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「ラノベの売り上げは絵師さんの力で成り立つ」とドヤ顔で語る

ライトノベル。通称ラノベ。


ラノベとはオタク向けの小説であり、自分の様な非オタには無縁のもの…などと思っていた時期もありました。

差別や偏見などは嫌いなのに、知らず知らずの内に偏見を持っていた様で。


そんな自分が、とあるラノベを何気なく読んでみたところ、考えが一変。オタクだろうと非オタだろうと、面白いものは面白い!と、考えを改める事に。


こうして人生観を変えてくれたのが、某歯が無いラノベ。作品に興味を持ったのでネットで検索してみると、辿り着いたのが某掲示板のまとめサイト。

書いてあるのは…作品や作家さんへの心無い中傷。自分の好きな作品が中傷されるのは、何とも居たたまれなくなるものです。


しかし、その作家さんも作品の中で、心無い読者に対して負けじと容赦無く暴言を吐いていました。うん、どっちもどっちかも。




名作として名高いラノベでありながらも、中傷されるラノベ。人気作であるが故に嫉妬する読者から中傷されるのでしょう。


さて、そんな中傷が飛び交う掲示板にて、こんな中傷がありました。


「ラノベの売り上げは絵師さんの力で成り立つ」


要約すると…

『仮に100万部売れたラノベがあるとしよう。それを絵師さん不在で売っていたら、おそらくは30万部程度しか売れなかっただろう。絵師さんの力があるか無いかで、売り上げは二倍、三倍と変わるのだから、小説の価値で売れているのではなく、絵師さんの力でラノベは売れているのだ』

…との事らしい。


文章を書き込んだ人の顔は見えませんが、かなりのドヤ顔で書き込んだとお見受けします。




では、ここで問題です。


この『ラノベの売り上げは絵師さんの力で成り立つ』は、果たして正論であるのでしょうか?


正解は…












『正論では無く、恥ずべき論』


…と、なります。


文章のみの小説に対して、プラスアルファのイラストが付加されれば「付加価値」が増すのは当然のこと。

付加価値の分、価値は高まって売り上げが伸びるのは当然の流れ。「当然」であって「正論」ではありません。


では正論とは?


答えは簡単。

まず、論点が違うのです。


100万部売れるラノベの絵師さんが不在だと、30万部しか売れない。この発言は作家さんへの中傷として使われています。これが根本的に大間違い。

逆に考えてみましょう。

絵師さんが不在でも30万部も売れる。つまり、イラストが無くても小説の良し悪しを理解出来る…そう、読解力のある読者が30万人いる事を示唆します。

逆にイラストが無いと小説の良し悪しを理解出来無い、そんな読解力の無い読者が70万人と、言うことに。


この「読解力の無い読者」が70万人もいるわけです。何とも嘆かわしい現実。

でも、そんな読解力の無いレベルの低い読者が言うのです。ラノベの売り上げは絵師さんによるものだ、と。ドヤ顔で。


挿絵や表紙にイラストが無いと、作品の良し悪しが理解できない。そんな恥ずべき自身が読解力の無さを、作品を侮蔑する為に使用しているのです。まさに狂人。この狂人から学びし人生の訓示こそ『狂訓』。他人のふり見て、我が身を直して貰いたいところです。




挿絵があろうが無かろうが、面白い作品は面白い。絵師さんがいないと作品の良し悪しを理解できないなら、読解力を磨くといい。中傷に磨きをかけるよりか、その方がよっぽどマトモである。


非オタの自分ですら、ラノベは面白いと素直な感想を言えるのです。ドヤ顔で中傷なんかしてないで、素直に面白いと認めればイイのですがね。

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