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第6話 「祈心〜きごころ〜」

うちのクラスが終わって、その後3クラスを聞いて

お昼になった。


「ゆ〜づ〜〜きっ!お疲れぇ〜!」


声をかけてきたのは、、、違うクラスのノンだ。


「そっちもお疲れ〜ぇ、一緒食べよう!」


お弁当は、ノンと同じクラスの5人で食べることになった。


「2組めっちゃよかったよォ。うちのクラスダメダメだ。。」


ノンが笑いながら言った。


「うっそだ〜、うちのクラスめっちゃバラバラだったし。」


私は大きくのけぞりながら言った。


やっぱり練習不足のせいなのかな。今になって、そんなこと思った。


お昼時間は40分間だった。時間が余った私たちは各々遊び始めた。


「友月〜夏休みどこ行く?」


ノンが聞いてきた。


ノンは私が転校することを1年くらい前に知っていた。


私が唯一教えた相手だった。


「7月中に遊園地でも行こう〜。」


そう言って、ノンは教室に戻っていった。


私も自分の教室に戻って、校内放送を待った。


「でもま、努力賞とれたら嬉しいって感じ。」


私は友達とそう言っていた。


確かに、そこまで練習してないんだから、仕方ないと思っていた。


それから10分ほどして、講堂に戻った。3年生の曲を聞いた後、


結果発表を待った。


3年生の曲は、1年、2年とは比べ物にならないくらいすごい。


やっぱり、3年生で最後の歌唱コンクールだからかな〜。



講堂が暗くなった。


「優秀賞!3年4組!」


祈りたくなってきた。

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