表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/18

第12話『最強?最悪?Wヒロイン出動!街の平和とパンチラは俺が守る!』



 日没後。

 高層ビルの間、ネオンきらめく都市の路地。


 仮面戦姫「望みん」と「クロエ・ダーク」は、今まさに――


「……それ、さすがに露出高すぎじゃないか?」


「え!? こっちは公式デザインなんだけど!?“ギリ見えない”は正義だぞ!?(ドヤ)」


「いや、どう見ても見えてる。あと胸揺らすたびに影がざわついてるんだけど」


「それは影使いのお前のせいじゃん!?」



---


 初コンビ出動の舞台は、商業ビルでの“謎の影騒動”。


「報告によると、建物の“影”が勝手に動いて人を襲ってるらしい……」


「えっ、じゃあ……お前の同族?」


「違う。影使いは“具現”するもの。これは“侵食”……つまり、外部から影が流れ込んでるってこと」


「ってことは、敵だね!」



---


 ビル内に侵入する二人。

 建物の壁、床、天井、すべてに“黒い染み”のような影がにじんでいた。


 そこへ――


\ギャアアアアアア!!/


 階上から悲鳴!


「来た! クロエ!いくぞ!」


「了解。――シャドウ・フォージ」


 クロエは自分の影から黒い鎖を編み出し、エレベーターシャフトを登る!


「なにそれかっこいい!!ズルい!!」


「お前は変身した時、下着出しながら壁走ってたよな?」


「それ言うなァァァ!!」



---


 8階、事務所跡地。

 そこにいたのは――巨大な“影の塊”、ドロドロに溶けた人型。


「これは……“シャドウリッチ”!」


「そんな名前ついてんの!?」


「おそらく、ジャスティアが規定してる影魔災クラス……B級以下。だけど触られると身体が侵食される、かなり厄介」


「要するに――」


 望みん、ジャンプ! 超パンチラしながら影をぶち抜く。


「こいつぁ、ぶっ飛ばしてもいいやつだな!!」



---


 戦闘開始!


▼コンビ連携バトル描写:


望みん:派手な突撃と妄想パンチ系。威力高いがノーガード。


クロエ:影の鎖で敵の動きを止め、背後から補助&牽制。


シャドウリッチは液状化&分裂能力を使ってくるが――



「クロエ!下から来てる!」


「分かってる――シャドウ・バインド!」


 影の触手が敵の分身体を束縛。


 その隙に――


「うおおおおおッ!変態ラブ☆ジャスティスキック!!」


\ドゴォォォォン!!!/


 ビルが軽く揺れるほどの一撃で、シャドウリッチ撃破!



---


 戦い終わり――


「ふぅ……やるな、ケンジ」


「クロエだ。もう慣れた。むしろこれ、性癖広がる気がする」


「わかる。俺も最近、鏡の前で女体のポーズ研究してる」


「やっぱお前もか」


 二人の友情(?)が深まる。



---


 が、その背後――。


 どこか遠くの高層ビル、塔の上。


 クラウン・ノクターンが、こちらを見下ろしていた。


> 『もう一枚……目覚め始めたか。

“第三の仮面”――さて、どんな妄想を抱いている?』




 影がざわめく。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ