第12話『最強?最悪?Wヒロイン出動!街の平和とパンチラは俺が守る!』
日没後。
高層ビルの間、ネオンきらめく都市の路地。
仮面戦姫「望みん」と「クロエ・ダーク」は、今まさに――
「……それ、さすがに露出高すぎじゃないか?」
「え!? こっちは公式デザインなんだけど!?“ギリ見えない”は正義だぞ!?(ドヤ)」
「いや、どう見ても見えてる。あと胸揺らすたびに影がざわついてるんだけど」
「それは影使いのお前のせいじゃん!?」
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初コンビ出動の舞台は、商業ビルでの“謎の影騒動”。
「報告によると、建物の“影”が勝手に動いて人を襲ってるらしい……」
「えっ、じゃあ……お前の同族?」
「違う。影使いは“具現”するもの。これは“侵食”……つまり、外部から影が流れ込んでるってこと」
「ってことは、敵だね!」
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ビル内に侵入する二人。
建物の壁、床、天井、すべてに“黒い染み”のような影がにじんでいた。
そこへ――
\ギャアアアアアア!!/
階上から悲鳴!
「来た! クロエ!いくぞ!」
「了解。――シャドウ・フォージ」
クロエは自分の影から黒い鎖を編み出し、エレベーターシャフトを登る!
「なにそれかっこいい!!ズルい!!」
「お前は変身した時、下着出しながら壁走ってたよな?」
「それ言うなァァァ!!」
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8階、事務所跡地。
そこにいたのは――巨大な“影の塊”、ドロドロに溶けた人型。
「これは……“シャドウリッチ”!」
「そんな名前ついてんの!?」
「おそらく、ジャスティアが規定してる影魔災クラス……B級以下。だけど触られると身体が侵食される、かなり厄介」
「要するに――」
望みん、ジャンプ! 超パンチラしながら影をぶち抜く。
「こいつぁ、ぶっ飛ばしてもいいやつだな!!」
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戦闘開始!
▼コンビ連携バトル描写:
望みん:派手な突撃と妄想パンチ系。威力高いがノーガード。
クロエ:影の鎖で敵の動きを止め、背後から補助&牽制。
シャドウリッチは液状化&分裂能力を使ってくるが――
「クロエ!下から来てる!」
「分かってる――シャドウ・バインド!」
影の触手が敵の分身体を束縛。
その隙に――
「うおおおおおッ!変態ラブ☆ジャスティスキック!!」
\ドゴォォォォン!!!/
ビルが軽く揺れるほどの一撃で、シャドウリッチ撃破!
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戦い終わり――
「ふぅ……やるな、ケンジ」
「クロエだ。もう慣れた。むしろこれ、性癖広がる気がする」
「わかる。俺も最近、鏡の前で女体のポーズ研究してる」
「やっぱお前もか」
二人の友情(?)が深まる。
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が、その背後――。
どこか遠くの高層ビル、塔の上。
クラウン・ノクターンが、こちらを見下ろしていた。
> 『もう一枚……目覚め始めたか。
“第三の仮面”――さて、どんな妄想を抱いている?』
影がざわめく。




