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夢の何処はこちら  作者: やんやん太郎
3/3

夢の実証

第三話です!

よろしくお願いします!

その夜…




「えーと… 折り紙 折り紙… 」

机の引き出しの奥底にあった折り紙を引き出す。

「鶴折るとか久しぶりだなぁ」

僕は昔からこういう細かい作業が好きで折り紙も小学生の頃大好きだった。

「よし! 枕にセット完了! あとは寝るだけだね」

その日は直ぐに寝ることができた。



✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎


「いっけ〜〜〜〜」

ボン!

「ナイスキャッチ!」

「次は俺の番!」

「そんなボールかわしてやる!」

うわっ!


えっ中崎くんこけちゃった大丈夫かなぁ?


✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎





そして翌朝学校で夢のことについて4人で話し合った。

「で どうだった? 正夢見た?」

「俺は熟睡しちゃって夢の内容全く覚えてないぜ!」

「そんな、自信満々に言うことじゃないよ」

「由花にまで突っ込まれるなんてさすがだなぇ拓海」

「うるせぇな〜〜 翔太はみたのか?正夢」

「正夢になるか分からないけど体育の時間にドッチボールしてて中崎くんがこける夢なら…」

「まぁあいつはおっちょこちょいだからなぁ…」

「何 俺の名前呼んだ?」

「はいはい 来なくていいよ」

「野中は相変わらずひでぇな」

「何が相変わらずよ〜〜」



そして体育の時間

中崎くんは本当にこけた。



「ガチでこけちゃったじゃん! やばいじゃん!」

「偶然だよね… 多分…」

「きっと偶然だよ! 翔太くん心配しないで」

「ありがとう由花 そうだよね偶然だよね…」

「そういえば彩と由花はどんな夢見たんだ?」

「あぁ私は鶴置く前にねちゃっててさぁ〜 」

彩は相変わらずだなぁと思った。

まぁそんなこと言ったら怒られるだろうから言わないけど。

「私は夢は見たんだけど空飛ぶ夢だったからなぁ…」

「すごいメルヘンな夢みるんだね由花」

「茶化さないでよ彩〜」

「てことは僕だけか…」

「みたいだね…」




そしてその夜も次の日の夜も続け4日間ほど続けた

大きな遊園地で知らない子が走り回っている夢


僕らの街で夜にマスクをつけた男が走り回っている夢


東京で大きなビルを建設している夢


3歳ぐらいの子が迷子中なっている夢



どれもありそうな夢ばかり。




そして月曜日になり学校でそれらの夢を話した。


「まだ鶴のやつやってんの?」

彩がちょっとバカにしたような感じで言ってきた。

「ちょっと気になっちゃうんだよね…」

「なら 検証してみようぜ」

拓海が言った。

「検証したいけど現実的に考えて無理じゃない?」

「マスクをつけた男ってやつならうちの街みたいだしできるんじゃない?」

「由花いいこと言う! 俺もそれ賛成!」

「僕も検証したい!」

「仕方ないわねぇ みんながやるなら私もするわよ」


「なら今日の夜9時に鏡ノ宮駅前集合な!」



そしてその日の夜


「よし みんな集合! 行くぜ!」

「行くってどこに?」

彩はあんま乗り気じゃなさそうだ。

「とりあえず歩こう!」

夜の街を歩いた。

人通りは少なく非常に静かだ。

歩いていると明るい看板が見えてきた。

「コンビニじゃん! なんか買う?」

「マスク男探そうよ〜」

「本当は翔太もなんか欲しいんじゃないの?」




ピロピロピロ〜〜〜〜



「ん?」


こら! おい泥棒まて!!


コンビニから飛び出したのはマスクをつけた男だった。


「お前が言ってたマスク男ってあいつじゃね?」

それはまさしく夢に出てきたマスク男だった。


「あと追うぞ!」

「えっ!?」

拓海は全速力で追いかけた。

マスク男も全速力で逃げている。

2人は夜の街へと消えていった。


「僕らも手分けして探そう」

そうして街を探した。




おい〜〜 待て!


拓海の声がする。


その声はこちらに近づいてくる。

2人に知らせようと携帯を開いた途端マスク男は別の方向へと走り去ってしまった。


「おぉ 翔太… あいつがマスク男なんだな…」

拓海は息を切らしてまともに喋れていない。

「うん あいつだあいつに間違いない」

「女子2人は?」

「僕が呼んだからもうじきくると思う」




そして再び4人集まった

「マスク男ってまさかの万引き犯だったんだね」

「今この辺で、話題になってるよね」

「由花詳しいね」

「早く捕まってくれるといいんだけど…」

「なら俺らで捕まえようぜ!」

「えっ僕らだけで? 無理じゃない?」

「せめて大人の人がいたらいいんだけど」

「なら交番の方に誘導するとか」

「でもどうやって?」

「それもそうだな…」



とりあえずこの日はもう夜も遅いので帰ることにした。


小説書くって難しいですね。

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