2−2早めの敵襲来そして第一部隊敵のアジトへ
「なんだこの人数は…」
「刀馬!」
「リーナ無事たったのか」
「うん、私は…」
とリーナは自分だけがまるで助かったかの会うように言う。
どうしたんだろうリーナこんなに落ち込んでしかも制服がボロボロだし...
「ごめんなさい、美粉さんが私を助けようとして…」
リーナは泣き目になりながらもその時の事情をはっきりと伝えてくれた。
「美粉が…」
「なんだて…」
嘘だろいくらリーナを助けたとは言え美粉がケガをするなんて...そう言えば村田大将が今回のテロ組織は戦闘レベルが高いと言っていたな。またあの時みたいに大切な人を失ってしまうのか...そんなのやだ
僕は持てる限りの体力で妹の元へと向かった
「美粉!」
「大丈夫だ軽い怪我で今は気を失ってるだけだ」
「姉さん…」
「来て早々で悪いのだが前線で出てくれ刀馬」
「ああ、もちろんさ このまま引き下がってたまるか」
「その前に刀馬、回復薬を飲んどけ」
「サンキューな姉さん」
姉さんがくれた回復薬は僕が知っているどんな回復薬よりも高価な回復薬だった。それだけ、学園が危機と言う事だろう。
しかし、なぜ姉さんは戦いに参加しないのだろう?そんなことを疑問に思ったがそれよりも学園みんなが心配だ。
「ここでは、学園長と呼べとあれほど言ったのに…」
姉さんは、何か言いたげな顔をしていたが僕はそれを無視して学園長室を飛び去って校庭へと向った。
「このままじゃあうちの生徒全員倒される生徒会長だったら倒せるかもしれん」
「こんな時に、生徒会長がいたら…」
「生徒会長!!」
間に合ってよかった、いいタイミングだったかな?
後から、リーナが追いつく。
「リーナって足遅いんだ〜」
「な、何よなんか文句でもある?」
「いいえ〜別に〜」
「あんたなんてテロリストに燃やされて殺されちゃえばいいのよ」
「どんな、殺され方だよ!」
「まぁ、リーナの言うとうり殺されに行ってくるよ」
「全員一度引け俺が出る」
「あなた正気なの?」
「ああ、バカ正気だ…」
「心配してくれてるのか?」
「し、心配なんてしてないわよバカ」
「それじゃあ、行ってくる」
「刀馬、待って私も一緒に…」
「小早川流初伝龍殺し」
「わー」
「隊長!敵の前衛陣が全滅しました」
「やっと、学園高レベルの剣術者が出て来ましたか」
「一度、部隊を学園から引かせろこちらも、高レベルの剣術者を出す準備をしとくように」
「わかりました!」
「敵が引いた、にしても生徒会長はなんでああも平気に人を殺せるまるで悪魔だ」
「刀馬ケガは?」
「大丈夫だリーナ」
そんなことを話していたら車の音が聞こえた
この音は、73式小型トラックまさか…
校庭の中に入って来た73式トラックから剣士達が出て来た。
「あれは、日本剣士軍…」
待って、あの部隊は第一部隊!
どうしてここに、村田大将は俺に任せてくれるって...
「ご無沙汰しています刀馬のお姉さん」
「久しぶりだな国立、調子はどうだ」
「まあまあですかな」
「時間があったら手合わせでもするか?」
「また今度の機会に…」
やめとけ国立、うちの姉さんと剣を合わせる事はしに等しい覚悟が必要だ。
「あれって刀馬、まさか」
「ああ、そのまさかさ」
「日本剣士軍第一部隊だ」
「私、ずっと昔から第一部隊に入るのが夢なの」
「やめとけ」
「なんでよ?」
「人とを殺しすぎて剣を嫌いになる...」
「え?」
「いや、なんでもない」
周りにいた生徒達もどの部隊か服についてある紋章を見て気づいた。
「あれって、第一部隊じゃないか?」
「あの、最強の部隊」
そう、俺の所属していた第一部隊だ。
その時だったh一人の女性か僕に向って来た。
まさかこの人は...
「久しぶりだね刀馬くん」
「真紀さん、どうしてここに」
この人は騎士川真紀さん俺より二つ上の先輩で俺と同じ剣術7種族に入る名家の娘で第一部隊に入ったきっかけは俺のことが好きだからだそうだ。しかし、彼女の実力は本物だ。
それより真紀さんむから始まってねで終わるものが僕に当たってるんですが…
「えー!第一部隊の美人な女性が生徒会長に抱きついた!!」
やば、生徒達に目撃された…。
また俺の評判が悪くなる
うう...
「久しぶりだな元気そうで何よりだ」
「国立…」
こいつは国立龍馬同じ年の幼馴染で昔から同じ剣術育成機関にいた親友だ。
なお、こいつの父親は総理大臣だ。
「久しぶりね、刀馬くん」
「久しぶり、刀馬」
「それに、美玲さんと哲也まで…」
この二人は同級生の滝原美玲と後輩の五十嵐哲也だ。
「ど、どういうことどうして刀馬がなんなに第一部隊の人と仲がいいのよ」
「それは…」
俺がどんな言い訳をしようかと考えていたところに
国立がフォローしてくれた。
「話は、後だ学園の中でしよう」
学園の会議室を入ると村田大将もいたさっきヘリコプターの音がしたから上から降りて来たんだろう。
「ご無沙汰しております村田大将」
「久しぶりだな刀馬この前の電話以来か...」
「そうですね」
「学園の生徒会も集まっているな」
「それじゃあ現在の状況を伝えよう」
「現在、私たち日本剣術軍は国際テロ組織タクティクスと別の場所で交戦中だ」
「村田大将」
「なんだ、小早川大佐」
「その呼び方はやめてください人前だと恥ずかしいので」
「それじゃあ日本剣士軍第一部隊隊長とでも呼ぼうか」
「まぁ、それでいいです」
「それと、どうして俺に任せた任務に第一部隊がいるんですか?」
「お前に任せたのはあくまで学園を守ることだそれと、学園の近くに敵のアジトがあるのが判明した」
「それに、私の娘が次の学期から入る学校だからな少し見学を…」
「何か言いましたか村田大将?」
「いや、なんでもない」
いかんいかん、まだ刀馬には時期妻になる我が二人の娘が学園に転向してくることをまだ伝えてはダメなんだ。
「お父様!私と実里が転向することを刀馬さんにはくれぐれも言わないようにお願いします」
「国家機密と同様のあつかいで」
「わ、分かった」
って言われてるから言えないなー
それよりも刀馬にも出動命令を出さないと...
「さて刀馬覚悟はできていると思うが君も出動してもらうよ」
「え、どういうこと?」
リーナは、まだ状況を飲めないみたいであたりを見回している。
「日本剣士軍の大佐そして第一部隊小早川刀馬隊長に出動命令を出す」
「え、どういうことよ刀馬?説明して」
「話は、後だ帰ってするから。それと学園にはいつ帰ってくるかわからない」
「待って、刀馬」
「ちゅっ」
「無事に帰って来てね」
「ああ、もちろんさ」
「それじゃ私もちゅっ」
「何やってるんですか真紀さんここではそう言う事をやめてください」
「えーいいじゃん刀馬くんのケチ」
「ここでは…」
「どういう事かしら刀馬?」
「いや、これには深い事情が」
「そうですか、帰ったらたっぷり聞きますから無事に帰って来て」
「分かった」
「それじゃあ、行くか第一部隊のみんな」
「おう!」
こうして、僕ら第一部隊は学園を後にして敵のアジトに向かうのだった。