら思うところがあったようで、お互いに何かあったら協力しようという間柄になったらしい。

僕は、お世話になったキュラさんと、別れの挨拶をしていた。


「キュラさん、お世話になりました、ここでお別れですがお元気で」

「いや、そんな、アル・・さんもそのお元気で」


キシンさんたちと違って、僕とキュラさんは距離が離れてしまったようで、少し寂しい。

ヴァンフィールさんとも別れの挨拶を交わす。

ヴァンフィールさんは、何か言いたげな、それでいて何を言ったいいのかわからないような、微妙な表情をしていたので、握手だけ交わした。


 三台の馬車にキルビスさんとカーシュナーさん、ミルケルスさんとメライヤさん、それにキシンさんと僕と王女さんでそれぞれ分乗しての出発。

キシンさんは、「アル、お前は疲れてんだから、後ろで姫さんの相手でもしてろや」と言ってくれる。

しかし、いくらなんでもキシンさんにまかせっきりというのも申し訳ない。

それに、王女さんとも何話していいかわからないので、何するでも無く御者台のキシンさんの隣に腰掛けて、風景を眺めながら、エイジと魂話していた。


【王女さんも、恋人に会いに来てこんなことに巻き込まれるなんて、ついてないね】

【・・アル、本当にそれ信じてるのか?】

【えっ? 違うの?】

【おかしいとか、考えなかったのか?】

【どこが?】

【なんでもかんでも俺に聞くんじゃ無く、少し自分で考えてみな】


おかしいとこって、一体どこがだろう? やっぱりあれかな。


【もしかして、王子さんが恋人がいるのに、結婚の話を断らない事かな?】

【・・そっちは俺もどうしてかわからないよ、そうじゃ無くてこの依頼について】

【依頼の方は王女さんが誘拐されて、その救出って事でしょ? 何にも変じゃなさそうだけど】

【じゃあなんでこの依頼が、ヨルグの傭兵ギルドにきたと思う?】

【それは、結婚話があるから、ラシー国じゃ動けないからって事だったじゃない】

【なんでラシーが動けないかってのが変だ、ラシーとテロンは特に仲が悪い訳じゃ無い、友好国の第三王女が危険だと知れば当然助けに動く。

その際なんで第三王女が自国内にいたのかなど、さしたる問題じゃない、どうとでも理由づけできるはずだ、わざわざ王子と恋仲だなんて情報明かす必要ないんだから】

【えっ、どういう事?】

【つまり、ラシー王家にこの事を伝えれば助けてもらえるにもかかわらず、伝えてないって事は伝えられない理由があったって事だ】

【伝えられない理由って?】

【第三王女の命がかかってるのに、言わないという理由が単なる逢引きだとは思えない、テロンという国としてラシーに知られては困るって事だろう】

【国として・・・・】

【第三王女がいたのがラシー国で、護衛が一人だけという事は、一番あり得るのが第三王女が、テロン国からラシー国への何らかの密使になっていたってパターンだ】


 エイジは、ここで少しインターバルをとった、アルに考えさせるためである。

どうもアルは、考える事はエイジにすべて任せるといった、自分であまり物事を深く考えない事に慣れているというか、甘えている節がある。

これは、今後なにかしら重要な局面などで、大きな失敗をしでかす恐れがあるので、今のうちに何事も考える癖をつけて、不測の事態に備えさせようという親心というか訓練の一環でもあった。


【どうだ? 話はわかってきたか?】

【なんとなく、でも国の密使ってわざわざ王族がやる事なの? もっと文官の担当者とかがやるのかと思ってた】

【テロンとして本気度をみせたってとこだろう、なにがしかの条約を結ぶにあたって、テロンからラシーに申し込んだという形だと思われる】

【条約?】

【第三王女が捕えられれば、この条約が表に出る可能性がある。

その事を防ぎたいから秘密裏に解決するため、ラシーではなくヨルグの傭兵ギルドへ、わざわざ依頼を出したというのが一番筋が通る。

じゃあそこまでして隠す条約ってな何か? これが単なる経済や友好に関するものとは思えない】

【・・それ以外って・・・・一番物騒なのしか残ってない気がするんだけど】

【ああ、おそらくは軍事同盟だ】

【・・戦争でも起きるのかな?】

【さてな? 軍事同盟を結ぶ密約を交わしたが、その密使が捕えられそれを証明する書類など奪われては、そんな事も防げないようではと愛想をつかされ、同盟自体を反故にされる可能性がある。

だからなんとか理由をでっち上げて、直接関係ないこっちに振ってきたんじゃないかとそう思ったんだ】

【・・あの『金龍』ってのもそんな時に誘拐するなんて間が悪い】

【あれはあれで、利用されたんだと思うけどな】

【利用ってどこに?】

【おそらくは、テロンの内部でこの軍事同盟を良く思わないか、王家に対して怨みがあったり、王家を打倒そうとする勢力だろう】

【えー? たまたまとかじゃないの? じゃあ自分のとこの王女さんを、殺そうとしたってこと?】

【一介の盗賊団が、王族が秘密裏に行動してるのを、ピンポイントに何日にここを通るなんて情報、普通はどうやっても掴めやしない。

意図的に流されたとみるのが妥当だ、死んでも構わないと思ったのか、少しでも国を弱らすのに、国庫にダメージを与えたかったのかはわからんがな】

【そんなのって・・・・】

【まあ俺の憶測だが、それほどはずれて無いと思うぞ、なんにせよ第三王女が辛い思いしたのは変わりないんだ、せめて一緒にいる間はやさしくしてやれよ】

【・・うん】


 アルは、自分とは違う世界の様で、でも自分と違わない人たちがかかわっている事に、なにかやりきれないものを感じていた。

国の為に動いた王女さんを、同じ国の人が貶める、命が危ないにもかかわらず、一番確かな所にも助力を請えないで、実際に救出できるかどうかもわからない、傭兵にすがるしかない状況。

役目を果たしているのに、報われない人に対して、どう声を掛けていいかわからないでいた。


「軍事同盟か」


アルは色んなことを考えすぎて、つい口をついてそんな言葉が出てしまった。


「ほう、気づいてたのか」

「!? えっ?」

「まっ、俺らの依頼は無事達成したんだ、あまり考え過ぎんなよ」


 キシンは、アルの様子を見ていて、こいつまーた何か考えてやがんなと思っていたので、話しかけずにいたが、自分と同じ考えだと知ってつい話しかけてしまった。

こいつは本当に、何も考えて無いようで、何をどうしてるのかわからねえが、なぜかしばらく考え事するとちゃんと答えを引くなと、何気に真実に近い感想を抱きながら馬車を操り、この不思議な若者を未だに計りかねていた。


 なんとかその日の夜にはネナに到着、ロランヌ王女も今日はもう遅いので、このままネナの宿屋に泊る事になった。


◇◇◇◇◇◇


 早朝、朝もやが立ち込める中、港町独特の潮の香りを感じながら、僕達は王女さんの見送りに集まっていた。

当初の予定から考えると、かなり長居してしまっているので、できるだけ早く本国に戻るという事で、早朝出発となったらしい。

そんなに無理しないでも、きつい目にあったんだから、多少は役目を忘れてのんびりすればいいのに、王女さんの立場を考えれば無理なんだろうけどさと、あまり意味の無い事を考えていた。


 一人一人に律儀に感謝の言葉をかけ挨拶している。

なんかいちいち無理してるなー、でもあれが王族の立ち振る舞いってやつなのかなー、なんて考えてたら僕の順番になり、王女さんが話しかけてきた。


「アルベルト様、この度は助けていただきありがとうございました、あのような場所でお声掛けいただき、とても心強かったです」

「あのなんていうか、その、あんまりキツかったら、逃げてもいいんじゃないですか?」

「はっ?」

「内容によっては、傭兵ギルドでも受けられない事もあるかもしれないですけど、僕で良ければ個人で引き受けますよ、だからあんまり無理しない方がいいですよ」

「・・はい、あっありがとうございます」

「あの、お元気で、頑張り過ぎないようにしてくださいね」

「はあ、どうもありがとうございました、それではまた」

「はい、さようなら」


 護衛の者と一緒に、王女さんの乗った馬車が出発した。

キシンさんからは、「お前、何であんなこと言ったんだ?」と聞かれたけど、自分でもよくわからない。

ただ、僕とそんなに年も違わない女の子が、王族とはいってもあまりにも背負いこみすぎてる気がして、見てられなかったというか、可哀そうに思えたから。


 王女ロランヌは、街道をひた走る馬車の中で、さきほどの男の子から言われたことを思い出して、クスッと思い出し笑いをしていた。

なんで私にあんな事を言ってきたのだろう? 初めて見た時は、助けに来てくれたと知りうれしかった、でも良く見て見るとなんだか頼りなさそうに見えた。

それが、いざ戦闘となったら、別人のような激しさを持っていた、かと思えばなんだか私と話す時には、もじもじしてるようにも見える。

かといって、男女の関係を連想させるような感じでもない、そして、最後にあんな事を言ってくるなんて。

一体彼はどういう人なんだろう、少なくとも私の周りにはいないタイプだ、そう政治に携わるとは思えないような・・・・わかった!

あの人は、自分を飾らない、その時々で素直に感情を表わしている、だから新鮮に見えたのだ、私の周りの己を偽り装うばかりの人達とは違うから。

だったら、最後に言ったあの言葉は、私が相当に無理をしていると見えたという事だろうか、与えられた任務の成否を斟酌しんしゃくされることはあっても、この身を心配されるなど、いつ以来の事だろうか。


 王女の心の中には、アルベルトという男の子が、部下でも友達でも無い、不思議なポジションに坐する事になった。

この想いが今後何になるかは、まだしばらく経たないとわからないまま。


バリスティックナイフは、刀身部分がスプリングで飛び出すナイフの事です。

作中では、この槍が機械的にそういう仕組みになっているという訳では無く、

あくまでも槍頭と柄に隙間があった事から、固定されていない=飛ばしてくる

と予想したという事です。

分り辛くてすいません。


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