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第19話 全力 貴重な体験

 城塞都市ヨルグに着いて、ダンジョン探索を開始し、早一年が過ぎた。


 当初とは、いくつか変わったことがある。


 まずは、部屋について。

リンドス亭にて、いつまでになるかわからないが、かなり長い逗留になるので、その間ずっと客室を一つ占領してしまうのは、気が引ける。

物置でもどこでもいいので、別の部屋へ移れないか打診したところ、他の部屋よりも狭く天井も斜めになっているので、あまり喜ばれない部屋がある、そこでどうかという事になり、現在はそこを根城にしている。

そのおかげで『角部屋の主』という、変な異名を頂戴した。


 リンドス一家とのかかわりについて。

ここを拠点として一年も過ごしていると、自然とこの一家とも心を通わす事も多く、家族のように気安い間柄になっていた。

アルも、たまに水汲みや薪割を手伝ったり、害獣駆除で出かけた先で仕留めた猪や鹿などを無償で渡したりしていたし、逆にほつれた服を繕ってもらったり、ここの主であるキアラウと男同士という事で、一緒に公衆浴場(勿論いかがわしい場所では無い)に入りに行ったりと、すっかり馴染んでいた。


 装備について、まずは武器。

基本的に変わりは無いが、俺の使う『吽』が武器屋の一件で変形してしまったので、作り直した。

同じことの無いようにということで、フルメタルジャケット弾のように、弾頭部分を真鍮で強化した改良版となった。

これに伴い、『吽』の改良版という事で、『雲海うんかい』という名前に変更された、ダジャレである、・・恥ずかしい。


 防具は、それまで特に装備していなかったが、一度浅い切り傷を負ってしまった時に、運悪く雑菌が入ったのか、かなり治りが悪かった事があった。

これにより、動きを妨げない前提で、防具を新調し装備する事になった。

魔物の革を加工した革鎧で、胸部から腹回りと背中を覆う胴体部分と、手甲とすね当てを一揃えとして装備するようにした。

靴についても、丈夫な革製のブーツにした、ただこれはすでに此処一年で二足履きつぶし、現在はすでに三代目となっている。


 傭兵ギルドの等級は8級、休日にちょこちょこ依頼をこなして、ここまで上げた、と言っても10級から二つ上がっただけだが。

傭兵としての登録は、有効期限が存在している。

 これは、等級によって異なり、10級が一年間9級が二年間と、等級が一つ上がるごとに期限が一年ずつ上がり、最高の1級は10年間となる。

最期に依頼を達成してから、この等級によって定められた期間は有効だが、それを過ぎると失効となり、再び10級からのスタートとなる。

なので、現在のアルは向こう三年間は、依頼を受けなくとも、期限が有効となっている。


 実家への手紙は、最低月に一通は出している、生存確認の意味を込めて。


 探索する日と休日との兼ね合いは、この一年間病気もせずまた、大きな怪我も無かったので、完全に曜日によって固定となっていた。

そのおかげかどうかはわからなかったが、アルの体格はここに来た当初よりも、目に見えてガッシリしたものに変わっていた。


 このように、ダンジョンへ行く日と休日とは、ちゃんとバランスよく成り立っていた。

しかし、時間帯は大きく変わり、昼夜逆転の生活になっている。

これは、朝はとにかく人が多く、アルが主戦場としている第3階層まで抜けるのに、時間がかかってしまうという事で、あえて逆にしている。

つまり、夕方に起きて夕食を食べてから宿屋を出て、行きがけに中で食べる食事を一食分購入し、ダンジョンへ潜る。

これまでと同じく、体感時間で約半日経ったら、ダンジョンを出る。

すると、朝になっているので、宿屋に戻り朝食を食べてから眠り、また夕方に起きるといったペースになってしまった。


 肝心のダンジョンでの戦闘も、日々順調にこなし成長している。

初めのうちは多少危なっかしい場面も多かったが、季節を越えるくらいから目に見えて、動きが洗練されてきた。

戦う魔物が同じなので、動きや攻撃に慣れてきたのと、自身の筋力が上がったことによる相乗効果だと思われる。

常に命が危険にさらされているという、緊張感が保たれている事もあり、戦闘については問題無い。


 俺としては、もうこのダンジョンは卒業って事で、他へ行くなり別の事をするなり、次のステップに進んでもいいんじゃないかと思うんだが、アルが納得しない。

現在の最高到達階層は、第4階層。

これは、ダンジョンの構造として円錐型というか、ピラミッド型というか、下に行くほど広くなっているので、いまだに第5階層への階段へ辿り着けずにいた。

単純に、道のりとして距離があるので、入口から入りまっすぐに迷わず進んだとしても、半日という時間制限がある状況では、戦闘しながらたどり着くのは困難であった。


 アルは、どうもこれに対して気に入らないというか、物足りないというか、スッキリとここを卒業する訳にはいかない、ひっかかりを覚えていた。

というのも、このダンジョンは、2階層ごとに出現する魔物の種類が異なる。

つまり、第5階層まで行けばこれまでとは、違う魔物が待ち構えているのである。

これとなんとか戦闘したい、これまでと違う戦いを経験したい、というのをモチベーションとして、日々また見ぬ第5階層を目指して、ダンジョンに挑戦しているのである。


 これに関しては、アルが自分で考え決めたことなので、俺は口出しせずにただ見守るのみにしている。


◇◇◇◇◇◇


 今日はダンジョンへ潜る日。


 いつものように、夕方に目覚めて身支度をして、ダンジョンへ行く前に夕食を食べる。

そのつもりで、下の食堂に降りて席に座ろうとしたところで、おかみさんのロナさんに呼び止められた。


「ああ、こちらがお話したアルさん、アルさんこちらは今日ヨルグに着いた、ええと」

「ディネリアといいます」

「ソニヤですー」


と二人の若い有翼人種の女性が、挨拶してきた。

今日着いたこの二人は、王都ファタの孤児院の出身で、ヨルグのダンジョンに潜り、探索者として身を立てようとしているらしい。

孤児院はすべて国営で、成人したら出院しなければならない、そこで王都ファタでアルバイトをしながら、今後の身の振り方について考えている時に、ヨルグのダンジョンは稼げるらしいという話を聞いたそうだ。


 いきなり、若い娘さん二人でダンジョンというのは、何かあった時に寝覚めが悪いという事で、ダンジョンの事なら何でも知っている(とロナさんが勝手に思っている)、アルにエスコートを頼めないかと、話をふってきたという事らしい。

アルにとっては、特にメリットの無い話ながら、引き受ける事にした。

この辺は、生来の人の好さというか、元来損得に頓着が無く、好悪で物事を判断するアルらしいといえる。

まあ、単純にほっとけないってのと、若い娘さんと一緒っていうのが、楽しそうだってくらいなんだろうけど。


 とりあえずは、完全初心者という事でアルが初日にしたように、役場で探索者カードを発行してもらい、念の為傭兵ギルドにも登録しておく。

後は、必要なものを明日の朝揃えて、そのままダンジョンへ行くのに同行するという事になった。

という事で、明日の朝から一緒に潜るので、必然的に本日のダンジョン行きは中止という事になり、一旦エイジを強制休眠な状態にして、明日の朝再覚醒してもらう事にした。


 しかし、さすがに生身のアルはそうはいかない。

なんせ、起きたばっかりなのだ、気合いを入れた所だったのだ、この所何か月かの習慣なのだ、そう簡単に眠れはしないのだ。


 さて、どうしようかとアルは思案した、エイジは休眠中、手紙はこの間書いたばっかり、ダンジョンへは行けないし、眠れもしない。

これはあれだろうか。

ついにきたのだろうか。

僕にもその時が訪れたのだろうか。

・・いやいや違う、そうじゃない、ついにもその時も訪れてない、勘違いだ。


 これは少年の潔癖さが情欲に勝った結果、なんとか中止になった、危なかったけど。

いや、予定していたわけではない、たまたま、タイミングがそうかなと思っただけであって、よくよく考えたら、そうじゃ無いんじゃないかと思ったのだ。

やはり、こういう事は想いを通じあった相手とでなきゃなと、強く思い直したのであった。


 そうなるとどうするか。

明日は、おそらくは二人がこれからやっていけるかを見定める事になる。

だったら、よっぽど危なくなれば別だが、基本的に僕は戦闘しない事になるだろう。

であれば、体が鈍らないように、軽く訓練しておいた方がいいかもしれない。


 そう思って向かった先は、傭兵ギルドの裏手にある訓練場だった。

ここなら、ある程度の広さがあるので一通り動けるし、もし眠くなったらすぐに宿屋に戻る事も出来る。

夜はここも閑散としている。

人がいなければ足捌きを、人がいるようならば素振りと、操魔術の練習でもしようと向かった先には、一人の一角人種の男がいた。


「こんばんは、キシンさん」

「おっ、なんでえアルじゃねえか」


 この人は、一年前に第3階層でアルに声をかけてきた、犯罪を警戒していると言っていたキシンという人物で、このヨルグの傭兵ギルドの古株らしい。

あれ以来、傭兵ギルドで何度か顔を合わせる事があり、普通に挨拶するようになった。


「こんな遅くにどうしたんだ? 今日は潜らねえのか?」


アルが、休日アルにとってのにここに来てキシンと話しをする中で、今は人込みを避けて夜中に潜っていると話したことがあるのだ。


「ええ、ちょっと事情がありまして、明日の朝から初心者を案内する事になってるんですよ」

「ほーう、珍しいな」

「初めてですよ、たまたま宿屋が同じなんで、じゃあって事になっただけで」

「女か?」

「まあ、それで今日も明日も戦闘できなさそうなんで、少し体を動かしておこうかと思いまして」

「だったら、俺と模擬戦でもするか?」

「えっと、どうしようかな・・」

「いいじゃねえか、やろうぜ!」

「ちょっと考えさせて下さい」


【エイジ、起きて!】

【んっ、朝か?】

【ごめん、まだ、ちょっと急ぎで相談したくて】

【なんだ?】

【今、傭兵ギルドの訓練場で体動かそうと思って来てるんだけど、キシンさんがいて模擬戦やらないかって】

【へー、キシンが】

【ねえ、やってもいい?】

【そんなの、俺の了解なんぞとらないでも、アルの判断でやってかまわんぞ】

【だって、あんまり人前で足捌き見せるなっていうじゃん】

【人いねえじゃんか、それにキシンなら言いふらすなんてことも無いだろう】

【じゃあやるね!】

【ああ、頑張れよ、確かキシンは両手に剣持つスタイルだったな、単純に手数が倍ってのがどんだけか、しっかり確かめて来いよ】


「おまたせしました、キシンさん、模擬戦お願いしていいですか?」

「おう! そんじゃ早速開始と行こうぜ!」


 キシンは、一年前第3階層でアルを初めて見た時から、あの時のサーロン村での腕の立つ『羽』の剣士とは、この男の事だと思っていた。

出来れば一度手合せをしたいと考えていたが、立場がそれを邪魔していたのだ。


 このヨルグの傭兵ギルドでは、3級を持つキシンが一番の実力者であり、年齢・キャリアも含めて一番の古株でもある。

其の自分が、若い者に負けるようなことがあれば、その若い者たちに対してにらみが効かなくなり、依頼をこなすのに支障が出る恐れがある。

すくなくとも、ギルドの運営側にいる者は、そう言ってキシンに模擬戦のたぐいは、少なくとも若手とはやらないようにと頼んでいた。

キシン自身は、勝負とは立場でも年齢でも無く、ただ純粋に実力だけが勝敗を分つもので、それと礼儀や上下関係とは関係無いと考えているが、回りがそうは見ない。

だから、これまではアルに模擬戦など持ちかけたことは無かった。


 だが、今夜は都合のいい事に他に誰もいない。

依頼が無事に成功し、酒場で打ち上げをやっているのだ、キシンも報告書を仕上げて終わり次第、そちらに行く予定だった。

この機を逃しては、二度とこんな機会は訪れないと、キシンは無理やりにでも、模擬戦を仕掛けるつもりだった。

それだけ、アルの実力に興味があった、自分とどちらが上かを試してみたかったのだ。

そんな思惑もあり、この突然はじまった模擬戦にもかかわらず、キシンのモチベーションは最高潮に高まっている。


【アル、模擬戦だから小手は無しな、それ以外はすべてを出していいぞ、勿論刃がついて無い方でな】

【うん】

【おそらく、キシンはこれまでアルが対戦した中で、一番の手練れだ、すべてを出し尽くさないと勝てないぞ】

【わかった、全力でやるよ】

【ああ、とりあえず、最初に仕掛けてみるんだな】


 二人が、魔導ランプの灯る傭兵ギルド訓練場で、観客が誰一人としていない中、アルは『嵐』を、キシンは両手に片手剣を一本ずつ装備して、静かに対峙していた。


キシンが動いたのは、特に意図したものでは無かった、あえていえば、なんとなく、両手の剣をアルの方に向けて構えていたのを、右手の剣だけ切っ先を左に向けて、水平にしたのだが、その途端に、


「うぉ」


 突然、甲高い音が鳴ったと思ったら、アルがキシンの懐に飛び込んで、袈裟切りを放っていた、それをキシンの右手の剣が防いだ音だった。

アルは、キシンの反撃を警戒して、すぐさま距離をとっていた。

なんだ? いつの間に飛び込まれた?

キシンは、困惑と驚愕と安堵といった、複雑な思いに囚われていた。

アルにとっては、またと無いチャンスであるが、アルもまた『縮地』からの攻撃を防がれたことによるショックで、すぐには動けずにいた。


 これは、様子見や腕前を計る為に受けるなんて考えじゃ、なにも出来ずに終わるぞ。

初めて見るアルの技に恐怖を覚えたキシンは、どこかで自身を上とみなして、アルに対していたことを恥じ、いつもの自分のスタイルである、両の剣による連撃を、体力の尽きるまで放つ事を決意する。


【まさか、この距離で初見で防がれるとは思わなかった】

【そう、気落ちするな、『縮地』は有用ではあっても、必殺ってわけじゃないんだ、今度からは一撃目が防がれる前提で、二撃目で仕留める型を考えるんだな】

【そっか、そうだね】

【それよりも、くるぞ、凌げよ】


「うわおおお」


 雄叫びを上げながら、キシンが突っ込んできた。

キシンが振りかぶり、大上段から振り下ろす、体格のいい一角人種ならではの迫力のある一撃。

これは、いくらなんでも受け切れない、サイドに体を滑らせ躱すも、間髪入れず今度は逆の手に持った剣が、胴斬りを狙って襲ってくる。

たまらず、後ろに下がるも、尚もキシンは両手の剣を振り追撃してくる。

圧倒的な膂力から放たれる剣は、片手とはいっても十二分な威力がある、それが二本振われる中でそのすべてを回避し続けるのは不可能。

そう判断したアルは、勝負に出る事にした。


 一旦間合いをとったアルは、キシンがその距離を詰めてくる前に、再び『縮地』で前に出た。

開始の時とは違い、万全の状態から繰り出したわけでは無いので、キシンも今度は多少遅いが反応している。

真正面から突っ込むアルに対して、キシンは右手の剣を上段から振り下ろしてきた。

これを避ければ、また左の剣が横薙ぎに胴を狙ってくる、今度はアルが突っ込んでいるので避けきれない。

アルは、少しでも勢いを削ぐために、操魔術で鎖分銅を飛ばして、振り下ろしてくる剣に巻きつけた。


 アルは、キシンの振り下ろしに対して、『嵐』を切っ先を左に向ける形に横にして、鍔元を握り余している柄の部分で剣を受けた。

正確には、受け流した。

受け流しつつ、右足を引き右に体を開きながら、柄を力点刀身を作用点として、キシンを袈裟に切って落とした。


 『受け袈裟』、柄で相手の上段からの攻撃を水平に受け、てこの原理で柄を押された力を利用し、刀身で袈裟に切って落とすカウンター技。

これには、素早い踏込により、出来るだけ相手の剣の力の乗った箇所では無く、鍔元を受ける事が肝要となる。


「がはっ」


片膝をつくキシンの喉元に、切っ先を向ける。


「参った」


キシンがそう宣言し、この模擬戦は終了した。


「すいません、あの、大丈夫ですか?」

「ああ、痛い事は痛いが、まあ折れてはいねえだろう、このぐらいならしょうがねえ」


 アルは、汗拭き用に持ってきたタオルを、水に浸してしぼり、キシンの鎖骨辺りにあてた。


「おう、済まねえな」

「いえ、あの今日はどうもありがとうございました」

「ははっ、俺がしたくてした事だ、気にすんな」

「とても勉強になりました、次の課題もなんとなく見えてきましたし」

「熱心だな、そこまでして強さを手に入れて、何がしてえんだ?」

「・・まだわかりません、でも、あの時は力が足りなかった、なんて二度と思いたく無いんです」

「そうか」

「あの、治療所へ行きますか? 何だったら付いて行きますけど?」

「それにはおよばねえよ、しばらくすれば、痛みも引くだろう、俺はしばらくこうしているから、もういいぞ」

「はい、ではこれで失礼させてもらいます」

「おお、今日は楽しかった、ゆっくり休めよ」

「はい、キシンさんもお大事に」


あの若さであの腕か、しかもまだまだ伸びそうだし、トーナメントにでも出れば面白くなりそうだな。

キシンは、負けたことよりも、見事な技の冴えを目の当たりにした、軽い興奮に包まれていた。


 アルとエイジは、宿屋までの道のりで、さきほどの模擬戦の感想戦をしていた。


【ギリギリだったよー、おっかなかったー】

【良く最期あそこで踏み込めたな、あの振り下ろしに向かっていくのは、賭けだろ?】

【うん、一応分銅で勢い殺したつもりだったけど、意味あったかなってくらい、スピード乗ってたよ】

【もっと狭い空間だったら、なす術なく押し込まれてたな】

【うん、あの場が、僕に有利だったのは確かだね】

【まあ、いい経験できて良かったじゃん】

【あああー、これでぐっすり眠れれば最高なんだけど】

【まだ出発には時間あるだろ? 眠れるんじゃないか?】

【逆に目が覚めちゃったみたいなんだよなー】


 アルもまた、戦いの余韻で興奮していた、眠れない夜の解消どころでは無いほどに。


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