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ー a l c h e m i s t ー  作者: 浬[カイリ]
都市国家アララト 編
9/10

出発

「アベル!起きて!」という声で、

アベルは目を開けた。


「おはよっ!アベル!」


目の前にエイミーが居た。


「うわっ!」


起きて見えた光景がエイミーの顔だったので

アベルはびっくりして

イスごと後ろにひっくり返った。

ひっくり返った時に、部屋の天井が見えた。

換気口から朝日が差し込んでいた。

昨日空を見ていた時は、ばら撒かれていた星が

空から一切なくなっていた。


「大丈夫!?ごめんアベル………

でもお昼に出発するんでしょ?」


「………あっそうだった!」


それからアベルの支度も終わり、

アララトを後にする時がきた。

エイミーの病院から外に出ると

街を囲む城壁の外に出る為の門に向かって

二人は歩み始めた。


「アベルはどうして"賢者の石"なんて

探しているの?」


「"賢者の石"を守れと兄に言われたんだ。」


「そう言われているのに探しているの?」


「元々は僕の父の物なのにね

どこにも見当たらないんだよ」


そんなこんなでアベルとエイミーは

門へと到着しそこを通る手続きを済ませ

都市国家アララトを二人は後にしたのだった。


ー 都市国家アララト編 完 ー

作者のTwitter

→ @k_narouofficial


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