表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/105

2-1 下北沢

今回から下北沢編になります

引き続きよろしくおねがいします


吉良 義勝、武田 豊、幸田 小判の3人は経堂で政党リベレイツを結成。

その後出会ったロイヤルズ党首 所 諭吉の話し合いの末に3人はラビッツを倒すため下北沢のロックス、二子玉川のリバースと打倒ラビッツの友好関係を築くことに決める。

下北沢へ向かう道中ラビッツの党員三木と戦闘になるも無事勝利

そして3人は目的地であるロックスの拠点のある下北沢に到着した……。




「ここがこの時代の下北沢か……」

「なんだか雰囲気のある街ですね~こういうのをエモいって言うんでしたっけ?」

「結構きれいな街だな。スラムになるようには見えないけど」




――『下北沢』


世田谷区の北東に位置するこの街は

かつて独自の文化を持つサブカルチャーの発信地として名を馳せた。

そのファッションセンスは独特で多くの古着屋や雑貨屋が街に並び

数あるライブハウスは多くのミュージシャンが夢を歌った

その他に有名な劇場があるなど様々な特徴があり

少し世の中から離れた若者たちの集まる街として異色を放っていたと言う。




「ロックスの姿も見えないし少し探索してみるか!」

よく遊びに行ってた街の過去の姿にワクワクを隠しきれず俺が言う


「こばんちゃんもちょうどそうしたいと思ってました!なんだかこの街からは私と同じ匂いがします。」

街が醸し出すサブカルな雰囲気に親近感を抱いたのかこばんちゃんもノリノリだ


「義勝はともかく幸田さんまで。俺はまだ少し怖いんだけど……」

下北沢をまだ危ないスラム街だと思ってる豊は渋々だった




「確かここのライブハウスが俺の好きなバンドがよくライブしてたっていう伝説のライブハウス!ここら辺は現代とあまり変わらないな!あれが有名な雑貨屋であれは有名な劇場!本物が見れるなんてすげぇよ。本物っていうのかわからないけど」

資料にしか残っていなかったあこがれの街を前に俺は気がつけば興奮しながら2人を案内をしていた。


こばんちゃんは最初から興味津々で俺と同じテンションでいる

「この服屋さん素敵だね!古着屋さんってなんだかいい匂いがする。この雑貨かわいい!良いなぁ欲しかったなぁ。みてみて!壁に絵が描かいてあるよ~」


楽しそうに街を周る俺たちを見て豊も少しずつ興味を持ち始める

「なあ義勝あれ面白いな!なにかわかるか?ロックが聴いてみたいんだがCDショップいってみないか?なあなあ義勝……」




こんな楽しい時間は久しぶりだった

この時間がずっと続けばいいのに

そんなことを考えていると豊が急に警戒をしだした……


「囲まれたな」

豊の言葉に俺とこばんちゃんの2人も途端に現実に引き戻される


そうだった。今は選挙戦の最中だ。

俺たちが警戒を始めたことに気づき

俺たちを囲んでいた奴らが姿を現し俺たちに言った。



「遂に乗り込んで来やがったなラビッツども!」

「我らロックスがラビッツなんぞ返り討ちにしてやるわ!」


==========================

戦況

・リベレイツ:3人/9票

・ラビッツ:24/39

・ロイヤルズ:6/16

・リバース:11/21

・ロックス:10/15

・脱落:46人

==========================



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ