1/1
プロローグ
少年Aは現実世界から目を逸らそうと1人奮闘していた。
彼の暮らす国では、人間が生きる目標を失い日々喪失感に溢れている。
彼が、少年Aと呼ばれている訳は彼には名前という名前がないので、周りが勝手に呼び始めたのである。
しかし、そんな状況下に置かれながらも“少年A”という肩書きを使い全世界で悪事を働こうとしようとしていた。
彼にはもちろん家族と呼ばれる存在などいる
訳もなく、今まで1人で生きてきた。
頼りになるのは自分しかいない、信じられるのは自分だけで、今まで誰の手も借りずにやってきたつもりでいた。
彼はそんな戸籍もない名前もないような“少年A”という名を使いどこまで自分が世界に通用するのかただ試してみたかった。
まずは最初の目標をアメリカに設定し、冒険にでたのであった。




