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剣術学園の序列1位は問題児です。  作者: 一条由馬
第1章 日常学園編
9/21

3−1違法な剣そしてスラム街

パティー会場で不審な奴らを見つけて後を追って抜け出した僕はその敵を見失いパティー会場に戻ってきていた。

玄関でため息をついていると国立が声をかけてきた。そして、国立は自販機で買った缶コーヒーを僕に投げでそれを僕は受け取った。


「どうしたんだ、そんなしょんぼりとした顔で」


「いや、会場に怪しい気配があってそいつら追いかけたんだけど俺の尾行に気付いて逃げちまった」


「嘘だろ、刀馬の尾行に気付いてなおお前から逃げ切るだなんて…」


「これは、少し問題だな今すぐ緊急会議を開こう」


と、言って国立と一緒に第一部隊のメンバーを会議室に集めた。


「どうしたのいきなり」


と、五十嵐が言う


「みんなに集まってもらったのは会場にいた怪しい連中だ」


と、五十嵐が言うが第一部隊のリーダは俺なんですけど...


「あー、確かにいたねでも何にもして来なさそうだったから...」


と、真紀さんも自分が普通に気付いてたことを伝える

こう見えても真紀さんは七種族の名門騎士川家の長女なのだ


「そこで、刀馬が追いかけたがこいつの追撃を振り切ったらしい」


だからなんで国立が仕切ってんだよ


「えっ!」

「嘘でしょ」


と、いつも大人しい美玲さんが思わず口に出してしまった。

しかしながら、僕の追撃を阻止するのは深刻で美玲さんが驚くぐらいのことなのだ。

第一部隊のみんなで話していたら村田大将がいつの間にかいた


「この近くの地域で剣に機械を埋め込んで身体能力を強化すると言う剣が市場に出回っているらしい

そこで、君たち第一部隊に調査してほしい

これは、任務だ」


「了解!」


と言い僕たちは手当たり次第情報を集めることにした。

僕たちは情報をもとにスラム街にあることがわかったしかし、スラム街はとても広いそのためため第一部隊を半分にすることにした。チームはこうだ、国立、騎士川、五十嵐ペアと僕と滝原ペアになった。


「私、刀馬とがいい」


「ほら、行きますよ真紀さん」


「やだやだやだ」


と言って、国立が真紀さんを引きずりながらスラム街の西側へと向かって行った。そして僕は美玲さんと一緒にスラム街の北側に向かって行った。


「ここれへんに武器屋があるはずなんですけどね美玲さんここにどう行けばいいか分かりますか?」


「と、刀馬くんと二人っきり…」


「美玲さん...」


「ごめんなさい、ボーとしてて」

「今ここだからこう行けば武器屋に行けるんじゃない」


「あ、なるほど」


にしても、美玲さんがボーとしてるなんて珍しいな


「場所わかった?」


「はい、多分この場所だと思います」


「それじゃあ行こうか」


といい、美玲さんはなぜか知らないですけど腕を組んできた

まて、この柔らかい感触は…


「ちょっと美玲さん…」


「真紀とはいつもしてるくせに私ではダメなの?」


と、涙目で言われてはどうも対処ができずごまかすようにと言うか事実を口にした


「いえ、そんなことは…」


僕は別に女性が嫌いなわけじゃないでもこう言う場面にかぎってセルスティーナを思い出してしまう。


「じゃあ、いいでしょ」


と言いまた腕を美玲さんに組まれる

美玲さんのことはすごく可愛いと思う

僕は剣術で繋がっている女子が大好きな欲が強いやつなんのだろう

しかし将来、僕はその中から一人だけ妻を選ばなければならない

僕が一人の妻を選ぶとそれ以外の女性を傷つけてしまう

ならば、いっそリーナには申し訳ないが誰とも付き合うべきでわないのであろうか

そんなことを考えていたら闇市の奥にある武器屋にいた


「失礼しまーす」


中に入るとたくさんの武器が置いてあった。

店主が出て来ない…


「あの、すみません」


と少し大きな声で呼んでようやっと体のでかい店主が出てきた。


「いらっしゃい」


「今店で違法なやつある」


「これのことかい、標準補助がついてないやつ」


「違う、俺が言ってるのは機械を埋め込んだ剣のことだ」


「お客さん、すまんが俺のところでは扱っていねえ」

「だが、ビルさんのところなら…」


「ちょっと待てお前、ビルを知っているのか?」


「ええヘイ、ビルさんといえばこのスラム街で一番の武器屋ですから」


「分かったありがとうまたいいのが入ったら教えてくれ」


「分かりやした」

「ありがとうございやしたまたのお越しを」


と店主が言ったの確認して店のドアを閉めた

そして僕たはさっきの武器屋の店主の情報をもとにビルの武器屋に向かって歩いているときに美玲さんが質問をしてきた。


「刀馬くん」


「なんですか美玲さん」


「ビルさんと刀馬くんはどう言う関係なの?」


「俺とビルがあったのは俺がまだ五歳の時だった、俺はまだ親に真剣を持つことが許されなかったため木刀で毎日練習していたそれをビルが毎日見ていたらしんだ。武器屋であったビルは俺に初めて真剣をくれた人なんだこの意味が美玲さんわかるよね?」


「うん、剣術において剣を与えたものが父なりと言う言葉が確かあったわ」


「そう、俺にとってビルは父親同然みたいな人なんだ」


そんなことを話していたらビルの武器屋についていた。


「いらっしゃいま…」


「刀馬?刀馬じゃねえか!」


店の中に入ると一人だけ怪しい武器を持っている奴がいた。


「久しぶりビル」

「さっそくで悪いんだがちょっと話があるんだ」


「またやばい話か…」


と言ってため息をついて店の中を抜けて裏の路地に連れて来られた。


「で、刀馬その子とはどう言う関係だ」


と、耳元でビルがささやいてくる


「その子って、美玲さんのこと」


「うんうん」


と言いながらビルはまるで鼻の下を伸ばすかのようにこっちを見てくる


「そんな関係じゃねえよ」

「それより、最近チップを剣に埋め込んで身体強化される奴知らないか?」


「それならうちにあるぞ」


「見せてくれ」


「これだが…」


「ちょっと使ってもいいか」


「え、待ってお前が使ったら…」


僕はそんなこと御構い無しに剣を振ったら隣にあったビルが倒壊してしまった。


「だから言ったのに」

「お前が使うとそこらの初心者じゃないんだからビル一つは軽く壊せるぞ」


「美玲さんこのことを村田大将に伝えてください」


「村田大将!滝原美玲です、現在スラム街北西の武器屋を調査中違法な剣と見られるのを発見して小早川大佐が剣を振ったところビル一つが倒壊しました」


「そうか、刀馬大佐にかわれ」


「はい」


「村田大将から」


と言って美玲さんが携帯電話を渡してくる


「お電話代わりました小早川です」


「刀馬お前帰ったら謹慎処分だから覚悟しとけ」


「ですよねー」


「それに、帰ったら娘がいると思うからな」


「どう言うことですか村田大将」


「いや、なんでもない」


と言って彼は電話を切った。

村田大将が言ってたことはどうせ後でわかるとして今はこの武器の特定元を調べなければ


「ビルこの武器どこで手に入れた?」


「西のスラム街にあるポンドっていうお店だけど」


「ビルこれ以外にこの剣と同じのを持っているか」


「いや、これだけだけど…」


「これ、一様預かっていいか?」


「ああ、構わねーぞ」


「国立にも伝えてくれ美玲さん!」

「そこのポンドっていう武器屋で待ち合わせで」


「わかった」


「じゃあ、またなビル」


「おう、またな!」


ビルの武器屋を後にして美玲さんとポンドという武器屋の前についたころ一人の男性がこちらに飛ばされてきたそいつはどこかで見たことのあるやつで(いやー、どこかで見たことあるやつだな)


「あー、国立だ」


「って、お前何してるの?」


「俺たちがこのスラム街にいることがバレている奴ら強いぞ」


と、国立や真紀さんたちが倒れてボロボロになりながらいう


「死ねー」


相手の攻撃を受け流しながら僕は言った


「あ、ほんとだすごくパワーと速度だね」

「だけど、この剣だったらどうかな」


僕が取り出した剣はさっきビルからもらった違法な武器だった。


「貴様、なぜその剣を持っている」


「いやー、知り合いに借りちゃって」


「貴様!」


「ほいっと」


一振り僕が剣を振るうだけで周りの敵は全滅した


「わ!!」


と言いながら敵は倒れた

一人だけまだ息がある奴がいてこいつが主犯格なようだ


「別に大したことじゃないけど、うちの隊員傷つけたからこれくらいはね」


と言って僕は彼の右腕を切り落とした。

(でも、何かが不自然だこんな頭の悪い連中がこんないい武器作れるわけがないとすると…)

店から走って出てくる一人の少年がいた

(まさか…)

その子を追いかけて腕を掴む


「待て」


「この武器の中に入ってた身体能力強化するチップお前が作ったな」


「は、はい」


「ちょっと、日本剣士軍本部までご同行してくれるかな」


と言って僕は彼とともに本部に帰還した。


「村田大将、ただいま戻りました」


「ご苦労小早川大佐」


と僕と村田大将の会話聞いて彼はこう言った。


「お兄さんってえらい人なんですか」


「そうなるかな」


と、僕は照れながら彼に言う。

村田大将は僕の耳元で...


「ああ、そうだ謹慎処分になる前にこの子を取り調べしてくれ」


(げっ、すっかり忘れてた俺謹慎処分人になるんだ)


「わ、分かりました」


「ちょっと、取調室いこ色々と話したいことあるから」


と彼を取り調べ室に連れていった


「で、君はどうしてあんなすごいもの作ったの?」」


「お金のためです」


「だったら、剣士軍のエンジニアになればいいじゃないか」


「無理に決まってるじゃないですか、いまの僕の身分じゃあ」


「なるほどね」


「じゃあ俺が君を剣士軍のエンジニアにしてあげる」


「ほ、ほんとですか」


「ああ、約束しよう」

(といったものの、正直俺の地位でも五分五分なんだが)


(隊のメンバーを怪我までさせて村田大将許してくれるかな)

大将のところに向かって事情を話すと


「構わんぞ」


「え、そんなあっさりでいいんですか」


「もともと、あの子はこのままだったら死刑になるところだったからな君が救ってくれると信じていたよ」


彼は苦笑いしてこちらに手を振りながら…


「じゃあ、また」


と、またどっかに消えてった。


少年に事情を話すと彼は泣きながら


「ありがとう、ありがとう」


と繰り返すばかりであった。


「そう言えば君の名前は?」


「中島康太です」


「康太かこれからよろしくな」


「こちらこそよろしくお願いします」


と康太はニコニコとした表情で笑った


こうして僕たちに新しい仲間が増えた


この、小説を読んでいる読者様へ

小説情報の中に異世界と書いてありますがこれからちゃんと異世界学園ラブコメになるのでご心配には及びません。あと、最近小説投稿遅くなってすみません。中途半端でやめたりはしないのでご心配なく完結までしっかり書きます。8月入る頃から少し忙しくなるのでしばしば小説投稿が遅くなったり無かったりするかもしれませんがご了承願います。基本的には毎週土曜日の午前11時に投稿するように設定してあります。しかし、ごくまれに平日など投稿もあり得るのでこちらもご了承願います。

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