転生
土に書いた魔法陣を見つめる
ふざけ半分で書いた魔法陣を触ってみると光だし視界全体が白に包まれた
徐々に白の光はフェードアウトしていき
自分は転生していた事を瞬きする前に気づいた
転生した家は貴族でも王族でもなく平民の家だった
''自分は考えていたことがある''
子供の頃から魔法を使えば大人になった時世界最強クラスの魔法使いになれるのではないかと
子供の頃から練習して努力して、やっとの思いで立てた場所は才能という言葉一つで片付けられる
そして、その才能を越えようと頑張り努力するものを努力家と言われる
だから自分も今から魔法を使い、天才までの実力になれば才能と言われ、努力家が私のことを敵対してくるだろう
そうやって努力家が頑張ってるところを笑ってやりたい
だって自分もそれより努力したもん!って言えるからだ
(そこで自分は昔考えていたことを思い出す)
1日1回魔力切れをノルマにしようと
そんなことを生まれて5分もしない内に考えていた
そこから16年
母親から「冒険者になりなさい!そして、強くなって親孝行しなさい!明日にはこの家から出て行ってもらうわ、自由に冒険してもいいけど親不孝な事は絶対しないでよね」っと言われた
ムフフ、明日から冒険者かぁ〜
正直自分には3年前ぐらいからそう言われたかったぐらいだ
自分の魔力はかなり多い方だと思う
魔力切れを起こした時の眠気で自分は寝ていたため、なぜか体はかなり健康的で丈夫になっていた
明日には近くの街グリーンティアに行かなければならなくなった。