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この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

平凡で最高な人生だった

作者:しゃ
誕生した時の光景や、あらゆるものへの才気を見せたことから建国の祖の再来とも呼ばれ期待されていた幼少期。

齢が十を数えるその年、王都にある大神殿でスキルと加護を授かるための神授の儀を執り行ったが、結果はまさかのスキル無、加護無。

それでも、主人公の人生はどん底に転落しなかった。

異端の主人公に対して父王が呟いていた言葉は


「絶対、凄い偉大な人間になるやつだ、これ。普通じゃ確認出来ないような隠しスキルとかギフトとか呼ばれるやつ持ってるやつだ。若しくはこれきっかけで迫害されて覚醒したりして復讐されるやつだ。幸せに育って欲しいから初代が残した書物に残ってる復讐ルート以外の覚醒パターン全部試そ。」


その後、覚醒を促すために様々な試みが行われたが
結局、何一つ覚醒には結びつかずスキル無・加護無の人類として一生を終えようとしている。



鼓動が弱まり、死が近づいてるのを感じた時に主人公は感謝を伝えられずにはいられなかった。


「スキル無・加護無の人間でも仲間に恵まれたおかげで最高の人生だった。走馬灯が流れたとしても一瞬では終わらないくらい濃くて楽しい人生だった。神様ありがとうございました。そして、異端の私を迫害しなかった皆、最期まで私を信じてくれた父上、本当にありがとう。」

こうして、スキル無・加護無として生まれながらも周囲の人々に支えられながら数々の偉業を残した歴代最良の王と呼ばれた人物はなんの未練も残さずにこの世を去った。









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≪ギフト:『』の発現を確認≫
≪トライアルモード終了を確認…これよりリザルトの確認に移ります。≫
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